プリセッショナルは受けるべきか【イギリス大学/大学院】

プリセッショナルコースはイギリス大学/大学院留学に必要か 大学院留学

こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。

プリセッショナルって?
プリセッショナルは誰が受けるべき?

上記のような疑問にお答えします。

  • 本記事の内容
    • プリセッショナルコースの詳細がわかる
    • プリセッショナルは誰が受けるコースかわかる
    • プリセッショナルよりおすすめのコースがわかる

私はイギリスにあるリーズ大学院に留学をしました。

(リーズ大学について知る↓)

リーズ大学の偏差値やランキングなど

リーズ大学の全て【偏差値やランキング、レベルなど】

この経験からプリセッショナルコースについてわかりやすく解説するのでイギリス大学や大学院へ留学をする予定の人は参考にしてくださいね。

プリセッショナルコースとは

就職
  • プリセッショナルコースとは
    • 留学生向けに開講される英語教育プログラム。大学、もしくは大学院が始まる前に受講をすることで授業に必要な英語力を身につけてから入学ができる。

プリセッショナルコースは入学予定のイギリス大学や大学院で受講が可能です。

そのため、英語力に不安がある人は入学前に現地のキャンパスで勉強してから学生生活をスタートできますよ。

プリセッショナルコースの特徴

大学院留学

プリセッショナルコースには以下のような特徴があります。

  • プリセッショナルコースの特徴
    1. 授業に必要な英語力を磨ける
    2. 入学条件のIELTS不足分を補える
    3. 同じコースの人と勉強できる
    4. 進学予定のキャンパスで受講できる

授業に必要な英語力を磨ける

プリセッショナルコースは、留学生の英語力を補い、自信を付けさせるプログラムです。

そのため、このコースを通じて英語の講義や議論、レポートやプレゼンなどに必要な英語力を身につけられるでしょう。

入学条件のIELTS不足分を補える

プリセッショナルコースは、出願した大学や大学院から合格をもらった人が受けられます。

  • 合格の種類
    1. Conditional offer(条件付き合格)
    2. Unconditional offer(無条件合格)

IELTSスコアが出願要件に満たしている人は②の無条件合格を得られるでしょう。

しかし、IELTSスコアが出願要件に満たしていない場合、①の条件付き合格がもらえます。

  • Conditional offer(条件付き合格)の例
    • 出願要件のIELTSスコアが6.5に対し、出願したIELTSスコア(現保有スコア)が5.5

ある期日までに「出願要件の英語力がある証明をすること」を条件として、Conditional offerが出されますよ。

英語力の証明には以下のような方法があります。

  • Conditional offerの条件を満たす方法
    1. 入学までに出願要件のIELTSスコアを提出
    2. プリセッショナルコースを受講し規定の成績を取得
    3. NCUKの進学準備コースを受講し規定の成績を取得(NCUK加盟校進学の場合)

参考:Conditional offer(条件付き合格)後にすべきことはこれ

上記の内、条件を満たす方法として②のプリセッショナルコース受講があります。

同じコースの人と勉強できる

プリセッショナルコースのクラスメートは専攻予定のコース、もしくはその専攻に近しい人で構成されます。

そのため、入学前から同じコースの人と知り合うことができますよ。

進学予定のキャンパスで受講できる

プリセッショナルコースは、合格が出された大学や大学院で受講が可能です。

そのため、入学前から進学先の設備(教室や図書室、自習室など)を利用でき、事前にキャンパスに馴染むことができるでしょう。

留学初期の不安な気持ちを払拭できるね

プリセッショナルのカリキュラム

IDP Education公認問題集の評価

プリセッショナルコースのカリキュラムは進学先のイギリス大学や大学院によって変わるでしょう。

しかし、そこまで大差はないためサウサンプトン大学を例に解説します。

  • プリセッショナルコースのカリキュラム
    1. Academic Reading
    2. Academic Writing
    3. Academic Listening
    4. Academic Speaking
    5. Independent Learning(自学習など)

4技能(R,W,L,S)に加え、Weekly Lecturesといった講義も開講され、専攻予定の科目の授業も受講ができますよ。

また、上記の授業は以下の方法で評価されます。

  • プリセッショナルコースの評価方法
    • Examinations(筆記・口頭試験)
    • Essays(エッセイ)
    • Reports(レポート)
    • Presentations(プレゼン)
    • Seminars(議論・ディスカッション)
    • etc.

ある程度良い成績を取ることはかなり重要でしょう。

なぜなら、規定の成績が取れないとConditional offerの条件を満たせず不合格になるからです。

規定の成績が取れず不合格になる人は毎年いるよ

そのため、日々の勉強をしっかりしておきましょう。

とは言え、イギリス大学や大学院側は受講者を落とすために試験をする訳ではありません。

チューターが定期的に学習のアドバイスをしてくれたり、勉強のガイダンスをする会が開かれたりとサポートをしてくれますよ。

参考:
English for Academic Purposes Pre-Sessional Programmes
サウサンプトン大学の全て【留学難易度やランキングなど】

プリセッショナルコースの出願要件

personal statement
  • プリセッショナルコースの出願要件
    1. Conditional offer(条件付き合格)をもらっている人
    2. Unconditional offer(無条件付き合格)をもらっている人
    3. 最低限のIELTSスコアを持っている人

プリセッショナルコースは、出願したイギリス大学や大学院から合格があり、その学校へ進学予定なのであれば誰でも受けられます。

イギリス大学や大学院によって、まだ出願をしていない人や別大学に進学予定の人でも受講できる場合があるよ

ただし、学校によって最低限保有すべきIELTSスコアが決められているので、進学先の出願要件は調べておきましょう。

大学(ファウンデーションコース)ならIELTS 4.0以上、大学院ならIELTS5.0以上のように、イギリス大学や大学院によって最低限必要なIELTSスコアが定められていますよ。

プリセッショナルコースの受講期間

スケジュール

プリセッショナルコースの受講期間は保有するIELTSスコアにより変動します。

また、イギリス大学や大学院によって受講期間も変動します。

そのため、正確な期間は進学先の大学や大学院で検索してみてください。

本記事ではリーズ大学・大学院の受講期間を例に解説します。

出願要件のIELTSスコアに対して「保有スコアが0.5刻みでどのくらい離れているか」で記載しますね。

  • プリセッショナルコースの受講期間(休暇含む)
    1. 必要なIELTSスコアを満たしている:約1ヶ月半
      • (開講していないイギリス大学・大学院もあります)
    2. 必要なIELTSスコアが0.5足りない:約4ヶ月
    3. 必要なIELTSスコアが1.0足りない:約8〜9ヶ月
    4. 必要なIELTSスコアが1.5足りない:約12ヶ月

参考:Language Centre

IELTSスコアが0.5足りないだけでも4ヶ月は受講しないといけないね

プリセッショナルコースの費用

奨学金

プリセッショナルコースの費用は受講期間により変動します。

先ほど解説した以下の受講期間をもとに解説しますね。

  • プリセッショナルコースの受講期間(休暇含む)
    1. 必要なIELTSスコアが0.5足りない:約4ヶ月
    2. 必要なIELTSスコアが1.0足りない:約8〜9ヶ月
    3. 必要なIELTSスコアが1.5足りない:約12ヶ月

上から順番に費用を記載します。

  • 2024年度プリセッショナルコースの費用(£1=180円)
    1. £6,027(約108万円)
    2. £12,054(約217万円)
    3. £17,462(約314万円)

参考:Language Centre

出願要件のIELTSスコアから、保有スコアが0.5離れているくらいなら学費はそこまで高くないかも知れません。

しかし保有スコアが1.0〜1.5離れてしまうと学費はかなり高くなります。

またプリセッショナルの場合、学生寮などの現地の滞在費も考慮しないといけませんよ。

1ヶ月£600(約11万円)くらい

そのため、プリセッショナルコース受講を検討している人はNCUKの進学準備コースを受けるとよいでしょう。

詳しくは後述します。

プリセッショナルコースが向いている人

大学院留学

上述の解説から以下のような人にプリセッショナルコースが向いているでしょう。

  • プリセッショナルコースに向いている人
    1. Conditional offer(条件付き合格)をもらっている人
    2. 入学前に英語に慣れておきたい人
    3. 入学前に現地のキャンパスに慣れておきたい人

しかし、①②の理由でプリセッショナルコースを受けたい場合、NCUKの進学準備コースの方がおすすめです。

プリセッショナルよりNCUKがおすすめ

beoで大学・大学院留学

NCUKとはイギリスの著名な大学が集まった英国大学連盟です。

プリセッショナルコースを受けるならNCUKの進学準備コースを受ける方が良いしょう。

  • NCUKの進学準備コースがおすすめな理由
    1. NCUKの方が費用が最大100万円以上安い
    2. 特定の大学・大学院から合格を得ていなくてもよい
    3. NCUK加盟校へ進学保証が付く
    4. NCUK加盟校ならIELTSスコアが免除
    5. カリキュラムがNCUKの方が充実
    6. 教育レベルがかなり高い
    7. 日本から受講できる(滞在費を節約可能)

①に関して、大学(ファウンデーション)と大学院で比較すると、

  • 費用比較
    • 大学(ファウンデーションコース)
      • プリセッショナルコース:108〜314万円
      • NCUK Pre-IFY:27万5千円(NCUKのファウンデーションコースを受講する前提)
    • 大学院
      • プリセッショナルコース:108〜314万円
      • NCUK MP:153万5千円

大学においてはどのIELTSスコアでもNCUKの方が学費がかなり安く済みます。

大学院においても、進学に必要なIELTSスコアに対し、1.0以上離れているならNCUKの方が格段に安いでしょう。

また、②③についてですが、どこかの大学や大学院から不合格となっても以下のようなNCUK加盟校に進学できる保証が付きます。

NCUK加盟校一覧
参考:Our Universities

プリセッショナルコースでは規定の成績を取得できないと進学できないリスクがありますが、NCUKにはそのリスクがありません。

他のおすすめ理由は割愛しますが、上記のような理由からNCUKの進学準備コースがおすすめではないでしょうか。

詳細は以下からご覧ください。割引特典の説明もしています。

【NCUK“大学”進学準備コース】

イギリス大学はファウンデーションコース

NCUKファウンデーションコース【イギリス大学進学向け】

【NCUK“大学院”進学準備コース】

大学院進学準備

NCUK大学院進学準備コース概要/評価【知らないと損です】

注釈)
 IELTSスコアが免除されるのはNCUK加盟校のみです。NCUK加盟校以外へ進学したい場合は、別途IELTSスコアを提出か、もしくはその大学や大学院のプリセッショナルコース受講が必要です。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。

プリセッショナルコースについて解説しました。以下は要約です。

  • プリセッショナルコースとは
    • 留学生向けに開講される英語教育プログラム。大学、もしくは大学院が始まる前に受講をすることで授業に必要な英語力を身につけてから入学ができる。
  • プリセッショナルコースの特徴
    1. 授業に必要な英語力を磨ける
    2. 入学条件のIELTS不足分を補える
    3. 同じコースの人と勉強できる
    4. 進学予定のキャンパスで受講できる
  • NCUKの進学準備コースの方がおすすめな理由
    1. NCUKの方が費用が最大100万円以上安い
    2. 特定の大学・大学院から合格を得ている必要がない
    3. NCUK加盟校へ進学保証が付く
    4. NCUK加盟校ならIELTSスコアが免除
    5. カリキュラムがNCUKの方が充実
    6. 教育レベルがかなり高い
    7. 日本から受講できる(滞在費を節約可能)

プリセッショナルコース受講を検討している人はNCUKの進学準備コースを検討してみてくださいね。

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それでは!

〜ここからは留学生や日本の学生向けです〜
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