こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
イギリス大学院の修士課程は何年で終わる?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- イギリス大学院の修士課程が何年制かわかる
- イギリス大学院の特徴がわかる
- イギリス大学院へ留学する方法がわかる
私はイギリスにあるLeeds大学院に留学していました。
大学院留学で書くことになる卒業論文の厚さは約1cmです
— 舞原@イギリス院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) March 13, 2021
ご査収ください pic.twitter.com/0jMGm0ZIou
(Leeds大学院留学体験記はこちら↓)
この経験からイギリス大学院の特徴をわかりやすく解説するので、イギリス大学院留学を検討中の人は参考にしてくださいね。
目次
イギリス大学院の修士課程は何年?

イギリス大学院の修士課程は1年制です。
私はイギリスのLeeds大学院に留学しましたが、1年で修士課程を修めました。

しかし、厳密には1年3ヶ月と言った方が正しいかもしれません。
多くのイギリス大学院では、9月に入学し卒論を翌年の9月に提出、そして学位授与式が12月に行われます。

参考:イギリス大学院修士の1年【入学〜卒業はこんな感じです】
12月の学位授与式とは、いわゆる卒業式のことで、この学位授与式をもって、正式に修士号が取得できますよ。
なぜ、9月から12月の間に3ヶ月間の空白があるかと言うと、卒論の評価を行うため。
卒論の評価がされ、無事合格に必要な単位を全て取得した学生が学位授与式に参加できますよ。
また、一般的に、イギリス大学院は1年制と言えるものの、2年制のコース(学科)も提供するイギリス大学院が一部います。
例えば、London School of Economics and Political Scienceが1年制のコースに加え、2年制のコースも提供していますよ。
参考:LSE大学・大学院の全て【ランキングや偏差値、学費など】
とは言え、ほとんどのイギリス大学院の修士課程は1年制なので、上記のようなイギリス大学院は例外だと思ってください。
イギリス大学院修士課程の特徴6つ

イギリス大学院の修士課程は1年制と解説しました。
1年制であること以外にも、多くの特徴があるので合わせてご覧ください。
- イギリス大学院の特徴6つ
- 入学難易度が低い
- 留学費用を抑えられる
- 休みが少ない
- 修論作成期間が3ヶ月
- 教育の質が平均的に高い
- 卒業後2年の就労ビザが下りる
入学難易度が低い
イギリス大学院の入学難易度は低いです。
- イギリス大学院の合格難易度が低い理由
- 入試制度が無く誰でも挑戦できる
- 研究計画書を書く必要が無い
- GPAが低くても出願できる
- ローリング制度で早い者勝ち
- 日本人留学生は優遇される
- 英語力が低くても進学できる
- 合格保証付きの進学方法がある
参考:イギリス大学院合格率は75〜100%【難易度が分かります】
色々理由はありますが、特に③⑥⑦が大きな要因でしょう。
イギリス大学院だとGPAが0.5〜1.0上昇する可能性がありますし、英語力が不十分でも合格可能です。
また、合格保障付きの大学院進学準備コースがあるので、確実に留学することもできます。
上述のような理由から、私もリーズ大学院以外に、2校のイギリス大学院から合格を得ました。
そのため、イギリス大学院の入学難易度は低いと言えるのではないでしょうか。
留学費用を抑えられる
イギリス大学院は1年制のため、留学にかかる費用を大きく抑えられるでしょう。
以下はアメリカ大学院にかかる留学費用との比較です。
- アメリカ大学院留学にかかる費用(2年)
- 学費:500〜1,200万円
- 滞在費:200〜240万円
- 生活費:160〜200万円
- 合計:860〜1,640万円
- イギリス大学院留学にかかる費用(1年)
- 学費:300〜550万円
- 滞在費:60〜100万円
- 生活費:80〜100万円
- 合計:340〜750万円
参考:海外大学院の費用が安い国はここ【国別で比較もできます】
アメリカの大学院だと、最低でも800万円の留学費用がかかりますが、イギリス大学院だと約半分の留学費用で済みますよね。
そのため、イギリス大学院へ留学することで、1年分の留学費用を節約できるでしょう。
(イギリス大学院留学費用の詳細は以下が参考になります)
参考:イギリス大学院費用は550万円【学費はこれでも安いです】
休みが少ない
イギリス大学院は長期休みが1ヶ月ほどしかありません。
理由は、通常2年かけてやるカリキュラムを1年にギュッと凝縮しているためです。

3ヶ月程の長期休暇があるアメリカ大学院と比較すると、イギリス大学院は休みが少ないと思われるかもしれません。
しかし、カリキュラムによって、全休の曜日が出てきますし土日はしっかり休みです。
参考:イギリス大学院修士の1年【入学〜卒業はこんな感じです】
そのため、1ヶ月あれば十分休息は取れますよ。
卒論作成期間が3ヶ月
イギリス大学院は1年なので卒業論文も1年の内に仕上げます。

他の国の大学院だと1年目で専攻を学び、2年目に研究をしますよね。
しかし、イギリス大学院では3ヶ月間で卒業論文を仕上げます。
A4一枚が50〜70ページくらいの量ですね。

3ヶ月と短い期間ですが、十分やり切れると思いますよ。
心配な人は事前に卒論の書き方を勉強しておくと良いでしょう。
留学まで何すればいいかわかんない人は卒論の書き方を事前に勉強しとくとよい
— 舞原@院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) March 24, 2022
【理由】
・卒論単位は落としたら一発アウト
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Amazon:The Undergraduate Research Handbook (Macmillan Study Skills)
もし、提出が期日までに間に合いそうになければ、提出日延期の交渉を教授にすることも可能です。
教育の質が高い
イギリスには世界大学ランキングでTOP100にランクインする大学が数多く存在します。
以下の表は世界大学ランキングでTOP100の大学数を国ごとに分けています。
アメリカ | 38校 |
イギリス | 11校 |
オーストラリア | 6校 |
カナダ | 5校 |
日本 | 2校 |
アメリカは国土が大きいですし、人口も多い経済大国なので多くの大学がランクインしてもおかしくないでしょう。
しかし、日本の本州くらいの面積しかないイギリスでも10校以上の大学がTOP100に入っているのがわかりますよね。
また、世界TOP101位〜200位も多くのイギリスの大学がランクインしています。
そのため、イギリスの教育レベルはかなり高いと言えるのではないでしょうか。
卒業すると2年の就労ビザが下りる
イギリス大学や大学院を卒業した留学生は最大で2年間有効の就労ビザが下ります。
参考:Guide: the UK Post-Study Work Visa for graduates
そのため、イギリス大学院卒業後、イギリスのような海外で就職したい人には大きいメリットでしょう。
イギリスのどの大学院に留学すべきか

イギリス大学院の特徴6つを解説しました。
イギリス大学院に留学したい気持ちが強くなった!って人は、以下のような疑問点が浮かんでいると思います。
イギリスのどの大学院に留学するのが良いのだろう…?
イギリスにはどんな大学院があるのか、調べる時間が無い人向けに、個人的にオススメなイギリス大学院を解説しました。
また、イギリスでTOP10の大学院はこちらから確認できます。
上記2つの記事を参考にイギリス大学院を選定してみてくださいね。
イギリス大学院へ留学するには

イギリス大学院へ留学するには、出願して合格をもらわねばなりません。
- イギリス大学院に出願する書類
- 英語力を証明する公的書類
- 志望動機書
- 推薦状2枚
- GPAが記載された成績証明書
- 履歴書(必要な場合)
1人で上記の書類を準備して出願は可能ですが、分からないことも多いしかなり大変です。
そのため、イギリス大学院留学サポートに実績あるエージェントを活用すると良いでしょう。
beoというエージェントだと、イギリス大学・大学院の合格率は99%以上をマークしている他、以下のようなメリットがあります。
- イギリス大学院留学でbeoを利用するメリット
- 合格実績がTOPレベル
- カウンセラーの質が高い
- 合格者の志望動機書が閲覧可能
- 合格保証付きの大学院進学準備コースを提供
- GPAの再計算ができ0.5〜1.0上がる
私もbeoを利用したことで、3校のイギリス大学院から合格をもらうことができました。
そのため、イギリス大学院留学を検討中の人はbeoに相談してみてくださいね。
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最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
イギリス大学院修士課程の期間と特徴を解説しました。以下は要約です。
- イギリス大学院の修士課程は1年
- イギリス大学院の特徴6つ
- 入学難易度が低い
- 留学費用を抑えられる
- 休みが少ない
- 修論作成期間が3ヶ月
- 教育の質が平均的に高い
- 卒業後2年の就労ビザが下りる
バタバタした1年ですが、その分充実した日々を送ることができますよ。
イギリス大学院留学を検討中の人は以下の記事も役に立ちます。
それでは!