イギリスのディプロマを知る【Postgraduate Diploma】

イギリスのディプロマについて 大学院留学

こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。

イギリスのディプロマ(Postgraduate Diploma)って?

上記のような疑問にお答えします。

  • 本記事の内容
    • イギリスのディプロマの詳細がわかる
    • ディプロマ以外の留学方法がわかる

私はイギリスにあるリーズ大学院へ留学後、イギリス大学と大学院留学の情報をまとめた舞原ブログを運営しています。

以下は直近でまとめているイギリス大学一覧。

イギリス大学/大学院TOP100一覧

イギリス大学/大学院TOP100一覧【ランキング順です】

この経験からイギリスのディプロマ(Postgraduate Diploma)についてわかりやすく解説するので参考にしてくださいね。

ディプロマとは

  • ディプロマ(Postgraduate Diploma)とは
    • 大学院の修士課程に進むための進学準備コースのこと

イギリスの大学院で専攻したいコース(学科)の出願要件に合わなくても、ディプロマを受講することによって進学ができます。

例えばMSc Economics(経済学)を専攻したいとしましょう。

MSc Economicsを提供するイギリス大学院を色々調べると、以下の2つの出願要件に分けられることがわかりました。

  • 出願要件のパターン
    1. 大学は経済学部でなくても出願できる
    2. 大学で経済学を専攻している、もしくは仕事で経済関連の業務を3年以上していることが必須

①であれば、大学でどんな学問を学んでいようとMSc Economicsに出願できます。

しかし②の場合、経済学部出身ではない、もしくは仕事で経済関連に携わっていない人は出願できません。

それでも②のMSc Economicsに進みたい人は、ディプロマを受講し一定の成績を修めることで進学ができますよ。

多くのイギリス大学院でMerit以上の成績が求められる
成績の仕組みの解説は↓

参考:イギリス大学院の成績と評価【卒業できないとかないです】

ただしすでに出願要件は満たしているが、入学前に経済学の知識を深めておきたくディプロマを受けるって人は、Merit以上の成績を狙う必要はありません。

またディプロマと似た進学準備コースが他にもあります。

  • ディプロマと似た進学準備コース
    1. プリセッショナル
    2. プレマスター
    3. NCUKの大学院進学準備コース

違いの詳細は後述しますね。

イギリスのディプロマのカリキュラム

MBAにおすすめなイギリス大学院

ディプロマは大学院の修士課程に進むための進学準備コースです。

そのためカリキュラムは、専攻予定の学問の授業で構成されますよ。

例えばエセックス大学院のGraduate Diploma Economicsだと以下のカリキュラムです。

  • エセックス大学院のGraduate Diploma Economicsのカリキュラム
    • 必須科目
      • Macroeconomics
      • Microeconomics
    • 選択科目
      • 20以上の科目から2つ履修する

・参考:Graduate Diploma Economics
・エセックス大学院を知る:エセックス大学の全て【ランキングや偏差値、学費など】

上記の科目で総合成績をMerit以上に修めることで、晴れてMsc Economicsに進学できるということですね。

成績は筆記試験やコースワークなどでつけられるよ

イギリスのディプロマのスケジュール

海外大学院の就活スケジュール

通常のイギリス大学院の修士課程と同様、ディプロマも9月か10月に授業がスタートします。

ただしディプロマの期間は、1年で終わる修士課程より3ヶ月短い、9ヶ月間で修了しますよ。

通常の修士課程であれば、1学期と2学期で授業を受け、3学期に卒論を書きますよね。

しかしディプロマでは、卒論を作成しないため1〜2学期分でプログラムは修了です。

修士課程は3学期まで
ディプロマは2学期まで

参考:
イギリス大学院修士の1年【入学〜卒業はこんな感じです】
イギリス大学院は何年?【修士課程は1年制です】

もしパートタイムなら、もう9ヶ月長い18ヶ月間かけてディプロマを受けるよ

イギリスのディプロマの出願要件

大学院留学

ディプロマの出願要件は一般的な修士課程のものと大差ありません。

  • ディプロマの出願要件
    • 英語力:IELTS 6.0〜7.0以上
    • GPA:2.0〜3.0以上

要件のハードルはイギリス大学院のレベルによって変動しますよ。

例えばブリストル大学院でPostgraduate Diploma Philosophyへ出願する場合、以下の要件ですね。

  • ブリストル大学院のPostgraduate Diploma Philosophyの出願要件
    • 英語力:IELTS 6.5(全セクションで6.5以上)
    • GPA:3.0以上

・参考:PG Diploma (Postgraduate Diploma) Philosophy
・ブリストル大学院を知る:ブリストル大学の全て【偏差値やランキング、学費など】

出願書類の準備は以下の記事をご覧ください。

大学院留学

イギリス大学院へ出願し合格【やること全部わかります】

イギリスのディプロマの費用

イギリスのディプロマの費用は大学院のレベルによって£15,000〜30,000と変動します。

例えばカーディフ大学院のGraduate Diploma in Lawだと£22,700かかりますよ。

  • 2024年度 Graduate Diploma in Lawの費用(£1=180円)
    • £22,700(約409万円)

・参考:Graduate Diploma in Law
・カーディフ大学院を知る:カーディフ大学の全て【偏差値やランキング、学費など】

一般的な修士課程では学費が500万円近くするので、ディプロマは約100万円安いですね。

参考:イギリス大学院費用は479万円【学費はこれでも安いです】

ディプロマと他の進学準備コースとの違い

キャリアフォーラム、教え、内定

ディプロマ以外にも、イギリス大学院進学前に受講できるコースがあります。

  • ディプロマ以外の進学準備コース
    1. プリセッショナル
    2. プレマスター
    3. NCUKの大学院進学準備コース

それぞれ以下のような違いがありますよ。

プリセッショナルの費用はリーズ大学院、プレマスターの費用はリバプール大学院を参考
費用はIELTS 6.5が要件の場合

プリセッショナル

  • プリセッショナルコースとは
    • 留学生向けに開講される英語教育プログラム。大学院が始まる前に受講をすることで授業に必要な英語力を身につけてから入学ができる。

プリセッショナルコースは英語力の出願要件を満たしていない人が受けるコースです。

そのためカリキュラムは英語力を養う授業のみで構成されますよ。

このコースを受講し一定の成績を修めることで、条件付き合格から無条件合格となり進学を果たせます。

プリセッショナルコースと条件付き合格の詳細は以下の記事をご覧ください。

参考:
プリセッショナルは受けるべきか【イギリス大学/大学院】
Conditional offer(条件付き合格)後にすべきことはこれ

プレマスター

  • プレマスターとは
    • 大学院レベルの講義に必要なスキルを進学前に身につけられるプログラム

プレマスターはGPAや英語力などの出願要件を満たしていない人が受けるコースです。

また大学院レベルの講義を受講するのに必要なスキルを身につけるプログラムなので、英語力を養う授業に合わせて専攻予定の科目など様々な授業で構成されますよ。

出願要件の優遇と充実したカリキュラムのため、費用はかなり高いです。

詳細は以下の記事をご覧ください。

参考:プレマスターの全て【GPA2.3からイギリス大学院留学】

NCUKの大学院進学準備コース

  • NCUKの大学院進学準備コースとは
    • 大学院レベルの講義に必要なスキルを進学前に身につけられるプログラム

プレマスターとの大きな違いは、進学保証と進学先の柔軟性、費用の安さにありますよ。

進学保証が付いているため、NCUK加盟校のいずれかの大学院へ必ず進学できます。

参考:NCUK Universities

また費用が一律153万5千円のため、プレマスターより最大300万円安いメリットがありますし、日本受講のため現地滞在費もかかりません。

円安の影響も受けない

私もこのコースを受講し、リーズ大学院を含む3校のイギリス大学院から合格をもらえました。

進学準備コースを受けるならNCUKが1番おすすめなので、ぜひ検討してみてください。

大学院進学準備

NCUK大学院進学準備コース概要/評価【知らないと損です】

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イギリスのディプロマに向いている人

海外大学 進学 理由

イギリスのディプロマは以下のような人に向いているでしょう。

  • イギリスのディプロマに向いている人
    1. GPAやIELTSなど出願要件を満たしている人
    2. 大学や仕事で専攻予定のコースの学問に触れておらず出願要件が満たしていない人
    3. 進学する前に専攻予定のコースの学問を学んでおきたい人
    4. 学費の高さを許容できる人

上記に該当する項目が多ければ、ディプロマを受けても良いかもしれませんね。

もし該当する項目が少なければストレートに進学する、もしくはNCUKのような進学準備コースを検討すると良いですよ。

イギリスの大学院に留学するには

大学・大学院留学

ディプロマなどの留学準備は、イギリス留学に強いエージェントに相談しながら進めると良いです。

beoであればイギリス大学院の合格率が99%以上のため、志望校から合格が得やすいですよ。

  • beoを利用するメリット
    1. 合格実績がTOPレベル
      • 13,000人以上のサポート実績
      • イギリス大学と大学院は99%以上の合格率
    2. カウンセラーの質が高い
    3. 合格者の志望動機書が閲覧可能
    4. 合格保証付きのNCUK進学準備コースを提供
    5. GPAの再計算で0.5〜1.0上昇する(大学院向け)

私もbeoを利用し、ラッセルグループを含む3校のイギリス大学院から合格を得られました。

イギリス大学院留学を検討している人はbeoに相談してみてくださいね。

beoの解説はこちらです。

beoで大学・大学院留学

beo大学/大学院留学エージェント【こんな評判や合格実績が】

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最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。

イギリスのディプロマについて解説しました。以下は要約です。

  • ディプロマ(Postgraduate Diploma)とは
    • 大学院の修士課程に進むための進学準備コースのこと
プリセッショナルの費用はリーズ大学院、プレマスターの費用はリバプール大学院を参考

イギリス大学院へ留学を検討している人は以下の記事も役に立ちます。

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それでは!

〜ここからは留学生や日本の学生向けです〜
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