こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
イギリス大学院出願に向けて、CVはどう書けば良いでしょうか。
CVってどう書くの?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- イギリス大学院へ出願するCVの書き方のポイントがわかる
- 合格したCVを例に書き方が理解できる
私はラッセルグループであるLeeds大学院にCVも合わせて出願し合格を得ています。

この経験からイギリス大学院出願に必要なCVの書き方を実例と共に解説するので、イギリス大学院留学を検討してる人は参考にしてくださいね。
(一応イギリス以外の国の大学院にも使えます)
イギリス大学院向けCVの書き方

イギリス大学院出願に必要なCVは以下の点を意識して書きます。
- CV書き方のポイント
- 経験・スキルがわかる動詞を文頭に
- 数字を駆使する
- 1~2枚で見やすくシンプルに
経験・スキルがわかる動詞を文頭に
1つ目が「経験・スキルがわかる動詞を文頭に」です。
CVで記載する経験や習得したスキルなどを説明する際はできるだけ動詞から始めます。
理由は、じっくり読まなくても内容がわかるCVを書く必要があり、それを可能にするのが「文頭を動詞から始める」だからです。
以下の例文を見ると、サラッと文頭を読んだだけでもどんな経験やスキルを持っているのか何となく理解できるのではないでしょうか。
- 記載例
- 売り上げ£800を達成した
- achieved £800 as profit
- チームのリーダーとして5人のメンバーをまとめ上げた
- managed 5 of team members as a leader
- 売り上げ£800を達成した
そのため、内容がイメージできる動詞を選んで書いていきましょう。
(プロフェッショナルぽい動詞のリストは以下が参考になります)
参考:185 Powerful Action Verbs That Will Make Your Resume Awesome
けど、動詞から始めるとどうしても文が変になる場合は、この限りではないので「なるべく動詞を使う」を意識すると良いです。
数字を駆使する
2つ目が「数字を駆使する」です。
CV記載の説明文には経験年数や成績など具体的なイメージが湧くよう数字を活用します。
理由は、動詞を文頭に置くのと一緒でじっくり読まなくても理解できる内容にする必要があり、そのためには数字を駆使するのが効果テキメンだからです。
以下の例文を比較してわかる通り、数字があった方スッとイメージできますよね。
- 記載例
- 経営学で高いGPAを獲得した
- acquired a high GPA score in Business Management
- 経営学でGPA4.0を獲得した
- acquired 4.0 GPA in Business Management
- 経営学で高いGPAを獲得した
なので、自分のアピールポイントで数字を使えるところはどんどん数字を活用していきましょう。
1~2枚で見やすくシンプルに
3つ目が「1~2枚で見やすくシンプルに」です。
CVは内容盛り沢山で書いても、大学院側は全部読んでくれません。
そのため、最も伝えたいところをピックアップして1~2枚に抑えるのがベストです。
けど、どんな内容でCVを1~2枚で書けばよくわかりませんよね。
なので、次の章でLeeds大学院に合格できたCVを基に書き方を解説します。
合格したCVを例に書き方解説

私がLeeds大学院に合格できたCVはこんな感じです。
(個人情報や卒業年など諸々伏せてますが内容は変えてません)


各パート毎に解説してきましょう。
- CVの構成
- 導入部分
- 学歴
- 経験
- スキル・達成事項
導入部分

1つ目が「導入部分」です。
CVの冒頭には以下の項目を書きます。
- CV導入部分
- 氏名
- 現住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 国籍
- 生年月日
- 性別
導入部分はあなたの個人情報を書きましょう。
住所など逆から書いていく以外は特に難しいところは無いので、ササっと書いて終わりです。
性別に関してはLGBTQ問題もあるので、書かなくても良いと思いますがお任せします。
学歴

2つ目が「学歴」です。
ここから先ほど解説した「CV書き方のポイント」を意識して書きましょう。
学歴部分は以下の点も意識してCVを書き上げると良いです。
- 学歴の章で書くポイント
- 書く順番
- 上から大学、高校の順番で新しい順で書く(日本と逆)
- 大学のKey modules(主要科目)
- 志望する大学院の専攻と関係する単位や高い成績を残した単位を記載
- 入学年〜卒業年の記載
- 在学中の人は04/2019〜Presentのように記載
- 交換留学や語学学校(通ってれば)
- 語学学校は学歴に含めなくても良いという意見もありますが、私は英語力アピールのため追加
- 高校までの学歴を記載
- 私は「普通科」だったので、Generalと記載
- 書く順番
こちらも特に難しいところは無いのでサクッとCV書いちゃいましょう。
経験

3つ目が「経験」です。
ここではアルバイトやボランティア、インターンの経験、仕事している人は職務経歴を書きます。
ここでも冒頭の「CV書き方のポイント」を意識して書きましょう。
経験の章では以下の点も合わせてCVを仕上げていきます。
- 経験の章で書くポイント
- 書く順番
- 上から新しい年の順で書く(日本と逆)
- 構成
- 会社名 or 団体名, 都道府県, Japan
- 役職名
- アピールしたい経験を2~3個箇条書き
- ①
- ②
- ③
- 経験の開始/終わり年を記載
- 書く順番
あまり書き過ぎずシンプルに経験をアピールしましょう。
スキル・達成事項

4つ目が「スキル・達成事項」です。
ここでは学歴や経験以外でアピールしたいスキルや達成できたことを自由に書いていきます。
冒頭で説明した「CV書き方のポイント」と合わせて以下の点も意識して書くと良いですよ。
- スキル・達成事項の書き方ポイント例
- 志望する大学院の専攻に活かせるようなスキルや達成事項を書く
- 志望する専攻に関わる知識を持っているなど
- レポートや研究論文作成に活かせるスキルや達成事項を書く
- 大学の卒論で分析力を身につけたなど
- グループワークができるスキルや達成事項を書く
- チームワークやリーダシップを発揮し達成できたことなど
- 志望する大学院の専攻に活かせるようなスキルや達成事項を書く
ポイントは「大学院入学後も授業にしっかり貢献でき、高い成績をマークして卒業できる根拠」を示してあげることです。
大学院留学生活で活かせないスキルや達成事項を書いても無駄ですからね。
また、GPA低い人は以下のようなテクも使って書くと良いでしょう。
- GPA記載テク
- 全体の科目のGPAは書かず、志望する大学院の専攻に関わる分野に限定してGPAを記載
- 私は経営学志望だったので、経営学に関わる単位に絞って総合GPAを記載してます
ここまで書けばCVは完成なので何度も見直し、添削をしてもらって最終化しましょう!
イギリス大学院に必要な出願書類

イギリス大学院出願に必要なCVの書き方について解説しました。
上述した内容で書けば問題なくCVを書いていけると思います。
しかし、CVと合わせて他の出願書類も準備しなくてはなりません。
イギリス大学院留学には一般的に以下のような出願書類が必要ですよね。
- イギリス大学院出願に必要な書類
- 英語力を証明する公的書類
- 志望動機書
- 推薦状2枚
- GPAが記載された成績証明書
- CV
志望動機書や推薦状に関しては、CV同様に書き上げる(推薦状は書いてもらう)必要があります。
なので、上記5つの書き方や揃え方に関しても別記事でまとめました。
以下の記事から各出願書類の記事に飛べるので参考にしてくださいね。
NCUK大学院進学準備コースで留学実現

イギリス大学院へ留学準備中の人はNCUKの大学院進学準備コースの受講も検討すると良いでしょう。
大学院進学準備コースとは英国大学連盟であるNCUKが提供しているプログラムです。
- NCUK大学院進学準備コースの特徴
- NCUK加盟校ならIELTSスコア提出が免除
- NCUK加盟大学院へ進学保証が付く
- GPAが低くても合格できる可能性あり
- 世界最高水準の教育
- 日本にいながら受講できる
NCUK大学院進学準備コースの受講で、NCUK加盟校なら、IELTSスコア無しで進学できる他、進学保証が付くため、全落ちの心配がありません。

また、GPAが低くても合格できた実績がある他、カリキュラムも実際の講義を想定されていたり、卒論の書き方が学べたりと留学を成功させる仕組みがたくさん詰まっていますよ。
私もこのコースを受講しましたが、IELTSスコア無しでリーズ大学院へ進学できましたし、英語の講義や卒論作成に慣れた状態で留学できたので1学期目から余裕を持って過ごせました。
そのため、以下のいずれかに該当する人は受講しておくと良いです。
- NCUK大学院進学準備コースに向いている人
- IELTSスコアが不足、もしくは持っていない人
- GPA等の出願要件を満たしていない人
- その年に必ず大学院留学をしたい人(進学保証をつけたい人)
- 事前に海外の講義やレポート/卒論作成に慣れておきたい人
- 進学までに英語力を維持/向上させたい人
- 同時期に留学する人と関係を築いておきたい人
NCUK大学院進学準備コースの詳細は以下をご覧ください。
(↑本記事限定の割引特典あり)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
イギリス大学院出願に必要なCVの書き方を解説しました。以下は要約です。
- CV書き方のポイント
- 経験・スキルがわかる動詞を文頭に
- 数字を駆使する
- 1~2枚で見やすくシンプルに
- CVの構成
- 導入部分
- 学歴
- 経験
- スキル・達成事項
- NCUK大学院進学準備コースで留学実現
イギリス大学院の留学準備は大変ですが、これを乗り越えれば楽しい留学生活が待っていますよ!
イギリス大学院留学については以下の記事も役に立ちます。
(↑この記事限定の割引特典あり)
それでは!