開発学が強いイギリス大学院はここ【ランキング順です】

開発学が強いイギリス大学院 大学院留学

こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。

開発学はどのイギリス大学院で学べばいい?

上記のような疑問にお答えします。

  • 本記事の内容
    • 開発学が何かわかる
    • 開発学が強いイギリス大学院がわかる
    • 開発学の就職先例がわかる

私はイギリスにあるリーズ大学院へ留学後、イギリス大学と大学院留学の情報をまとめた舞原ブログを運営しています。

以下は直近でまとめているイギリス大学一覧。

イギリス大学/大学院TOP100一覧

イギリス大学/大学院TOP100一覧【ランキング順です】

この経験から、イギリス大学院の開発学についてわかりやすく解説するので参考にしてくださいね。

開発学とは

開発学は社会学分野の一つで、国際開発や人道的活動について研究する学問です。移民、紛争、政治的生態、援助など、複雑かつ重要なグローバル課題を幅広く扱います。

参考:開発学・国際関係学

要するに開発学(Development Studies)とは、地球上に存在する開発課題を解決する学問です。

途上国にある貧困などの課題から、先進国が中心となった持続可能な開発目標(SDGs)の達成まで幅広く研究する学問と言えるでしょう。

国際関係学(International Relations)という学問もよく聞きますが、開発学と同じ意味と捉えてください。

開発学を簡単に解説します。

  • 開発学とは
    1. イギリス発祥
    2. 開発学はイギリスが強い
    3. 開発学といってもコースは色々

イギリス発祥

開発学は第二次世界大戦後(1945年)にイギリスで発祥しました。

開発学の歴史はイギリスが最も長く、開発学を強みとする大学が最も多いのもイギリスですよ。

開発学はイギリスが強い

2023年度の開発学ランキングではTOP10中、6校のイギリス大学がランクインしています。

  • 開発学が強いイギリス大学院TOP10(世界での順位)
    1. University of Sussex
    2. SOAS University of London
    3. London School of Economics and Political Science
    4. University of Oxford
    5. Harvard University
    6. University of Cambridge
    7. University of Manchester
    8. University of California, Berkeley
    9. Wageningen University & Research
    10. Stanford University

参考:QS World University Rankings by Subject 2023: Development Studies

TOP10の半数以上、TOP3では全校がイギリスで占めていますね。

開発学といってもコースは色々

地球上に存在する開発課題は幅広く存在します。

移民や紛争、人権、貧困、温暖化、教育、文化など扱うテーマは多岐に渡りますよ。

そのため開発学といっても、専攻できるコース(学科)は多種多様です。

例えば、サセックス大学院で学べる開発学は30以上のコースが展開されていますね。

Anthropology of Development and Social Transformation MAClimate Change, Development and Policy MSc
Conflict, Security and Development MADevelopment Economics MSc
Development Studies MAEnergy and Climate Policy MSc
Energy Policy (online) MScEnvironment, Development and Policy MA
Food and Development MAGender and Development MA
Gender, Violence and Conflict MAGlobalisation, Business and Development MA
Governance, Development and Public Policy MAHuman Rights MA
International Business and Development MScInternational Education and Development MA
Media Practice for Development and Social Change MAMigration and Global Development MA
Migration Studies MAPoverty and Development MA
Power, Participation and Social Change MAScience and Technology Policy (with a professional placement year) MSc
Science and Technology Policy MScSexual Dissidence MA
Social Development MASocial Research Methods MSc
Sustainable Development (online) MScSustainable Development MSc
Sustainable Finance and Accounting (with a professional placement year) MScSustainable Finance and Accounting MSc
参考:Masters courses

開発学の中でも、どれを専門的に学びたいか深掘りすると良いでしょう。

開発学が強いイギリス大学院ランキングTOP10

イギリス大学院

QS World University Rankings by Subject 2023: Development Studiesを参考に、開発学が強いイギリス大学院ランキングTOP10を紹介します。

  • 開発学が強いイギリス大学院TOP10(世界での順位)
    1. University of Sussex (1位)
    2. SOAS University of London (2位)
    3. London School of Economics and Political Science (3位)
    4. University of Oxford (4位)
    5. University of Cambridge (6位)
    6. University of Manchester (7位)
    7. University of East Anglia (11位)
    8. University of Leeds (20位)
    9. University of Edinburgh (30位)
    10. King’s College London (50位)

それぞれ以下の内容がわかるよう紹介しますね。

  • イギリス大学院の概要
    • 設立年:
    • エリア:
    • 留学生の割合:
    • 世界大学ランキング:(QS World University Rankings 2024を参考)
    • 学費:£1=150円で計算
    • 出願要件
      • GPA:
      • 英語力:

University of Sussex (1位)

  • 1. サセックス大学院の概要
    • 設立年:1961年
    • エリア:ブライトン
    • 留学生の割合:35%
    • 学費:£18,975(約287万円)
    • 世界大学ランキング:218位
    • 出願要件
      • GPA:3.0以上
      • 英語力:IELTS 7.0(各セクションで6.5以上)
      • 学部で社会科学系を専攻 or 職務経験が求められる

参考:
University of Sussex
Development Studies MA

サセックス大学について

サセックス大学の全て【偏差値や難易度、学費など】

SOAS University of London (2位)

  • 2. 東洋アフリカ研究学院(SOAS)の概要
    • 設立年:1916年
    • エリア:ロンドン
    • 留学生の割合:56%
    • 学費:£24,350(約365万円)
    • 世界大学ランキング:511位
    • 出願要件
      • GPA:2.0〜3.0以上(正確な記載なし)
      • 英語力:IELTS 6.5(各セクションも6.5以上)

参考:
SOAS University of London
MSc Development Studies 

SOAS(東洋アフリカ研究学院)留学について

ロンドン大学SOASの全て【偏差値やランキングなど】

London School of Economics and Political Science (3位)

  • 3. LSE大学院の概要
    • 設立年:1895年
    • エリア:ロンドン
    • 留学生の割合:70%
    • 学費:£25,920(約389万円)
    • 世界大学ランキング:45位
    • 出願要件
      • GPA:3.5以上
      • 英語力:IELTS 7.0以上(Rは7.0以上、それ以外は6.5以上)

参考:
The London School of Economics and Political Science
MSc Development Studies

LSE大学・大学院留学について

LSE大学/大学院の全て【ランキングや偏差値、難易度】

University of Oxford (4位)

  • 4. オックスフォード大学院の概要
    • 設立年:1096年
    • エリア:オックスフォード
    • 留学生の割合:42%
    • 学費(年間):£31,540(約473万円)
    • 世界大学ランキング:3位
    • 出願要件
      • GPA:B or A以上
      • 英語力:IELTS 7.5以上(各セクションで7.0以上)
      • 学部で社会科学系を専攻

参考:
University of Oxford
MPhil in Development Studies

こちらは21ヶ月間かけて学ぶコースですよ。

University of Cambridge (6位)

  • 5. ケンブリッジ大学院の概要
    • 設立年:1209年
    • エリア:ケンブリッジ
    • 留学生の割合:39%
    • 学費:£48,768(約732万円)
    • 世界大学ランキング:2位
    • 出願要件
      • GPA:A〜S以上
      • 英語力:IELTS 7.0(各セクションも7.0以上)

参考:
University of Cambridge
MPhil in Development Studies

University of Manchester (7位)

  • 6. マンチェスター大学院の概要
    • 設立年:1824年
    • エリア:マンチェスター
    • 留学生の割合:27%
    • 学費:£26,000(約390万円)
    • 世界大学ランキング:32位
    • 出願要件
      • GPA:3.0以上
      • 英語力:IELTS 7.0(各セクションは6.5以上)

参考:
University of Manchester
MSc Development Economics and Policy

マンチェスター大学の全て

マンチェスター大学の全て【偏差値やレベル、学費など】

University of East Anglia (11位)

  • 7. イーストアングリア大学院の概要
    • 設立年:1963年
    • エリア:ノリッジ
    • 留学生の割合:18%
    • 学費:£19,800(約297万円)
    • 世界大学ランキング:295位
    • 出願要件
      • GPA:3.0以上
      • 英語力:IELTS 6.0(2つのセクションで6.0以上、他2つのセクションは5.5以上)

参考:
University of East Anglia
MA International Development

イーストアングリア大学留学について

イーストアングリア大学の全て【ランキングや偏差値など】

University of Leeds (20位)

  • 8. リーズ大学院の概要
    • 設立年:1904年
    • エリア:リーズ
    • 留学生の割合:32%
    • 学費:£22,250(約334万円)
    • 世界大学ランキング:75位
    • 出願要件
      • GPA:3.0以上
      • 英語力:IELTS 6.5(各セクションで6.0以上)

参考:
University of Leeds
Global Development MA

リーズ大学の偏差値やランキングなど

リーズ大学の全て【偏差値やランキング、レベルなど】

University of Edinburgh (30位)

  • 9. エディンバラ大学院の概要
    • 設立年:1583年
    • エリア:エディンバラ(スコットランド)
    • 留学生の割合:48%
    • 学費:£27,100(約407万円)
    • 世界大学ランキング:22位
    • 出願要件
      • GPA:3.0以上
      • 英語力:IELTS 7.0(各セクションは6.0以上)

参考:
University of Edinburgh
International Development MSc

エディンバラ大学留学について

エディンバラ大学の全て【ランキングや偏差値、学費など】

King’s College London (50位)

  • 10. キングスカレッジロンドンの概要
    • 設立年:1829年
    • エリア:ロンドン
    • 留学生の割合:41%
    • 学費:£31,080(約466万円)
    • 世界大学ランキング:40位
    • 出願要件
      • GPA:3.5以上
      • 英語力:IELTS 7.0(各セクションで6.5以上)

参考:
King’s College London
International Relations MA

キングスカレッジロンドン(KCL)留学について

キングスカレッジロンドンの全て【偏差値や難易度など】

開発学が強い他のイギリス大学院

プリセッショナルコースはイギリス大学/大学院留学に必要か

開発学が強いイギリス大学院TOP10を紹介しました。

  • 開発学が強いイギリス大学院TOP10(世界での順位)
    1. University of Sussex (1位)
    2. SOAS University of London (2位)
    3. London School of Economics and Political Science (3位)
    4. University of Oxford (4位)
    5. University of Cambridge (6位)
    6. University of Manchester (7位)
    7. University of East Anglia (11位)
    8. University of Leeds (20位)
    9. University of Edinburgh (30位)
    10. King’s College London (50位)

レベルが高い大学院が多く、出願要件に達せない人がいるかもしれません。

もしGPAやIELTSが低くても留学できる可能性はありますよ。

・GPA:【GPA低い?】GPAを2.7→3.4に変えてイギリス大学院留学
・IELTS:イギリス大学院留学【IELTS足りない人はこの方法で】

また学費がネックの人は、奨学金などで費用を抑えられるでしょう。

参考:イギリス大学院の学費は安い【費用はこうカットできます】

それでも出願要件や学費水準を下げたい人は、以下のイギリス大学院もおすすめです。

ブラッドフォード大学の偏差値やランキングなど

ブラッドフォード大学の全て【偏差値やランキングなど】

ブラッドフォード大学院は、世界最大級の紛争学/平和学の研究センターを有していますよ。

開発学の就職先

留学生 キャリアフォーラム

開発学を学んだ人は必ずしも、国連やNGOといった職種に進む訳ではありません。

政府やコンサル、銀行、大使館、開発系の民間企業など様々な選択肢がありますよ。

例えばSOASのMSc Development Studiesを修了した人は以下の組織に就職しています。

  • SOASのMSc Development Studies修了者の就職先
    1. Amnesty International
    2. BBC World Service
    3. British Embassy Brussels
    4. Department for International Development
    5. Economist Intelligence Unit (EIU)
    6. Embassy of Japan
    7. Government of Pakistan
    8. Hong Kong Economic & Trade Office
    9. International Committee of the Red Cross (ICRC)
    10. International Labour Organization (ILO)
    11. KPMG LLP
    12. Médecins Sans Frontières (MSF)
    13. National Health and Medical Research Council
    14. Overseas Development Institute
    15. Oxfam
    16. Royal Norwegian Embassy
    17. Save the Children UK
    18. The World Bank
    19. Thinking Beyond Borders
    20. US Department of State
    21. UN High Commissioner for Refugees
    22. WaterAid

参考:Employment

業界に縛られないので安心して就活ができますね。

開発学が強いイギリス大学院へ留学するには

大学・大学院留学

イギリス大学院に留学するには、出願し合格を得る必要があります。

  • 大学院留学準備ですること
    1. 英語力を証明する公的書類
    2. 志望動機書
    3. 推薦状2枚
    4. GPAが記載された成績証明書
    5. 履歴書(学生でも書く場合があり)

参考:イギリス大学院へ出願し合格【やること全部わかります】

イギリス大学院留学の準備はbeoを利用すると良いでしょう。

beoはイギリス大学院の合格率が99%以上のため、志望校から合格が得やすいですよ。

  • beoを利用するメリット
    1. 合格実績がTOPレベル
      • 13,000人以上のサポート実績
      • イギリス大学と大学院は99%以上の合格率
    2. カウンセラーの質が高い
    3. 合格者の志望動機書が閲覧可能
    4. 合格保証付きのNCUK進学準備コースを提供
    5. GPAの再計算で0.5〜1.0上昇する(大学院向け)

私もbeoを利用し、ラッセルグループを含む3校のイギリス大学院から合格を得られました。

イギリス大学院留学を検討している人はbeoに相談してみてくださいね。

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最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。

開発学が強いイギリス大学院を解説しました。以下は要約です。

  • 開発学が強いイギリス大学院TOP10(世界での順位)
    1. University of Sussex (1位)
    2. SOAS University of London (2位)
    3. London School of Economics and Political Science (3位)
    4. University of Oxford (4位)
    5. University of Cambridge (6位)
    6. University of Manchester (7位)
    7. University of East Anglia (11位)
    8. University of Leeds (20位)
    9. University of Edinburgh (30位)
    10. King’s College London (50位)

イギリス大学院へ留学を検討している人は以下の記事も役に立ちます。

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