こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
イギリス大学院の修士課程は1年間ですがどのように過ごすのでしょうか。
イギリス大学院の1年間ってどう過ごすの?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- イギリス大学院修士の1年間がわかる
- イギリス大学院生活の1日もわかる
私はイギリスにあるLeeds大学院に留学していました。
(リーズ大学について知る↓)
この経験からイギリス大学院の1年間はどう過ごしていくのかわかりやすく解説するので、今後イギリス大学院に留学予定の方はぜひ参考にしてくださいね。
イギリス大学院修士の1年間

「イギリス大学院修士の1年間」は以下のようなスケジュールです。
- イギリス大学院修士の1年
- 9月:オリエンテーション
- 10〜1月:セミスター1
- 12〜1月:冬休み
- 2〜6月:セミスター2
- 4月:イースター休暇
- 6〜9月:セミスター3
- 12月:卒業式
(卒業式含めたら1年3ヶ月ですね)
イギリス大学院ではセミスター(学期)と呼ばれるものが一年に3つあり、冬休みとイースター休暇がそれぞれ1ヶ月ありますよ。
一つずつ解説します。
オリエンテーション
入学時期である9月にはオリエンテーション(インダクションウィーク)があります。
大体2週間くらいかけて以下のようなことをしていきますよ。
- オリエンテーション期間ですること
- 学生証の発行
- キャンパス紹介
- 授業や教授の紹介
- 事務手続き
- etc.
また、クラスメートと親睦を深められるようちょっとしたパーティやグループワークなどもあります。
イギリス大学院留学してた時、1学期始まる前にインダクションウィークってゆーオリエンテーション期間があるんだけど、そこでクラスメイトと親睦深められるように学校側が大量のサンドイッチをケータリングしてくれた
— 舞原@イギリス院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) September 1, 2020
無料だったから話そっちのけでこじきみたいに食べてたな pic.twitter.com/53ghobDlyz
嘘のような本当のことなんなけど
— 舞原@イギリス院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) June 15, 2020
イギリス大学院入学時のオリエンテーション週間で教授に「乾麺とセロハンテープやるから車走らせろ」って言われた
留学チョロいわwって一瞬思ったけど後の1年間過酷な勉強学生生活だったわ pic.twitter.com/X3rnRCkkwd
この期間で授業開始に向けて準備をしていきましょう。
セミスター1
オリエンテーションが終わり10月になると「セミスター1」に入ります。
以下のようなスケジュールで授業を受けますよ。

1日のスケジュール感は下図のような感じでした。

(イギリス大学院の1日はこっち)
また、授業には2つの意味があります。
- 授業の構成
- レクチャー
- セミナー
レクチャーは講義、セミナーは日本で言うゼミです。
授業によって、60〜120分と授業時間が変わりますよ。
また、毎年11月に行われるボストンキャリアフォーラムに参加する予定の人は、就活の準備もしながら修士生活を送るでしょう。
別学科の友人はセミスター1でボスキャリ準備してた
就活は次のセミスター2で説明します。
セミスター2
冬休みを挟み1〜2月にあるテストが終わると「セミスター2」に入ります。
セミスター2もセミスター1とすることは変わりませんが、以下も合わせて行いますよ。
- セミスター2でやっていくこと
- 就職活動
- 修士論文のテーマ決め(4月くらいから)
イギリスやヨーロッパに留学しているほとんどの日本人学生は、就活でロンドンキャリアフォーラム(4月)に参加するでしょう。
キャリアフォーラムは、日本語・英語のバイリンガルの方を対象としたジョブフェアです。お互いのニーズが合えば、会場で内定を出す企業もあります。
参考:キャリアフォーラム
(キャリアフォーラムについて↓)
そのため、大体1月くらいから就活を始めます。
私もロンキャリに向けて参加準備をしながら修士生活を送ってましたが、本当に忙しいので時間管理とストレスケアはしっかり行ってくださいね。
(大学院留学生の就活方法↓)
また、セミスター2は卒業論文の準備を始める時期でもあります。
4月くらいには何のテーマで書くか決めて研究計画書を提出しますよ。
(修士論文の準備について↓)
セミスター3(卒論作成期間)
4月のイースター休暇を挟み、5月にあるテストが終わると「セミスター3」に入ります。
セミスター3でやることはただ1つ、修士論文を仕上げることです。
3ヶ月くらいかけて監督になってくれる教授と議論しながら修士論文を仕上げますよ。
卒業論文を監督してくれる人は早めに押さえるようにしよう
— 舞原@イギリス院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) May 1, 2021
著名な教授だと担当できる生徒の枠が少なかったりするし早い者勝ちですぐ埋まっちゃう
僕が狙ってた教授は生徒の枠3つしかなくて取れず終いだった
(ちなみに駆け出しの講師とかだと10〜20枠くらいあって対応も雑になりがちです)
(修士論文の書き方は以下に実例見せて解説してます)
また、期間が3ヶ月ほどあるので気分転換に旅行をしながら修士論文に取り組む人が多いです。
私もヨーロッパやイギリスの秘境に旅行してきた
(イギリスの秘境↓)
修士論文を書き終えたら製本してしっかり期日までに提出しましょう。
卒業式(学位授与式)
修士論文を提出し卒業単位を全て取得できたら、12月開催の卒業式(学位授与式)に参加します。
なぜ12月なのかと言うと、成績の算出に時間がかかるから。
そのため、9月に修士論文を出してから3ヶ月も時間があるため、残ってイギリス生活を楽しむ人もいますよ。
また、卒業式の参加は任意なので出席しなくても大丈夫です。
その場合、学位は郵送で自宅に送られます。
(イギリス大学院の卒業式↓)
イギリス大学院修士の1年は忙しいのか

上記のようなスケジュールでイギリス大学院の修士課程を学びますが、実際どのくらい忙しいでしょうか。
紹介したイギリス大学院の1年は平均的な忙しさと言えるでしょう。
私がイギリス大学院で過ごした1年は、空きコマがそれなりにありましたし、全休があるセミスターもありました。
ですが、留学するイギリス大学院や学科によって、毎日詰め詰めで授業がある人もいれば、週に授業が2〜3個しかない人もいます。
なので、志望するイギリス大学院のカリキュラムを見てみて、どのくらい忙しそうか判断すると良いでしょう。
(イギリス大学院の忙しさは↓)
イギリス大学院修士で空いた時間は?

上記で紹介したイギリス大学院の1年は割と空きコマが多くありました。
イギリスに限らず、大学院は自学習が基本ですが、空いた時間はどう過ごすのでしょうか。
私や周りの留学生は以下のようなことをして空いた時間を過ごしていましたよ。
- 空いた時間の過ごし方
- 課題に取り組む
- ソサエティーの活動に参加する
- アルバイトをする
- Language Exchange をする
- ホームパーティーに参加する
- 校内にあるBarへ飲みに行く
(詳細は以下に↓)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
イギリス大学院修士の1年を解説しました。以下は要約です。
- イギリス大学院修士の1年
- 9月:オリエンテーション
- 10〜1月:セミスター1
- 12〜1月:冬休み
- 2〜6月:セミスター2
- 4月:イースター休暇
- 6〜9月:セミスター3
- 12月:卒業式

イギリス大学院は1年で修士課程が終わるけど、凝縮されている分、充実した留学生活が送れますよ。
今後イギリス大学院へ留学を検討されている方は以下の記事も役に立ちます。
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それでは!