こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
・イギリス大学院のMBAはどう?
・費用や出願要件、カリキュラムは?
・どんなイギリス大学院がMBAにおすすめ?
私はイギリスにあるリーズ大学院へ留学後、イギリス大学と大学院留学の情報をまとめた舞原ブログを運営しています。
以下は直近でまとめているイギリス大学一覧。
この経験から、イギリス大学院のMBAについてわかりやすく解説するので参考にしてくださいね。
目次
イギリス大学院MBAの特徴
イギリス大学院のMBAには以下の特徴があります。
- イギリス大学院MBAの特徴
- 1年でMBAを修了できる
- 実践的なカリキュラム
- 海外で学べる機会も
1年でMBAを修了できる
イギリス大学院は1年制です。
MBAも同様に修士課程のため、1年で修了できますよ。
アメリカなどの国は2年制なので、イギリスであれば1年分の時間と費用を節約できますね。
もしパートタイムのMBAなら2〜3年かかるよ
また15ヶ月間といった少し長めのMBAもあるから注意してね
実践的なカリキュラム
イギリス大学院は1年制であるものの、他の国のMBAと同様にカリキュラムは実践的です。
- イギリス大学院のMBAカリキュラムの特徴
- 多くのケーススタディを基に議論
- 企業から来たゲストスピーカーの講義
- 実際の企業でプロジェクトを実施
プロジェクトはイギリス大学院が提携している企業で10〜12週間かけて行いますよ。
例えばビジネス系に強いウォーリック大学院では、以下のような企業とプロジェクトを実施できます。
- ウォーリック大学院の提携企業例
- Barclays
- EY
- GE Healthcare
- Microsoft
- SAP
- Sony
参考:
・Programme structure
・ウォーリック大学の全て【ランキングや学費、難易度など】
日本の企業もあるね
プロジェクトが苦手に感じる人は卒論の選択肢もありますよ。
カリキュラムの詳細は後述します。
海外で学べる機会も
イギリス大学院によって、イギリス以外の国で学べる機会がありますよ。
- 海外で学べる機会の内容例
- 提携のビジネススクールや企業へ1〜2週間のVisit
- コース修了後に2〜4ヶ月の交換留学
- コース修了後に2〜12ヶ月のインターン(イギリス国内限定の可能性あり)
Visitでは海外の提携ビジネススクールや企業の人と、交流したりセミナーに参加したりなどができますよ。
上記のようなプログラムが提供されていれば、積極的に参加すると良いでしょう。
イギリス大学院MBAの出願要件
出願要件はイギリス大学院によって、GPA 2.0〜3.0以上、IELTSは6.0〜7.0以上と変動します。
一例としてリーズ大学院のMBAを解説しますね。
- リーズ大学院MBAの出願要件
- 大学の成績:GPA 3.0
- 英語力:IELTS 6.5(各セクションで6.0以上)
- 職務経験:最低3年以上
- GMAT:
- 提出は任意だが、GPAが3.0未満の人や職務経験が少ない人は600点以上のGMATで審査の対象になる
GPAや英語力は不足していても合格できるチャンスはありますよ。
詳細は以下をご覧ください。
参考:
・GPA:【GPA低い?】GPAを2.7→3.4に変えてイギリス大学院留学
・英語力:プリセッショナルは受けるべきか【イギリス大学/大学院】
GMATはリーズ大学院のMBAに限らず、提出を任意とするイギリス大学院が多いです。
しかし審査材料として提出をした方が良いとするイギリス大学院もあるため、GMATを持っている人は合わせて出願すると良いでしょう。
イギリス大学院MBAの費用
イギリス大学院のMBA費用は、イギリス大学院のレベルによって£17,000〜£71,540と大きく変わります。
そのため留学先に人気なラッセルグループのMBA費用を解説しますね。
例えば、リバープル大学院のMBAなら以下の費用がかかりますよ。
- リバプール大学院MBAの年間学費(£1=160円)
- £31,000(約496万円)
参考:MBA (The Liverpool MBA) on campus MBA
費用は高いかもしれません。
しかし2年制の国のMBAだと、もう1年分の学費と滞在費がかかりますよ。
参考:海外大学院の費用が安い国はここ【国別で比較もできます】
もし費用が高ければ奨学金を利用したり、学費が安いイギリス大学院を選んだりすると良いでしょう。
詳細は以下の記事をご覧ください。
参考:
・イギリス大学と大学院が提供する奨学金【留学生向けです】
・学費が安いおすすめのイギリス大学院【ランキングで解説】
イギリス大学院MBAのカリキュラム
イギリス大学院のMBAは複数のコースがあります。
例えばバーミンガム大学院のMBAだと以下のコースから選べますよ。
- バーミンガム大学院で学べるMBA
- MBA International Business
- MBA Global Banking and Finance
- MBA Executive
- Global MBA – Singapore
- Online MBA
ここでは一般的なMBAに該当する①MBA International Businessを参考にカリキュラムを解説しますね。
- MBA International Businessのカリキュラム
- 必須科目
- Accounting for Managers
- Developing Leadership Practice
- Developing Strategy
- Finance for Managers (MBA)
- Human Resource Management
- International Business
- Marketing Concepts and Practice
- Operations Management
- Responsible Business
- Strategic Analysis of Business
- 選択科目
- Entrepreneurial Finance
- Global Marketing Leadership
- Implementing Strategies and Managing Change
- International Banking: Regulation and Supervision
- International Business Experience
- 卒論/プロジェクト(どちらか選択)
- Consultancy Project dissertation
- Dissertation
- 必須科目
参考:
・MBA International Business
・バーミンガム大学の全て【ランキングや難易度、学費など】
バーミンガム大学院のMBAでは、③卒論/プロジェクトのConsultancy Project dissertationで、実際の企業にてコンサルティングリサーチを行いますよ。
そのプロジェクト内容をプレゼンとレポート、論文にまとめて成績がつきます。
Dissertationを選ぶのであれば、実際の企業でプロジェクトは行わず、卒論のみ書いて終わりますよ。
イギリス大学院によってMBAのカリキュラムは変わるので、詳細は「xxx university mba」でググってみてください。
xxxに志望校の名前を入れてね
イギリス大学院MBAのスケジュール
イギリス大学院MBAのスケジュールは以下の2つに分けて解説します。
- イギリス大学院MBAのスケジュール
- 入学時期
- 授業スケジュール
入学時期
イギリス大学院の入学時期は9月です。
イギリス大学院によっては1月入学もできるよ
留学準備は入学時期の1年前に始められると余裕が持てますよ。
留学準備の仕方とスケジュール感は以下の記事をご覧ください。
参考:
・イギリス大学院に留学【やること全部わかります】
・【イギリス大学院留学】出願時期と準備のスケジュール
授業スケジュール
イギリス大学院MBAの授業スケジュールは 3 semisters(学期)に分かれます。
参考:イギリス大学院修士の1年【入学〜卒業はこんな感じです】
- 授業スケジュール(目安)
- 1学期:必須科目の授業
- 2学期:必須科目+選択科目の授業
- 3学期:プロジェクト or 卒論
忙しさはイギリス大学院によりますが、1日に2〜3つの授業があります。
空き時間はグループワークのミーティングや課題、予習復習などをしますよ。
また3学期には授業がありません。
1、2学期で学んだことを活かしてプロジェクト、もしくは卒論に時間を使いますよ。
MBAにおすすめのイギリス大学院
World University Rankings – Full Time MBAでランキングが高いビジネススクールほど、MBAにおすすめなイギリス大学院と言えるでしょう。
しかしランキングが高くなればなるほど、学費も高くなります。
そのため、始めはラッセルグループの大学院から自分に合っているMBAを探してみるのが良いですよ。
もし学費が高ければ、世界大学ランキングを少しずつ下げて、自分の予算に合ったMBAを見つけてみてくださいね。
探すのがめんどいと感じる人は、以下の記事も合わせて見ると良いです。
イギリス大学院MBAが向いている人
以下に該当する項目が多ければ、イギリス大学院のMBAが合っていますよ。
- イギリス大学院のMBAが合っている人
- 1年でMBAを取りたい人
- 学費を抑えたい人
- GMATなしでMBA留学をしたい人
- 実際の企業でプロジェクトをしたい、もしくはプロジェクトは実施せず卒論を書きたい人
- イギリスに留学したい人
イギリス大学院でMBAをしたい人は、以下のコースも合わせて検討できるかもしれません。
- 他に検討できるコース
- MSc Management
- オプションでPlacement
- オンラインのMBA
MSc Managementもおすすめ
MSc Managementでも同様に、経営戦略論や会計学といった経営学全般を学べます。
MBAとMSc Managementの違いはカリキュラムの特徴と費用にありますよ。
- MBA:
- 実践的なカリキュラム
- 費用が高い
- MSc Management:
- 学術的に学ぶカリキュラム
- 費用が安い
例えばマンチェスター大学院のMBAとMSc Managementでは、£19,000(約304万円)もの費用差があります。
MBA:£47,000
MSc Management:£28,000
参考:
・The Manchester Full-time MBA Degree
・Masters (MSc) in Management
・マンチェスター大学の全て【偏差値/レベル/学費など解説】
そのため実践的に学ばなくても良い、費用が気になる人はMSc Managementも検討すると良いかもしれません。
オプションでPlacementもおすすめ
Placementとはインターンのことです。
実は2年学べるイギリス大学院もある
— 舞原@院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) July 8, 2022
【スケジュール感】
・1年目:専攻分野の勉強
・2年目:Placement
Placementはインターンみたいなもの
で実際の企業で就業経験を積むことができるよ
2年目の学費は20〜30万円で済むし学生ビザで海外勤務できる、そして就活もかなり有利になるからおすすめ!
海外の企業で就業経験を積みたい人はPlacementを追加できるコースを専攻しても良いかもしれませんね。
ただ全てのイギリス大学院でPlacementを追加できる訳ではないので注意が必要です。
サリー大学院やキングストン大学院ならPlacementが付けられるよ
参考:
・サリー大学の全て【ランキングや偏差値、学費など】
・キングストン大学の全て【偏差値やランキング、学費など】
オンラインでMBAもおすすめ
家庭を持っているや仕事を辞めたくないなどの理由から、日本からMBAを受けたい人はオンラインでMBAもおすすめです。
- オンラインMBAの特徴
- 2年間のパートタイム
- 学費がフルタイムMBAより安い
- 仕事を辞めずにMBAが取得できる
- 入学時期や授業スケジュールが柔軟
- 日本から受講できるため滞在費がかからない
- モジュール(科目)ごとに学費の支払いができる
参考:イギリス大学院へオンライン留学【費用は100万円〜です】
②に関して、例えばキール大学院だとフルタイムMBAとオンラインMBAでは£9,200(約147万円)の費用差がありますよ。
フルタイムMBA:£20,000
オンラインMBA:£10,800
また⑥にあるように、モジュール(科目)ごとに支払いができるため、1つのモジュール£900(約14万円)を授業を履修するごとに支払えます。
参考:
・MASTER OF BUSINESS ADMINISTRATION – MBA
・100% Online MBA
・キール大学の全て【ランキングや偏差値、レベルなど】
そのため日本から受講したい人や費用が気になる人は、オンラインMBAも検討すると良いでしょう。
イギリス大学院でMBAをするには
留学準備はイギリス留学に強いエージェントに相談しながら進めると良いです。
beoであればイギリス大学院の合格率が99%以上のため、志望校から合格が得やすいですよ。
- beoを利用するメリット
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- GPAの再計算で0.5〜1.0上昇する(大学院向け)
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私もbeoを利用し、ラッセルグループを含む3校のイギリス大学院から合格を得られました。
イギリス大学院留学を検討している人はbeoに相談してみてくださいね。
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最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
イギリス大学院のMBAについて解説しました。以下は要約です。
- イギリス大学院MBAの特徴
- 1年でMBAを修了できる
- 実践的なカリキュラム
- 海外で学べる機会も
- イギリス大学院のMBAが合っている人
- 1年でMBAを取りたい人
- 学費を抑えたい人
- GMATなしでMBA留学をしたい人
- 実際の企業でプロジェクトをしたい、もしくはプロジェクトは実施せず卒論を書きたい人
- イギリスに留学したい人
- イギリス大学院のMBAならbeoがおすすめ
イギリス大学院へ留学を検討している人は以下の記事も役に立ちます。
それでは!