こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
イギリスはラッセルグループだけがおすすめなの?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- ラッセルグループ24校がわかる
- ラッセルグループ以外もおすすめな理由がわかる
- ラッセルグループ以外におすすめな大学・大学院が10校わかる
私はリーズ大学院へ留学後、イギリス大学と大学院留学の情報をまとめた舞原ブログを運営しています。
以下はリーズ留学体験記。
この経験から、ラッセルグループ以外でおすすめのイギリス大学と大学院をわかりやすく解説するので参考にしてくださいね。
本記事作成にあたって
便宜上、”大学”と記載を統一しますが、”大学院”にも共通する内容です。
目次
ラッセルグループとは
ラッセルグループとは、イギリスの著名な研究型大学24校で構成されたグループを意味します。
- ラッセルグループ24校
- ケンブリッジ大学
- オックスフォード大学
- インペリアルカレッジロンドン
- UCL
- エディンバラ大学
- マンチェスター大学
- キングスカレッジロンドン
- LSE
- ブリストル大学
- ウォーリック大学
- サウサンプトン大学
- グラスゴー大学
- リーズ大学
- バーミンガム大学
- ダラム大学
- シェフィールド大学
- ノッティンガム大学
- ニューカッスル大学
- ロンドン大学クイーンメアリー校
- ヨーク大学
- エクセター大学
- カーディフ大学
- リバプール大学
- クイーンズ大学ベルファスト
上記のイギリス大学は世界大学ランキングで1位〜250位と教育レベルが高く、世界中の留学生から人気です。
しかし、総じて学費と出願要件が高く、留学先に選べない人もいるでしょう。
留学先に選びたいイギリス大学と大学院はラッセルグループだけではありません。
留学先にラッセルグループ以外もおすすめな理由
ラッセルグループ以外もおすすめな理由は3つです。
- 学費が安い
- 出願要件のハードルが低い
- ラッセルグループと同レベル
学費が安い
ラッセルグループ以外には、学費が安いイギリス大学が多いです。
以下はビジネス系の学問を参考にした学費。
- ラッセルグループの学費
- イギリス大学:約270〜500万円
- イギリス大学院:約330〜550万円
- ラッセグループ以外の学費
- イギリス大学:約210〜390万円
- イギリス大学院:約250〜380万円
(£1=150円を想定)
参考:
・イギリス大学の学費はこれくらい【ランキングで解説です】
・イギリス大学院費用は550万円【学費はこれでも安いです】
ラッセルグループの大学へ進学したい場合、多くの大学で年間300万円以上は覚悟しないといけません。
しかし、ラッセルグループ以外であれば、年間200万円台の学費が多いですよ。
出願要件のハードルが低い
ラッセルグループ以外の場合、出願要件のハードルが低く挑戦しやすいです。
- ラッセルグループの出願要件
- イギリス大学(ファウンデーションコース):
- 高校の成績:平均評定3〜4以上
- 英語力:IELTS 5.5〜
- イギリス大学院:
- 大学の成績:GPA 3.0〜
- 英語力:IELTS 6.5〜7.0以上
- イギリス大学(ファウンデーションコース):
- ラッセグループ以外の出願要件
- イギリス大学(ファウンデーションコース):
- 高校の成績:平均評定2〜3以上
- 英語力:IELTS 4.5〜
- イギリス大学院:
- 大学の成績:GPA1.0〜3.0以上
- 英語力:IELTS 6.0〜7.0以上
- イギリス大学(ファウンデーションコース):
注釈)
上記の内容はあくまで傾向です。必ずしも全ての大学・大学院が上記の出願要件ではありません。
上記の通りラッセルグループ以外だと、成績と英語力があまり高くなくても合格のチャンスがありますよね。
とはいえ、成績と英語力が出願要件に届かなくても留学できる方法はあります。
- 参考:
- イギリス大学:
- イギリス大学院
ラッセルグループと同レベル
学費が安い、出願要件のハードルが低いからといって、教育や研究の質が低いわけではありません。
イギリスには世界大学ランキングにランクインする大学が多いため、教育レベルは平均して高いです。
世界TOP1000で見ると、81校のイギリス大学が入っていますよ。
日本は51校がランクイン
参考:QS World University Rankings 2024
また、ラッセルグループと同等レベルのイギリス大学も存在します。
次の章で解説しますね。
ラッセルグループ以外でおすすめのイギリス大学と大学院
ラッセルグループ以外では以下のイギリス大学・大学院がおすすめです。
- おすすめのイギリス大学・大学院
- University of St Andrews(95位)
- Lancaster University (122位)
- University of Bath (148位)
- University of Reading (169位)
- University of Sussex (218位)
- University of Leicester (272位)
- University of Essex (459位)
- Coventry University (571位)
- Kingston University, London (601-610位)
- University of Bradford (641-650位)
上記のリストはQS World University Rankings 2024のランキング順です。
おすすめ順ではありません。
上記の大学はどれも同じくらいおすすめですよ。
各大学を以下の観点で解説します。
- イギリス大学・大学院概要
- 設立年:
- 国:
- 留学生の割合
- 学費(ビジネス系を参考)
- 出願要件(ビジネス系を参考)
University of St Andrews(95位)
- セントアンドルーズ大学・大学院の概要
- 設立年:1413年
- 国:スコットランド
- 留学生の割合:約47%
- 学費(ビジネス系を参考)
- 大学:£28,190(約423万円)
- 大学院:£27,230(約408万円)
- 出願要件:
- 大学(ファウンデーション):
- 高校の成績:85%以上の成績
- 英語力:IELTS 5.5〜
- 大学院:
- 大学の成績:GPA 3.3以上
- 英語力:IELTS 7.0
- 大学(ファウンデーション):
ラッセルグループを除けば、セントアンドルーズ大学はイギリスで第1位の大学です。
また、世界大学ランキングではシェフィールド大学(104位)より上ですよ。
スコットランドの名門校なので学費と出願要件は高いです。
参考:
・シェフィールド大学の全て【ランキングや難易度など】
・スコットランドでおすすめの大学と大学院【ランキング】
そのためラッセルグループと同じレベルかつ、スコットランドの大学へ留学したい人におすすめですね。
Lancaster University (122位)
- ランカスター大学・大学院の概要
- 設立年:1964年
- 国:イングランド
- 留学生の割合:約37%
- 学費(ビジネス系を参考)
- 大学:£22,650(約340万円)
- 大学院:£26,500(約398万円)
- 出願要件:
- 大学(ファウンデーション):
- 高校の成績:平均評定3以上
- 英語力:IELTS 5.0〜
- 大学院:
- 大学の成績:GPA 3.0以上
- 英語力:IELTS 7.0
- 大学(ファウンデーション):
ランカスター大学もセントアンドルーズ大学と同様、ラッセルグループと同レベルでしょう。
ラッセルグループであるヨーク大学(167位)よりランクが高いですよ。
学費はラッセルグループより若干安いのでおすすめです。
University of Bath (148位)
- バース大学・大学院の概要
- 設立年:1966年
- 国:イングランド
- 留学生の割合:約32%
- 学費(ビジネス系を参考)
- 大学:£23,500(約353万円)
- 大学院:£28,000(約420万円)
- 出願要件:
- 大学(ファウンデーション):
- 高校の成績:平均評定3.5以上
- 英語力:IELTS 5.5〜
- 大学院:
- 大学の成績:GPA 3.0以上
- 英語力:IELTS 7.0
- 大学(ファウンデーション):
バーズ大学もラッセルグループに匹敵する大学でしょう。
ラッセルグループのリパプール大学(176位)よりランクが高いですよ。
参考:リバプール大学の全て【難易度やレベル、ランキングなど】
学費と出願要件はラッセルグループと同じくらいのため、魅力を感じない人がいるかもしれません。
しかし、バース大学では卒論の代わりに企業と取り組むプロジェクトを選択できるなど、実務研修に重きを置く大学です。
そのため就職力が強く、学生総合満足度も高いのでおすすめですよ。
University of Reading (169位)
- レディング大学・大学院の概要
- 設立年:1916年
- 国:イングランド
- 留学生の割合:約31%
- 学費(ビジネス系を参考)
- 大学:£20,300(約305万円)
- 大学院:£24,900(約374万円)
- 出願要件:
- 大学(ファウンデーション):
- 高校の成績:5つの教科で評定4以上
- 英語力:IELTS 5.0〜
- 大学院:
- 大学の成績:GPA 3.0以上
- 英語力:IELTS 6.5
- 大学(ファウンデーション):
レディング大学もラッセルグループと同じレベル感です。
ラッセルグループのクイーンズ大学ベルファスト(202位)よりランクが高いですよ。
学費はラッセルグループより若干安いです。
また元々オックスフォード大学カレッジの1つだったことや、ロンドンから1時間かからない立地が魅力ですね。
University of Sussex (218位)
- サセックス大学・大学院の概要
- 設立年:1961年
- 国:イングランド
- 留学生の割合:約35%
- 学費(ビジネス系を参考)
- 大学:£19,050(約286万円)
- 大学院:£22,500(約338万円)
- 出願要件:
- 大学(ファウンデーション):
- 高校の成績:平均評定3.5以上
- 英語力:IELTS 5.0〜
- 大学院:
- 大学の成績:GPA 3.0以上
- 英語力:IELTS 6.0
- 大学(ファウンデーション):
サセックス大学はラッセルグループのクイーンズ大学ベルファストとほぼ同じレベル感です。
しかし、学費は安いし出願要件も比較的低いですね。
サセックス大学は留学生に人気な開発学が世界1位(2023年度)である他、イギリスで最も晴れる地域にあるのでおすすめですよ。
University of Leicester (272位)
- レスター大学・大学院の概要
- 設立年:1921年
- 国:イングランド
- 留学生の割合:約25%
- 学費(ビジネス系を参考)
- 大学: £18,200(約273万円)
- 大学院:£21,850(約328万円)
- 出願要件:
- 大学(ファウンデーション):
- 高校の成績:平均評定2.0以上
- 英語力:IELTS 5.5〜
- 大学院:
- 大学の成績:GPA 3.0以上
- 英語力:IELTS 6.5
- 大学(ファウンデーション):
レスター大学は学費がかなり安いです。
またレスターは生活費が安い都市として、イギリスTOP3に選出された実績があるため、留学費用を抑えて質の高い教育が受けられるでしょう。
参考:Leicester ranked as a top three city for student living
University of Essex (459位)
- エセックス大学・大学院の概要
- 設立年:1963年
- 国:イングランド
- 留学生の割合:約33%
- 学費(ビジネス系を参考)
- 大学:£19,530(約293万円)
- 大学院:£21,350(約320万円)
- 出願要件:
- 大学(ファウンデーション):
- 高校の成績:平均評定3以上
- 英語力:IELTS 4.0〜
- 大学院:
- 大学の成績:平均B以上
- 英語力:IELTS 6.5
- 大学(ファウンデーション):
学士課程の学費は若干高めですが、修士課程はかなり安いです。
また、出願要件のハードルが低くおすすめですよ。
Coventry University (571位)
- コベントリー大学・大学院の概要
- 設立年:1843年
- 国:イングランド
- 留学生の割合:約43%
- 学費(ビジネス系を参考)
- 大学:£16,800(約252万円)
- 大学院: £18,250(約274万円)
- 出願要件:
- 大学(ファウンデーション):
- 高校の成績:平均評定2以上
- 英語力:IELTS 4.5〜
- 大学院:
- 大学の成績:C以上の成績
- 英語力:IELTS 6.5(R, L, W, Sそれぞれ5.5以上)
- 大学(ファウンデーション):
コベントリー大学は学費の安さと学生都市としての環境の良さが評価され、留学生に人気な大学です。
学費は年間200万円台ですし、QS Best Student Cities 2023でコベントリーはイギリス4位に選ばれていますよ。
そのため、留学生に住みやすい環境で学生生活を送れるでしょう。
Kingston University, London (601-610位)
- キングストン大学・大学院の概要
- 設立年:1899年
- 国:イングランド
- 留学生の割合:約26%
- 学費(ビジネス系を参考)
- 大学:£14,300(約215万円)
- 大学院: £17,500(約263万円)
- 出願要件:
- 大学(ファウンデーション):
- 高校の成績:平均評定2以上
- 英語力:IELTS 4.5〜(Writingは5.0以上、他セクションは4.0以上)
- 大学院:
- 大学の成績:good grade(最低限の指定なし)
- 英語力:IELTS 6.5〜(R, L, W, S全セクションで5.0以上)
- 大学(ファウンデーション):
学費が高い大学が多いロンドンですが、キングストン大学は例外です。
年間の学費が200万円台とイギリストップレベルで安いですよ。
また、修士課程では珍しく、placementを提供しているのも魅力的です。
実は2年学べるイギリス大学院もある
— 舞原@院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) July 8, 2022
【スケジュール感】
・1年目:専攻分野の勉強
・2年目:Placement
Placementはインターンみたいなもの
で実際の企業で就業経験を積むことができるよ
2年目の学費は20〜30万円で済むし学生ビザで海外勤務できる、そして就活もかなり有利になるからおすすめ!
University of Bradford (641-650位)
- ブラッドフォード大学・大学院の概要
- 設立年:1966
- 国:イングランド
- 留学生の割合:約15%
- 学費(ビジネス系を参考)
- 大学:£18,628(約279万円)
- 大学院:£19,494(約292万円)
- 出願要件:
- 大学(ファウンデーション):
- 高校の成績:平均評定2以上
- 英語力:IELTS 4.5
- 大学院:
- 大学の成績:2.0以上
- 英語力:IELTS 6.0〜
- 大学(ファウンデーション):
ブラッドフォード大学のおすすめポイントは、学費の安さと出願のしやすさだけではありません。
留学生に人気なビジネス系の学問を強みに持ちます。
ビジネス系の学問が強い証拠であるTriple Accreditation(3つの認証)を持っているよ
参考:School of Management Accreditations
また、世界最大級の紛争学/平和学の研究センターがあるのも魅力的ですよ。
イギリス大学や大学院へ留学するには
イギリス大学や大学院院留学をするには、出願し合格を得る必要があります。
出願自体は一人でもできますがおすすめはしません。
なぜなら、下手な出願をしてしまっては合格できるものも合格できなくなってしまうため。
留学の準備には実績ある留学エージェントを活用すると良いでしょう。
beoだとイギリス大学や大学院の合格率は99%以上なので、志望校から合格が得やすいです。
- beoを利用するメリット
- 合格実績がTOPレベル
- 13,000人以上のサポート実績
- イギリス大学や大学院は99%以上の合格率
- カウンセラーの質が高い
- 合格者の志望動機書が閲覧可能
- 合格保証付きのNCUK進学準備コースを提供
- GPAの再計算で0.5〜1.0上昇する(大学院向け)
- 合格実績がTOPレベル
私もbeoを利用し、3校のイギリス大学院から合格を得られました。
そのため、イギリス留学を検討している人はbeoに相談すると良いですよ。
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最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
ラッセルグループ以外でおすすめのイギリス大学・大学院を紹介しました。以下は要約です。
- ラッセルグループ以外がおすすめの理由
- 学費が安い
- 出願要件のハードルが低い
- ラッセルグループと同レベル
- おすすめのイギリス大学・大学院
- University of St Andrews(95位)
- Lancaster University (122位)
- University of Bath (148位)
- University of Reading (169位)
- University of Sussex (218位)
- University of Leicester (272位)
- University of Essex (459位)
- Coventry University (571位)
- Kingston University, London (601-610位)
- University of Bradford (641-650位)
イギリスはラッセルグループだけじゃないので、ぜひ上記の大学も検討してみてくださいね。
イギリスへ留学を検討している人は以下の記事も役に立ちます。
それでは!