こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
イギリス大学院の修士課程は何年で終わる?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- イギリス大学院の修士課程が何年制かわかる
- イギリス大学院の特徴がわかる
- イギリス大学院へ留学する方法がわかる
私はイギリスのLeeds大学院に留学していました。
(Leeds大学院留学体験記はこちら↓)
この経験からイギリス大学院の特徴をわかりやすく解説するので、イギリス大学院留学を検討中の人は参考にしてくださいね。
目次
イギリス大学院の修士課程は何年?
イギリス大学院の修士課程は1年制です。
私はイギリスのLeeds大学院に留学しましたが、1年で修士課程を修めました。
しかし厳密には1年3ヶ月が正しいかもしれません。
多くのイギリス大学院では、9月に入学し卒論を翌年の9月に提出、そして学位授与式が12月に行われます。
参考:イギリス大学院修士の1年【入学〜卒業はこんな感じです】
12月の学位授与式とはいわゆる卒業式のことです。
この学位授与式をもって、正式に修士号が取得できますよ。
9〜12月の空白期間があるのは卒論の評価を行うためです。
卒論の評価がされ無事合格に必要な単位を全て取得した学生が学位授与式に参加できますよ。
また一般的にイギリス大学院は1年制です。
しかし2年制のコース(学科)も提供するイギリス大学院が一部います。
例えばLondon School of Economics and Political Scienceが1年制のコースに加え、2年制のコースも提供していますね。
参考:LSE大学・大学院の全て【ランキングや偏差値、学費など】
とはいえほとんどのイギリス大学院の修士課程は1年制です。
上記のようなイギリス大学院は例外ですが、留学期間を伸ばしたい人は上記のような大学院を探してみると良いでしょう。
イギリス大学院修士課程の特徴6つ
イギリス大学院は1年制であること以外にも、多くの特徴があるので合わせてご覧ください。
- イギリス大学院の特徴6つ
- 入学難易度が低い
- 留学費用を抑えられる
- 休みが少ない
- 修論作成期間が3ヶ月
- 教育の質が平均的に高い
- 卒業後2年の就労ビザが下りる
入学難易度が低い
イギリス大学院の入学難易度は低いです。
- イギリス大学院の合格難易度が低い理由
- 入試制度が無く誰でも挑戦できる
- 研究計画書を書く必要が無い
- GPAが低くても出願できる
- ローリング制度で早い者勝ち
- 日本人留学生は優遇される
- 英語力が低くても進学できる
- 合格保証付きの進学方法がある
参考:イギリス大学院合格率は75〜100%【難易度が分かります】
色々理由はありますが特に③⑥⑦が大きな要因でしょう。
イギリス大学院だとGPAが0.5〜1.0上昇します。
英語力が不十分でも合格可能です。
また合格保障付きの大学院進学準備コースがあるので、確実に留学もできます。
上述のような理由からFラン大卒の私でもリーズ大学院以外に、2校のイギリス大学院から合格を得ました。
リバプール大学院とブラッドフォード大学院
そのためイギリス大学院の入学難易度は低いのではないでしょうか。
留学費用を抑えられる
イギリス大学院は1年制のため、留学費用を大きく抑えられます。
例えば以下はアメリカ大学院にかかる留学費用との比較です。
- アメリカ大学院留学にかかる費用(2年)
- 学費:500〜1,200万円
- 滞在費:200〜240万円
- 生活費:160〜200万円
- 合計:860〜1,640万円
- イギリス大学院留学にかかる費用(1年間)
- 学費:250〜660万円
- 滞在費:70〜120万円
- 生活費:80〜110万円
- 合計:400〜890万円
参考:海外大学院の費用が安い国はここ【国別で比較もできます】
アメリカの大学院だ最低でも800万円の留学費用がかかります。
しかしイギリス大学院だと約半分の留学費用で済みますよね。
そのためイギリス大学院の留学で1年分の留学費用を節約できますよ。
(イギリス大学院留学費用の詳細は以下が参考になります)
参考:イギリス大学院費用は479万円【学費はこれでも安いです】
休みが少ない
イギリス大学院は長期休みが1ヶ月ほどしかありません。
理由は通常2年かけてやるカリキュラムを1年に凝縮しているためです。
3ヶ月程の長期休暇があるアメリカ大学院と比較すると、イギリス大学院は休みが少ないと思われるかもしれません。
しかしカリキュラムによって、全休の曜日が出てきますし土日はしっかり休みです。
また3学期は修論の作成期間のため、授業はありません。
この期間に1週間のヨーロッパ旅行といった観光をする人が多いですよ。
参考:イギリス大学院修士の1年【入学〜卒業はこんな感じです】
私もメリハリがあって休暇が短い感触はありませんでした。
そのため1ヶ月あれば十分休息は取れると思います。
卒論作成期間が3ヶ月
イギリス大学院は1年なので卒業論文も1年の内に仕上げます。
他の国の大学院だと1年目で専攻を学び、2年目に研究をしますよね。
しかしイギリス大学院では3ヶ月間で卒業論文を仕上げます。
A4一枚が50〜70ページくらいの量ですね。
3ヶ月と短い期間ですが、十分やり切れると思いますよ。
私は2ヶ月で終えられた
心配な人は事前に卒論の書き方を勉強しておくと良いでしょう。
留学まで何すればいいかわかんない人は卒論の書き方を事前に勉強しとくとよい
— 舞原@院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) March 24, 2022
【理由】
・卒論単位は落としたら一発アウト
・留学中、勉強時間が確保できなくても安心
・レポート等の論文作成にも役立つ
おすすめはこれ
Undergraduate用だけどNCUKの大学院進学準備コースでも使われるくらいの良書 pic.twitter.com/mlrxIwKBYo
Amazon:The Undergraduate Research Handbook (Macmillan Study Skills)
もし提出が期日までに間に合いそうになければ、提出日延期の交渉を教授にすることも可能です。
教育の質が高い
イギリスには世界大学ランキングでTOP100にランクインする大学が数多く存在します。
以下の表は世界大学ランキングでTOP100の大学数を国ごとに分けています。
アメリカ | 27校 |
イギリス | 17校 |
オーストラリア | 9校 |
カナダ | 3校 |
日本 | 4校 |
アメリカは国土が大きいです。
人口も多い経済大国なので多くの大学がランクインしてもおかしくありません。
しかしイギリスは日本の本州くらいの面積しかないのに20校近くの大学が世界TOP100に入っていますよね。
比べて日本は4校のみです。
また世界TOP101位〜200位も多くのイギリスの大学がランクインしていますよ。
そのためイギリスの教育レベルはかなり高いと言えるのではないでしょうか。
卒業すると2年の就労ビザが下りる
イギリス大学や大学院を卒業した留学生は最大で2年間有効の就労ビザが下ります。
参考:Guide: the UK Post-Study Work Visa for graduates
そのためイギリス大学院卒業後、イギリスのような海外で就職したい人には大きいメリットでしょう。
イギリスのどの大学院に留学すべきか
イギリス大学院の特徴6つを解説しました。
イギリス大学院に留学したい気持ちが強くなった!って人は、以下のような疑問点が浮かんでいると思います。
イギリスのどの大学院に留学するのが良いのだろう…?
イギリスにはどんな大学院があるのか調べる時間がない人向けに、個人的にオススメなイギリス大学院を解説しました。
またイギリスでTOP10の大学院はこちらから確認できます。
上記2つの記事を参考にイギリス大学院を選定してみてくださいね。
イギリス大学院へ留学するには
イギリス大学院へ留学するには出願して合格をもらわねばなりません。
- イギリス大学院に出願する書類
- 英語力を証明する公的書類
- 志望動機書
- 推薦状2枚
- GPAが記載された成績証明書
- 履歴書(必要な場合)
1人で上記の書類を準備して出願は可能です。
しかし分からないことも多いしかなり大変ですよ。
そのためイギリス大学院留学サポートに実績あるエージェントを活用すると良いです。
beoだとイギリス大学・大学院の合格率は99%以上をマークしている他、以下のようなメリットがあります。
- イギリス大学院留学でbeoを利用するメリット
- 合格実績がTOPレベル
- カウンセラーの質が高い
- 合格者の志望動機書が閲覧可能
- 合格保証付きの大学院進学準備コースを提供
- GPAの再計算ができ0.5〜1.0上がる
私もbeoを利用したことで、3校のイギリス大学院から合格をもらうことができました。
イギリス大学院留学を検討中の人はbeoに相談してみてくださいね。
(↑この記事限定の割引特典もありますよ)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
イギリス大学院修士課程の期間と特徴を解説しました。以下は要約です。
- イギリス大学院の修士課程は1年
- イギリス大学院の特徴6つ
- 入学難易度が低い
- 留学費用を抑えられる
- 休みが少ない
- 修論作成期間が3ヶ月
- 教育の質が平均的に高い
- 卒業後2年の就労ビザが下りる
バタバタした1年ですが、その分充実した日々を送ることができますよ。
イギリス大学院留学を検討中の人は以下の記事も役に立ちます。
それでは!