こんにちは。舞原(@MaibaraOfficial)です。
社会人から海外大学院へ留学するのは難しいでしょうか。
・社会人から大学院留学できるかな?
・社会人から大学院留学のメリット・デメリットは?
・海外大学院の社会人留学ってどう準備する?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- 社会人から大学院留学の難しさがわかる
- 社会人から大学院留学のメリット・デメリットがわかる
- 社会人大学院留学の準備の流れがわかる
私は日本の大学卒業後、イギリスにあるLeeds大学院に留学したので社会人留学生ではないですが、
留学先の大学院で多くの社会人留学生と関わってきました。
大学院留学は色んなバッググラウンドの人と一緒に学ぶことになるからおもしろい
— 舞原@イギリス院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) April 3, 2021
僕は経営学だったけど、仲良かったクラスメートは大学で薬学部だった人やスポーツ科学部、法学部などで色んな考えが出てくるから話してて楽しかった
この経験から海外大学院の社会人留学について合格難易度やメリット・デメリットなどわかりやすく解説するので、
今後社会人留学を検討している人は参考にしてくださいね。
目次
社会人から海外大学院留学は可能か

社会人の海外大学院留学は、大学卒業後そのまま海外大学院に進学している学生と比べると数は少ないものの、
新卒大学生と同様に英語力さえあれば問題なく合格はもらえるでしょう。
(社会人の割合については以下にまとめてます)
社会人の合格難易度は優しいです
志望する大学院のレベルによりますが、新卒大学生同様、それなりの内容の出願書類が揃っていれば
ほぼ合格がもらえると思って良いでしょう。
僕はFラン大出身だけど4校中3校受かってます
(詳細は以下に書いてます)
出願準備などは後述します。
けどMBA留学はハードル高いです
MAB留学は英語力の証明書以外にGMATと呼ばれる分析や言語、数的な能力を測る試験を受ける必要があり、
忙しい社会人にとって勉強の時間が中々取れないでしょう。
また、必要な英語力においても一般的な大学院留学で求められるスコアよりも高いスコアが求められます。
- 一般的な大学院の英語スコア
- IELTS:overall 6.0〜
- TOEFL iBT:88〜
- MBA留学の英語スコア
- IELTS:overall 7.0〜
- TOEFL iBT:100〜
(IELTSは0.5点上げるのに約3ヶ月かかると言われています)
そのため、MBA留学はハードルが高いですがこちらも
必要書類が揃っていれば合格の可能性は十分にあるでしょう。
(MBA留学については以下にもまとめてます)
次に社会人から大学院留学のメリットデメリットを考察します。
社会人から大学院留学のメリット

社会人から大学院留学するメリットは以下の通りです。
- 社会人の大学院留学メリット
- キャリアアップが見込める
- 学生の時間に戻れる
- 社費留学なら費用をかけずに
1つずつ解説します。
キャリアアップが見込める
1つ目が「キャリアアップが見込める」です。
社会人留学の大きな目的に、昇進や転職による年収アップがあると思います。
大学院留学は英語力の向上が見込めますし、仕事に必要なスキルも専攻を通して学べるので、
昇進や転職において大いに役立つでしょう。
実際に社会人で大学院留学をしていた知人は、日系メーカーから外資系コンサル企業に転職して
年収が300万円UPしたそうですよ。
学生の時間に戻れる
2つ目が「学生の時間に戻れる」です。
社会人になると仕事で忙しくプライベートの時間をあまり取れない人もいるため、
もう一度学生の時間に戻りたいと考える人は多くいるでしょう。
私もその1人
社会人大学院留学をすることで
学生の時間を再度謳歌することが可能です。
また、仕事の生活から距離をおけるので、自分を見つめ直すいい機会にもなりそうですね。
社費留学なら費用をかけずに
3つ目が「社費留学なら費用をかけずに」です。
勤めている会社によって社費留学制度があるでしょう。
こういったプログラムを利用すれば、会社が大学院留学費用を負担してくれるので
費用をかけずに大学院へ留学することができます。
私の知人に政府系銀行に勤めている人がいましたが、その人も社費留学で来ていました。
レポートを会社に定期的に出すなど色々と制限はあったようですが
費用かけずに社会人留学を楽しんでいましたよ。
(大学院留学にかかる費用は以下にまとめています)
社会人から大学院留学のデメリット

社会人からの大学院留学にはデメリットも存在します。
- 社会人の大学院留学デメリット
- 大学院留学準備の時間がない
- 大学院留学の費用が高い
- 生活費や滞在費分の貯蓄が必要
1つずつ考察します。
大学院留学準備の時間がない
1つ目が「大学院留学準備の時間がない」です。
社会人は仕事で忙しいので
学生ほど留学準備に時間が取れないのがデメリットでしょう。
出願準備は時間がかかるので時間に余裕を持って進める必要がある他、英語のスコアを持っていない人はその勉強時間も確保する必要があります。
なので、自分のプライベートの時間を勉強や準備に費やす覚悟がないと
社会人からの大学院留学は難しいでしょう。
大学院留学の費用が高い
2つ目が「大学院留学の費用が高い」です。
国によって大学院留学費用は変わってきますが、学費はかなり高いです。
- アメリカ大学院留学にかかる費用(2年)
- 学費:500〜1,200万円
- 滞在費:200〜240万円
- 生活費:160〜200万円
- 合計:860〜1,640万円
- イギリス大学院留学にかかる費用(1年間)
- 学費:250〜500万円
- 滞在費:60〜100万円
- 生活費:80〜100万円
- 合計:390〜700万円
- オーストラリア大学院留学にかかる費用(1.5年間)
- 学費:200〜400万円
- 滞在費:100〜250万円
- 生活費:50〜80万円
- 合計:350〜730万円
(イギリスは1年で修士取れます。オーストラリアは1年半で修士取れるとこ多いです。)
私はイギリス大学院に通っていましたが、学費や滞在費、生活費込みで
450万円かかりました。
Atsueigoでお馴染みのATSUさんもオーストラリア大学院に通っていましたが、学費と生活費で
800万円かかったようです。
参考URL:大学院留学にかかる費用大公開!お金持ちじゃなくても留学費を貯める
なので留学費用を捻出できない人は、数十万円で留学できるヨーロッパの大学院や奨学金を申し込むなど工夫が必要でしょう。
(奨学金については以下にまとめてます)
生活費や滞在費分の貯蓄が必要
3つ目が「生活費や滞在費分の貯蓄が必要」です。
社費留学をしている人以外は大学院留学中は無職なはずなので、
事前に生活費や滞在費を貯めておく必要があります。
国や生活スタイルによって変動しますが、
年間100〜200万円は消費するとみて良いでしょう。
けど学費もそうですが、年間を通して分割で支払えたりするので一括で全額払う必要はありません。
社会人から大学院留学の準備

社会人からでも大学院留学をしたい!と決心したなら、次は大学院留学の準備をしましょう。
まずはどこの国の大学院でどんな専攻を学びたいか選定すると良いです。
- 大学院留学先決めプロセス
- 大学院で何を学びたいか決める
- 世界大学ランキングをもとに大学院を比較
- 留学したい大学院のウェブサイトを訪れる
世界大学ランキングは、以下のサイトが使えます。
QS World University Rankings
THE World University Rankings
行きたい大学院が決まったら次は出願書類を用意しましょう。
- 出願準備ですること
- 英語力を証明する公的書類
- 志望動機書
- 推薦状2枚
- GPAが記載された成績証明書
- 履歴書
(出願準備の詳細は以下にまとめてます)
出願書類は自分1人で用意して出願もできますし、不安なら留学エージェントにサポートしてもらっても良いでしょう。
てか出願準備を1人でするのは大変なので利用した方がいいです。
beoというエージェントだと、合格率は9割をマークしているので志望する大学院から合格を得られるのではないでしょうか。
(↑この記事限定の割引特典もあります)
私もbeoのサポートを受けて3校の大学院から合格もらえたのでかなりおすすめです。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
社会人からの大学院留学について解説しました。以下は要約です。
- 社会人の大学院留学メリット
- キャリアアップが見込める
- 学生の時間に戻れる
- 社費留学なら費用をかけずに
- 社会人の大学院留学デメリット
- 大学院留学準備の時間がない
- 大学院留学の費用が高い
- 生活費や滞在費分の貯蓄が必要
留学準備の時間と留学費用を上手くやりくりできれば、社会人からでも大学院留学ができると思うのでぜひ実現させてくださいね。
社会人の大学院留学を検討している人は以下の記事も役に立ちます。
それでは!