こんにちは。舞原(@MaibaraOfficial)です。
イギリス大学院から合格をもらうのはどのくらい難しいのでしょうか。
・イギリス大学院に出願したら合格もらえるかな?
・イギリス大学院の難易度はどのくらいだろう?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- イギリス大学院の合格難易度がわかる
- イギリス大学院の合格難易度が易しい理由がわかる
- どのイギリス大学院が留学におすすめかわかる
私はイギリス大学院に出願し3校から合格をもらいました。
以下は留学先に決めたリーズ大学院からの合格通知です。
(リーズ大学の詳細↓)
この経験からイギリス大学院の合格難易度をわかりやすく解説するので、イギリス大学院留学を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。
目次
イギリス大学院の合格率
イギリス大学院に出願すると、どのくらいの確率で合格がもらえるのでしょうか。
私はラッセルグループ大学院をメインに4校のイギリス大学院に出願し、3校から合格をもらえました。
Leeds, Liverpool, Birmingham, Bradford大学院に出願した
75%の確率で合格します
1つの大学院が不合格になった理由は、出願要件に満たしていなかったためです。
(”学部の専攻が経営学であること”が条件でしたが私の学科は経営学ではありませんでした。ですが、経営学の単位はいくつか履修していたため、挑戦してみたけどダメだったパターンです。)
私の場合、4大学院中3大学院が合格だったので合格率は75%ですが、私の知人も似たような合格数、もしくは、出願した全てのイギリス大学院から合格をもらった人が多くいました。
またADMISSIONREPORTを見るとTOPイギリス大学院でも合格率が高いのがわかります。
ですが、出願する大学院のレベルによって合格難易度は変動するので参考程度に捉えてくださいね。
次にイギリス大学院の合格難易度が易しい理由について解説します。
イギリス大学院の合格難易度がやさしい理由
イギリス大学院の合格難易度がやさしい理由は次の通りです。
- イギリス大学院の合格難易度がやさしい理由
- 入試制度がない
- 研究計画書を書く必要がない
- 大学名はほぼ関係ない
- GPAが低くても出願できる
- 合否の審査はGPAだけではない
- ローリング制度で早い者勝ち
- 日本人留学生は優遇される
- 英語力が低くても進学できる
- 進学保証付きの進学方法がある
理由が多いのでそれぞれサラッと解説しますね。
入試制度がない
イギリス大学院に限られる話ではありませんが、入学試験が無いため出願書類さえ集めてしまえば合否の審査を受けられます。
- 必要な出願書類
- 英語力を証明する公的書類
- 志望動機書
- 推薦状2枚
- GPAが記載された成績証明書
- CV(履歴書のことで出願要件として提出を求める大学院もある)
そのため難しい試験はなく、志望動機書などの出願書類の内容次第で合格が狙えるでしょう。
しかし入学試験はありませんが、英語スコアの証明にIELTSの受験は必要です。
ですが英語の勉強だけしておけば良いので、難易度は低いのではないでしょうか。
(IELTSの勉強方法は以下が参考になります)
研究計画書を書く必要がない
日本の大学院のように「どのような内容で研究をしていくか」をまとめた研究計画書を提出する必要がありません。
そのため、出願書類のみ集めてしまえば出願できるので合格難易度は低いと言えるでしょう。
大学名はほぼ関係ない
どんなレベルの大学を卒業しようと審査に大きく影響はしません。
私は日本のFラン大学を卒業しましたが、ラッセルグループのリーズ大学院とリバプール大学院から合格をもらえました。
また私の知人も同様に、世界TOP50常連のマンチェスター大学院から合格できていますよ。
ただ例外はあります。
一部のTOPレベルのイギリス大学院では学歴フィルターを用いているかもしれません。
例えばダラム大学院に出願した人が以下の理由で不合格になりました。
University does not appear on our list of approved institutions.
しかし上記の理由で落とすイギリス大学院はまれです。
一部を除いて、卒業する大学はほぼ関係しないと言えるでしょう。
GPAが低くても出願できる
出願したGPAはイギリス方式で再計算され0.5〜1.0くらいGPAが上昇します。
【イギリスと日本のGPA算出方法の違い】
【日本の評価方法】
評定:S(90~100点)、A(80~89点)、B(70~79点)、C(60~69点)
GPA:S=4, A=3, B=2, C=1
【イギリスの評価方法】
評定:A(80~100点)、B(70~79点)、C(60~69点)
GPA:A=4, B=3, C=2
注意)
大学院によって再計算方法が違かったり、そもそも再計算しない大学院もあります。
つまり、イギリスの方がゆるく算出されるので低いGPAが高いGPAに生まれ変わります。
そのため、高いGPAを基に合否の判定がされるのでイギリス大学院の合格率は上がるでしょう。
詳細は割愛しますが続きは↓
合否の審査はGPAだけではない
出願書類は以下があると述べました。
- 必要な出願書類
- 英語力を証明する公的書類
- 志望動機書
- 推薦状2枚
- GPAが記載された成績証明書
- CV(履歴書のことで出願要件として提出を求める大学院もある)
上記の通り、GPAだけで合否が決まるわけではありません。
GPAが低くても志望動機書や推薦状の内容が良ければ合格できます。
実際にGPAが3.0がないものの志望動機書などの内容が評価され、King’s College Londonに受かった人がいますよ。
そのため出願書類をしっかり仕上げれば合格率は上がるでしょう。
ローリング制度で早い者勝ち
イギリス大学院では出願の応募があった順から次々と合格を出します。
なぜなら、イギリス大学院はローリング制度を採用しているため。
- ローリング制度とは
- 出願期日を待たずに出願された順から合否を決定すること
そのため、早めに出願すればするほど、合格枠が空いているので合格しやすいでしょう。
理想は以下のスケジュールで進めると志望するイギリス大学院から合格がもらえやすくなりますよ。
- イギリス大学院出願のスケジュール(理想)
- 8〜9月:大学院選定
- 9〜11月:書類準備
- 11〜12月:出願、合格通知
- 1月〜:ビザや寮、航空券、海外保険などの手続き
日本人留学生は優遇される
イギリス大学院に限らず、海外大学院は様々な国の留学生がいます。
- 私がいた学科のクラスメート国籍
- 中国人が8割を超える
- イギリス人の学生が1割程度
- 他の国籍も合わせて1割程度
上記の通り、中国人の留学生が多いのがわかります。
そのため、イギリス大学院は留学生の国籍をバランスよく保つために、日本人を優遇して合格を出す傾向があるでしょう。
(あくまで個人的な見解)
ちなみに、中国人の留学生が一定数を超えたら合格をストップするイギリス大学院もあるみたい
英語力が低くても進学できる
理由は以下の2つです。
- 英語力が低くても進学できる理由
- 英語のスコアがなくても出願できる
- 英語のスコアが足りなくても進学できる方法がある
①に関して、出願時に英語のスコアがなくても出願自体は可能です。
その際は「英語スコアは入学までに提出すること」を条件とした「条件付き合格」もらうことができるので、英語力は関係なしに合否の判定を受けられますよ。
参考:Conditional offer(条件付き合格)後にすべきことはこれ
②に関して、英語力が不足している人は以下のコースを入学前に受けることで英語スコアの提出が免除されます。
- 英語スコアを免除できるコース
- Pre-Sessionalコース
- プレマスター
- NCUK大学院進学準備コース
各コースの説明は割愛します。詳細は↓
そのため、合格難易度はグッと低くなるでしょう。
NCUK大学院進学準備コースについては次の章でも触れます。
進学保証付きの進学方法がある
NCUKと呼ばれるイギリス大学連盟が提供する大学院進学準備コースの受講で、NCUK加盟大学院の進学保証が付きます。
- NCUK大学院進学準備コースの特徴
- IELTSスコアなしで大学院留学
- 大学院進学保証が付く
- GPAが低くても合格できる可能性あり
- 世界最高水準の教育
- 日本にいながら受講できる
そのため上記大学院のいずれかから合格がもらえる前提で、イギリス大学院留学の準備を進めることができるでしょう。
(NCUK大学院進学準備コースの詳細は↓)
私もこのコース受けてリーズ大学院に合格した
どのイギリス大学院が進学におすすめ?
イギリス大学院の難易度や難易度が易しい理由について解説しました。
ですが、合格難易度が低いとは言え、志望するイギリス大学院によって合格難易度が変わります。
そのため、どのイギリス大学院がどのくらいの難易度なのかわからないのではないでしょうか。
なので、以下の記事で「合格難易度は低いけど世界大学ランキングで上位にランクインする大学院」をおすすめとして10校挙げました。
イギリス大学院を選定中の人は参考にしてくださいね。
合格難易度に関わらず、どのイギリス大学院がTOPなのか知りたい人は以下の記事が参考になります。
イギリス大学院の合格率を上げるには
イギリス大学院の合格率を上げるには、イギリス大学院留学に強みを持つエージェントを活用すべきです。
beoならイギリス大学・大学院の合格率は99%をマークしているのでかなりおすすめですよ。
- 大学院留学でbeoを利用すべき理由
- 合格実績がTOPレベル
- 13,000人以上のサポート実績
- 合格率は9割以上(TOP大学含めて)
- カウンセラーの質が高い
- 合格者の志望動機書が閲覧可能
- 合格保証付きの進学準備コースを提供
- GPAの再計算で0.5〜1.0上昇可能(一部再計算したGPAを認めない大学院あり)
- 合格実績がTOPレベル
詳細は以下にまとめてます。
(↑この記事限定の割引特典もありますよ)
私もこのエージェントを使っていましたが、もし他のエージェントだったら志望大学院から合格をもらえていなかったかもしれません。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
イギリス大学院の合格難易度や難易度が易しい理由など解説しました。以下は要約です。
- イギリス大学院の合格難易度がやさしい理由
- 入試制度がない
- 研究計画書を書く必要がない
- 大学名はほぼ関係ない
- GPAが低くても出願できる
- 合否の審査はGPAだけではない
- ローリング制度で早い者勝ち
- 日本人留学生は優遇される
- 英語力が低くても進学できる
- 進学保証付きの進学方法がある
イギリス大学院はラッセルグループのような難関大学院に対しても合格がもらいやすいので、ぜひ出願をチャレンジしてみてくださいね。
イギリス大学院留学を検討している人は以下の記事も役に立ちます。
それでは!