こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
イギリス大学院へ留学をするためには一体何をすればよいでしょうか。
イギリス大学院留学までにどんな作業があるのだろう?
上記の疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- 留学するイギリス大学院の選定方法がわかる
- 出願に必要な書類と準備する方法がわかる
- 上記のスケジュール感がわかる
私はイギリスの大学院(Leeds大学院)から合格をもらうことができ大学院留学を実現しました。
この経験からイギリス大学院へ留学するためにやることをわかりやすく解説するので、イギリス大学院留学を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。
(前回の記事はこちらです)
目次
イギリス大学院出願に向けてやること

イギリス大学院留学するにはまず志望するイギリス大学院へ出願し、合格をもらう必要があります。
- イギリス大学院へ出願し合格をもらう流れ
- イギリス大学院の選定
- 出願書類の作成
- 出願書類の提出
1つずつ解説していきます。
イギリス大学院の選定

1つ目が「大学院の選定」です。
「どこのイギリス大学院に留学したいか」は次のことを意識して選びましょう。
- イギリス大学院の選び方
- 大学院で何を学びたいか
- 世界大学ランキングをもとに大学院を比較
- 留学したい大学院のウェブサイトを訪れる
大学院で何を学びたいか
まずは「自分が何を学びたいか」決めましょう。
なぜなら、大学院毎に強みを持つ学問が違うからです。
また、大学院によってある学科と無い学科があります。
なので、自分が何を学びたいかある程度決めておくと、留学したい大学院が絞られますよ。
学びたい分野が決まったら次に大学院を選定していきましょう。
世界大学ランキングをもとに大学院を比較
次にどの大学院が世界で何位にランクインしてるか調べましょう。
以下の調査機関が出しているランキングを基に比較することができますよ。
【世界大学ランキング2021年版】
・QS World University Rankings
・THE University Rankings
どちらか好きな方で構いません。
(イギリス大学院の選定は以下のページも参考になります)
留学したい大学院のウェブサイトを訪れる
最後に留学したい大学院のホームページを見てみましょう。
- イギリス大学院HPで確認したいこと
- どんなカリキュラムか
- 費用はどれくらいか
- 出願要件はどんな感じか
そこでもし出願要件が厳しいなと思ったり、学べる授業があまり魅力的じゃないなと感じたら、またランキングに戻って再検索していきましょう。
最終的には本命1校とそれに近い2校、滑り止めの大学院も1つ決めて合計4校に絞ります。
出願は4校くらいにするのが妥当ですよ。
出願書類の作成

2つ目が「出願書類の作成」です。
留学したいイギリス大学院が決まったら、次に出願書類を用意しましょう。
- イギリス大学院に出願する書類
- 英語力を証明する公的書類
- 志望動機書
- 推薦状2枚
- GPAが記載された成績証明書
- CV(必要であれば)
英語力を証明する公的書類
英語力を証明する書類を用意するには、IELTSを受験しなくてはなりません。
英検やTOEIC、TOEFLは公的書類として扱われないのでご注意ください。
難関大学院だと最低で、overall 6.5以上のIELTSスコアが必要です。
(IELTS勉強方法は以下にまとめてます)
ですが、IELTSスコアの提出は出願時でなくとも入学前までに提出できれば問題ありません。
また、要求するIELTSスコアを取れそうになくてもイギリス大学院へ留学できる方法があります。
詳しくは後述しますね。
志望動機書
志望動機書とは「志望する大学院のコースに入りたい理由」をまとめた書類です。
出願するイギリス大学院によりますが、大体500~600wordsの文量になるでしょう。
(日本語のように1つの文字で1カウントではなく英語では1単語で1カウント)
- 志望動機書の内容
- 1段落目:「そのコースを学びたい理由」と「その大学院が適しているということ」を簡単に触れる
- 2段落目:自分のどんな能力やスキルがそのコースを修了するのに貢献できるかを書く
- 3段落目:自分の英語力が英語圏の大学院でやっていける理由を書く
- 4段落目:「その国で学ぶ必要がある理由」と「その大学院、その大学院のコースじゃなきゃダメな理由」を書く
- 5段落目:キャリアゴールについて→「その職業に就きたいと思ったきっかけ」と「その職業に必要な能力がその大学院のコースで磨けること」、「卒業後はその能力を活かして活躍できること」を書く
- 6段落目:締めとして、「その大学院のコースが合ってること」と「自分が掲げているキャリアに関した目標がそこで学ぶことで達成されること」を書く
(詳細は以下にまとめてます)
大学院によって求められる字数は変わるので、メインの内容を使いまわしながら字数にフィットするよう修正しましょう。
推薦状2枚
推薦状とは、在籍している大学の教授などに「彼(彼女)はこういう人間だからあなたのイギリス大学院にオススメですよ!」みたいなことを書いてもらいます。
これが2枚必要なので、2人の教授に書いてもらわなくてはなりません。
(会社勤めの人は上司など)
1人はなんとかなると思います。
ゼミの教授がきっと快く引き受けてくれるのではないでしょうか。
問題はもう1人誰にお願いするか。
私の場合、関わりのある教授はゼミの先生以外にいなかったので苦労しましたが、以下のやり方で無事2枚目書いていただける教授を見つけることができました。
- 推薦状作成のステップとやり方
- 推薦状作成者の検討
- 推薦状作成の依頼
- 自己PRポイントの共有
- 推薦状の作成
- 推薦状の受け取り
- 推薦状の英訳(必要であれば)
- 推薦状作成のお礼
(詳細は以下にまとめてます)
GPA記載の成績証明書
これは英語に書き換える必要があるので教務課の方にお願いしましょう。
私は申請して3日〜4日くらいかかりました。
もしGPAが低い人でも心配する必要はありません。
理由はGPAは再計算でき、0.5~1.0上がる可能性があるからです。
(詳細は以下にまとめてます)
なので、GPAが低くてもレベルが高い大学院を狙っていきましょう。
CV
CVは履歴書のことです。
志望する大学院によっては、学生でも提出が求められる場合があります。
もしCVも出願求められたら準備しておきましょう。
- CVの構成
- 導入部分
- 学歴
- 経験
- スキル・達成事項
(詳細は以下にまとめてます)
出願書類の提出

3つ目が「出願書類の提出」です。
上記の書類が集まったらようやく出願しましょう。
留学エージェントを利用している人は、エージェントの人が代行して出願してくれますよ。
もし自力で出願する人、各大学院のホームページに”APPLY”みたいなボタンがあるのでそこをクリックし、出願書類をアップロードして完了です。
イギリス大学院出願スケジュール

イギリス大学院の選定方法と出願に必要な書類を解説しました。
上述作業は以下のようなスケジュールで行うと良いでしょう。
- イギリス大学院出願スケジュール
- 9月:イギリス大学院の選定
- 9月〜11月:出願書類の準備
- 11月〜12月:イギリス大学院へ出願
- 12月〜1月:イギリス大学院から合格通知
- 1月〜:ビザや寮の手続きなど
出願自体は入学する年の7月辺りまでできますが、かなり不利なので早めの出願を心がけると良いです。
(詳細は以下にまとめてます)
理想は12月末までに出願が理想ですが、焦ってヘンテコな内容で出願しちゃうのも良くないので、しっかり合格もらえる内容に仕上げてから出願しましょう。
イギリス大学院要求のIELTSスコアが足りない場合

もし志望するイギリス大学院が求める英語要件が満たせそうにない場合は留学を諦めるべきでしょうか。
答えは「否」です。
イギリス大学院へ留学している人の中にはIELTSの十分なスコアを保持してなくても正規留学している人がいますよ。
- IELTSスコアが足りない場合の対処法
- プリセッショナルコース
- NCUKの大学院進学準備コース←推奨
(詳細は以下にまとめてます)
IELTSスコアが足りない人は、上記の方法でイギリス大学院留学を検討すると良いでしょう。
私もNCUK大学院進学準備コースを受けてた
イギリス大学院へ出願するには

かいつまんでイギリス大学院へ出願し合格するまでの道のりを解説しました。
なんとなくこんな感じでやっていけばイギリス大学院に出願できるんだなって理解していただけたかと思います。
ですがやっぱり1人で出願準備を進めていくのは不安ですよね。
言語も英語なので本当にこれで合ってるのかなとか心配になるかと思います。
なので大学院留学エージェント活用すると良いでしょう。
私はbeoを使っていましたが、beoはイギリス大学・大学院の合格率が99%以上をマークしているのでかなりおすすめです。
- 大学院留学でbeoを利用するメリット
- 合格実績がTOPレベル
- カウンセラーの質が高い
- 合格者の志望動機書が閲覧可能
- 合格保証付きの進学準備コースを提供
- GPAの再計算ができる
(↑この記事限定の割引特典もありますよ)
私もbeo利用で3校のイギリス大学院から合格を得ることができましたよ。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
イギリス大学院へ出願し合格をもらうまでのステップを解説しました。以下は要約です。
- イギリス大学院の選定
- イギリス大学院で何を学びたいか
- 世界大学ランキングをもとに大学院を比較
- 留学したい大学院のウェブサイトを訪れる
- 出願書類の作成
- 英語力を証明する公的書類
- 志望動機書
- 推薦状2枚
- GPAが記載された成績証明書
- CV
- 出願書類の提出
本記事がイギリス大学院留学準備の助けになれば幸いです。
イギリス大学院へ留学を検討している人は以下の記事も役に立ちます。