LSE大学/大学院の全て【ランキングや偏差値、難易度】

LSE大学・大学院留学について 大学院留学

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こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。

LSE(London School of Economics and Political Science)はどんな大学・大学院?

上記のような疑問にお答えします。

  • 本記事の内容
    • LSEの詳細がわかる
    • LSEはどんな人に向いているのかわかる
    • LSEへ留学する方法がわかる

私はイギリスにあるリーズ大学院へ留学後、イギリス大学と大学院留学の情報をまとめた舞原ブログを運営しています。

以下は直近でまとめているイギリス大学一覧。

イギリス大学/大学院TOP100一覧

イギリス大学/大学院TOP100一覧【ランキング順です】

この経験からLSEについてわかりやすく解説するので参考にしてくださいね。

本記事作成にあたって
 便宜上、”大学”と記載を統一しますが、”大学院”にも共通する内容です。

LSE概要

検索 
  • LSE概要
    • 設立年:1895年
    • 所在地: Houghton Street, London
    • 大学種類:国立校
    • ラッセルグループ校:YES
    • 総生徒数:13,488人
    • 留学生数:9,442人(約70%)
    • 教職員数:約3,300人
    • Student Union規模: 240 societies 以上(Sports clubsを含む)

参考:
LSE at a glance
International Students

LSEはその名の通り、社会科学系の学問に特化した大学。

そのため、経済学や歴史学、言語学(特に英語)といった分野に強みを持っていますよ。

またLSEは、インペリアルカレッジロンドンやUCLに並ぶロンドンTOP校です。

参考:
インペリアルカレッジロンドンの全て【難易度や学費など】
UCLの全て【偏差値やランキングなど留学経験から】

20/21年度のLSEでは大学学部で定員の12.8倍、大学院で6.4倍の出願があったようですよ。

LSE received 12.8 applications per undergraduate place and 6.4 applications per taught postgraduate place for the academic year 2020/21

LSE at a glance

LSEの概要を以下の点でもう少し解説します。

  1. 評価
  2. ロケーション
  3. LSE周辺の治安

評価

LSEは以下のような多くの評価を得ています。

  • LSEの評価例
    • 教育や学習環境の質の高さランキング:ヨーロッパ13位
    • 就職力が強い大学ランキング:世界48位
    • 英企業が採用にターゲットにする大学ランキング:イギリス20位
    • 最も評価されている大学ランキング:世界27位
    • 18名のノーベル賞受賞者を輩出

参考:
Europe Teaching Rankings 2019
QS Graduate Employability Rankings 2022
The Graduate Market in 2022
World Reputation Rankings 2021
LSE at a glance

教育レベルや就職力の強さ、世界的な名声とどれもレベルが高いですね。

ただ、英企業が採用にターゲットにする大学がイギリス20位のことから、有名校にしては、イギリスにおける就職力が若干弱い可能性があります。

マンチェスターやエディンバラといった他の多くのラッセルグループ校の方がLSEより上にランクインしていますね。

しかしLSEは留学生が70%以上とイギリス人が少ないことから、イギリス以外の国に就職する学生が多いのでしょう。

それを英企業が理解しているため、始めから採用ターゲットの大学からLSEを外している英企業が多いのかもしれません。

ロケーション

LSEはロンドンの中心部に位置しています。

  • LSEロケーション特徴
    • 主要空港のLondon Heathrow空港まで地下鉄で50分
    • 主要鉄道駅であるKing’s Cross駅まで地下鉄で5分
    • 最寄駅のHolborn駅まで徒歩5分
    • ロンドンの街があるPiccadilly Circus駅まで地下鉄で10分

LSEはロンドンの中心地にあるため、ロケーションは抜群に良いでしょう。

ロンドン最大級のCtiy Centre(お店が多くある街)にかなり近いです。

茶丸:LSE
赤丸:Piccadilly Circus駅
青丸:King’s Cross駅

また、トラフォルガー広場やウェストミンスター寺院といった観光地へも徒歩で行けますよ。

King’s Cross駅も近いのでイギリス国内の観光地へも移動がかなり楽でしょう。

そのため移動時間を短くしたい人には、LSEのような立地にある大学が合います。

LSEのすぐそばにはキングスカレッジロンドンもあるよ

参考:キングスカレッジロンドンの全て【KCL留学の難易度など】

LSE周辺の治安

LSE周辺は比較的治安が良いです。

茶丸:LSE
赤丸:犯罪が検挙されているエリア。赤丸が太いほど犯罪数が多い

LSEはCity Centreより少しズレた位置にあるため、比較的、犯罪検挙数は落ち着いています。

しかしCity Centreに寄るにつれて、犯罪数が多くなるので気をつけましょう。

お店やレストランが多くなるから、泥棒も増えるし酔っ払いも多くなるよね

特にロンドンは他の都市に比べてスリが断トツで多いため、所持品は肌身離さず持って移動するようにしてください。

参考:Greater London Crime Statistics

LSEの偏差値

大学院留学

イギリスの大学には偏差値という概念はありません。

そのため、調査機関が公開している大学ランキングを基に入学難易度を考察します。

  • 入学難易度
    1. 超難関
    2. 難関
    3. やや難関
    4. 普通

結論から言うと、LSEへの入学難易度は“超難関”でしょう。

LSEの大学ランキング

  • LSEの大学ランキング
    • 世界大学ランキング
      • 45位 (QS World University Rankings 2024)
      • 46位 (THE World University Rankings 2024)
    • イギリス国内大学ランキング
      • 4位 (The best UK universities 2023)
      • 3位(University League Tables 2024)

参考
QS World University Rankings 2024
THE World University Rankings 2024
The best UK universities 2023
University League Tables 2024

ランキングを見てもいまいちパッとしないかもしれません。

しかし世界には25,000校以上の大学がありますし、イギリス国内で見ても160校以上の大学が存在します。

世界大学ランキングで見ると世界TOP50、ラッセルグループで絞って見るとTOP5に位置します(THE)。

ラッセルグループ24校中LSEは7位

イギリス国内の評価もかなり高く、イギリスTOP5に入りますね。

また大学学部で定員の12.8倍、大学院で6.4倍の出願があったことからもわかるように、LSEの入学難易度は超難関と考えて遜色ないでしょう。

LSEの出願要件

留学 レポート 書き方 英語

LSEの大学と大学院の出願要件をそれぞれ解説します。

大学(学士)

イギリス大学は入学前にファウンデーションコースの受講が必須です。

  • ファウンデーションコースとは
    • 教育制度の違いからイギリス大学進学前に受講が必要なプログラム

(解説は割愛しますが詳細は↓)

参考:イギリスのファウンデーションコース【おすすめはこれ】

しかしLSEは、ファウンデーションコースを提供していません。

そのため、他のイギリス大学で受けたファウンデーションコースの成績を使い出願しますよ。

LSEの受験生はUCLやKCL、ウォーリック大学のファウンデーションコースを受ける人が多いようですね。

In previous years we have received applications from students studying the foundation courses at institutions such as the University of London International programme, University College London, Kings College London and the University of Warwick. LSE will only consider International Foundation Programmes delivered by UK institutions.

Entry requirements

ウォーリック大学については以下の記事で知れます。

参考:ウォーリック大学の全て【ランキングや学費、難易度など】

とはいえ必ずしも、他のイギリス大学で受けたファウンデーションコースの成績がLSEのプログラム(学科)に対応する訳ではありません。

そのため、エージェントに相談しながら留学準備を進めた方が確実でしょう。

利用すべきエージェントは後述します。

大学院(修士)

専攻するコース(学科)によって出願要件は多少変わります。

そのため、ビジネス系の学問を例に出願要件を解説しますね。

  • 出願要件
    1. 大学のGPA:3.0
    2. 英語力:IELTS 7.0
    3. GMAT or GRE(最低スコアの記載無し)
    4. 3年以上の職務経験(あれば理想で必ずしも必要ではない)

出願要件は専攻する学問によって特定の分野のGPAが3.6以上必要であったり、GMATが必要だったり、職務経験が必要であったりとかなりまばらです。

そのため正確な要件を知りたい方は、以下のページから専攻予定のコースで検索すると良いです。

参考:Graduate study opportunities at LSE

GPAは平均3.0以上必要ですが、GPAが足りなくても留学できる可能性はありますよ。

また上記の英語スコアを持っていなくても、留学する方法はあります。

(説明は割愛しますが詳細は↓)

【GPA低い?】GPAを2.7→3.4に変えてイギリス大学院留学
イギリス大学院留学【IELTS足りない人はこの方法で】

LSEの学費

学費

専攻する分野によって学費は変動するので、ここではビジネス系の学問の学費を基に解説します。

大まかな目安としてご参考ください。

  • 2023年度LSEの学費(年間)
    • 大学(学士):£24,264(約364万円)
    • 大学院(修士):£36,480(約547万円)

(£1=150円で計算)

正確な学費を知りたい方は、以下のページから専攻予定のコースで検索すると良いです。

・大学:Undergraduate study opportunities at LSE
・大学院:Graduate study opportunities at LSE

大学(学士)

イギリス大学の学士課程は3年制です。

参考:イギリス大学は何年?【3年制じゃない大学もあります】

そのためLSEの学部の学費は、合計1,092万円かかるでしょう。

  • 大学学士課程の学費
    • 年間£24,264(約364万円)
    • 3年間:£72,792(約1,092万円)

ロンドンのTOP校ではあるものの、学費は比較的安いと言えるでしょう。

UCLなどのTOP校は年間500万円はしますよ。

また学士課程の場合、入学前にファウンデーションコース受講が必須のため、この学費も含めると約1,292万円はかかります。

(ファウンデーションコース詳細↓)

イギリス大学はファウンデーションコース

NCUKファウンデーションコース【イギリス大学進学向け】

大学院(修士)

イギリス大学の修士課程は1年制です。

参考:イギリス大学院は何年?【修士課程は1年制です】

そのためLSE大学院の学費は、上述の通り約547万円です。

LSE大学院の学費は、学部にかかる学費と違いかなり高額でしょう。

UCLのようなロンドンTOP校と同じ位の学費ですよ。

またイギリス大学院としては珍しく、2年制のコースも提供しています。

ある分野の専攻を大学で学んでおらず、出願要件に満たしていなくても、2年制のコースなら出願を認めているものがありますよ。

2年制コースのトータルの学費は1年制の2倍かかります。

(学費以外にかかる費用は以下が参考になります)

参考:イギリス大学院費用は479万円【学費はこれでも安いです】

LSEの学部

大学院留学

LSEで専攻できる学問を以下の2つに分けて解説します。

  • LSEで学べる分野
    1. 学部一覧
    2. 強みを持つエリア

学部一覧

以下のような分野をLSEで学べます。

AccountingAnthropology
Applied statistics and actuarial scienceBusiness
Data scienceEconomic history
EconomicsEnvironment
FinanceGeography
Geography and environmentGovernment
International developmentInternational history
International relationsLanguages
LawManagement
MathematicsPhilosophy
PoliticsPsychological and behavioural science
Social policySocial psychology
SociologyStatistics
参考:Undergraduate study opportunities at LSE

(上記は学士の学部です。修士は内容が若干変わる可能性があります。)

上記のような分野から多種多様なコース(学科)が展開されていますよ。

LSEは社会科学関連の大学なので、展開されているコースは他大学より少ないです。

しかし社会科学の分野を志望する人にとっては、学びたいコースがきっとあるはずですよ。

詳細は以下ページから見ると良いです。

・大学:Undergraduate study opportunities at LSE
・大学院:Graduate study opportunities at LSE

強みを持つエリア

上記のような学部からLSEは以下の分野に強みを持っています。

  • 強みを持つエリア
    • イギリス国内(ランキング)
      • Social Policy(1位)
      • Philosophy(2位)
      • Accounting & Finance(2位)
      • Anthropology(2位)
      • Business & Management Studies(2位)
      • Economics(3位)
      • Law(4位)
      • History(4位)
      • Politics(4位)
      • Sociology(4位)
      • Geography & Environmental Science(4位)
      • Mathematics(7位)

参考:Complete University Guide

多くの分野でTOP10にランクインしています。

留学生に人気な多くの学問に強みを持っていますね。

またLSEは、social science and managementの分野で世界3位の実力も持っているので、上記の結果はうなづけます。

参考:QS World University Rankings by Subject 2022: Social Sciences & Management

LSEに留学してみて

大学院、卒業後、就職

LSE留学生が考える「LSEに留学して良かった点」を紹介します。

  • LSEに留学して良かった点
    1. 学生のレベルが高い
    2. 観光地が徒歩圏内
    3. LSEのブランドが強い

学生のレベルが高い

難しいはずの講義内容をその場で瞬時に理解して本質を捉えた意見をする学生や、LSEを通過点と考え今後の進むべき道が明確になっている学生など色んな意味で学生のレベルが高い。

難関大学の良いところは、優秀な学生と共に切磋琢磨できることですよね。

観光地が徒歩圏内

LSEはロンドンの中心地にあるため、世界的に有名な観光地が徒歩圏内。大英博物館やウェストミンスター寺院など気分転換に散歩しながら寄れる。

観光地巡りは留学で楽しむべきことの1つですよね。

LSEのブランドが強い

どの国に行ってもLSE卒と言うと大体の人に驚かれる。そこから、会話が発展してコミュケーションが取れたりするのでLSE卒の恩恵が私生活にもある。

リーズ大学でも結構驚かれるからLSEはもっと凄そう

LSE留学に向いている人

海外大学 進学 理由

上述の大学の特徴などを考慮すると、以下のような人がLSEに向いているでしょう。

  • LSE留学に向いている人
    1. 高い教育レベルで授業を受けたい人
    2. 就職力が強い大学に留学したい人
    3. ロンドンの中心部に留学をしたい人
    4. 社会科学分野に強い大学に留学したい人
    5. 留学生が多い環境に留学したい人
    6. 買い物や外食、観光や旅行も充実させたい人
    7. ラッセルグループの中でも上位の大学に留学したい人

上記に該当する項目が多ければ、LSEはあなたに最も適した大学だと思いますよ。

ロンドンに留学したい人は以下の記事も参考になります。

参考:ロンドンにある大学はこれ【17校のカレッジ以外も】

LSEへ留学するには

大学院進学準備

LSEの大学や大学院へ留学するには、留学エージェントであるbeoを利用するのがベストです。

  • 数字で見るbeo(ビーイーオー)
    • 設立年:2000年
    • 留学支援数:13,000人以上のサポート実績
    • 年間出願実績:4,000件以上(2019年)
    • 提携海外大学数:約300校
    • 合格率:9割以上(TOP大学含めて)
      • イギリス大学/大学院は合格率99%

今までに1万人以上の支援実績がある他、イギリス大学や大学院の合格率が99%の合格実績を持っています。

私もbeoを利用しましたが、リーズ大学など3校のイギリス大学院から合格を得られました。

そのためLSEへの留学を検討している方は、beoに相談してみてくださいね。

またカウンセリング時に「舞原ブログを見た」で、beoが提供しているサポートや講座(登録制以外)の費用が3,000円引きになるので忘れずにお伝えください。

beo:カウンセリング申し込み

(beoの詳細は以下にも↓)

beoで大学・大学院留学

beo大学/大学院留学エージェント【こんな評判や合格実績が】

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。

LSEの全てがわかるよう解説しました。以下は要約です。

  • LSE概要
    • 設立年:1895年
    • 所在地: Houghton Street, London
    • 大学種類:国立校
    • ラッセルグループ校:YES
    • 総生徒数:約13,488人
    • 留学生数:約9,442人以上(約70%)
    • 教職員数:約3,300人
    • Student Union規模: 240 societies 以上(Sports clubsを含む)
  • LSEの大学ランキング
    • 世界大学ランキング
      • 45位 (QS World University Rankings 2024)
      • 46位 (THE World University Rankings 2024)
    • イギリス国内大学ランキング
      • 4位 (The best UK universities 2023)
      • 3位(University League Tables 2024)
  • LSE留学に向いている人
    1. 高い教育レベルで授業を受けたい人
    2. 就職力が強い大学に留学したい人
    3. ロンドンの中心部に留学をしたい人
    4. 社会科学分野に強い大学に留学したい人
    5. 留学生が多い環境に留学したい人
    6. 買い物や外食、観光や旅行も充実させたい人
    7. ラッセルグループの中でも上位の大学に留学したい人

LSEは世界から優秀な留学生が多く集まる大学だと思うので、ぜひ出願してみてくださいね。

その際はbeoのサポートを受けるのが合格の1番の近道です。

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イギリス大学紹介シリーズは他にも↓

ダラム大学の全て【ランキングや偏差値、学費など】

バース大学留学について

バース大学の全て【偏差値やランキング、レベルなど】

ロンドン大学クイーンメアリー校へ留学について

ロンドン大学クイーンメアリー校の全て【偏差値など】

それでは!

〜ここからは留学生や日本の学生向けです〜
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