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こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
UCL(University College London)はどんな大学?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- UCLの詳細がわかる
- UCLはどんな人に向いているのかわかる
- UCLへ留学する方法がわかる
私はイギリスにあるリーズ大学院へ留学後、イギリス大学と大学院留学の情報をまとめた舞原ブログを運営しています。
以下は直近でまとめているイギリス大学一覧。
この経験からUCLの大学と大学院についてわかりやすく解説するので参考にしてくださいね。
本記事作成にあたって
便宜上、”大学”と記載を統一しますが、”大学院”にも共通する内容です。
目次
UCL概要
- UCL概要
- 設立年:1826年
- 所在地:Gower Street, London
- 大学種類:国立校
- ラッセルグループ校:YES
- 総生徒数:約43,900人
- 留学生数:約23,267人(53%)
- 教職員数:約14,300人
- Student Union規模:300 societies 以上
参考:
・Key statistics
・Clubs and societies 101
- ラッセルグループとは
- イギリスの著名なTOP大学24校で構成される団体のこと
- 参考:ラッセルグループ24校の全て【留学すべき大学はこれ】
- Student Unionとは
- 学生自治会のことでSocietyと呼ばれる、日本の大学で言うサークルやクラブで構成される
UCLはイングランドで初めて女性や留学生の受け入れを開始した大学です。
またUCLはロンドンに位置することから、大英図書館や大英博物館、BBCなどの機関や組織とパートナーシップを組んでいますよ。
UCLの概要を以下の点でもう少し解説します。
- 評価
- ロケーション
- UCL周辺の治安
評価
UCLは以下のような高い評価を多く受けています。
- UCLの評価例
- 最も評価されている大学ランキング:世界で17位
- 就職に最も強い大学ランキング:世界で20位
- 研究力がある大学:イギリスで1位
- 30名ものノーベル賞受賞者を輩出
- etc.
参考:
・World Reputation Rankings 2021
・QS Graduate Employability Rankings 2022
・Key statistics
多くの調査において満遍なく高い評価を得ています。
研究の質、就職力に置いて申し分無い大学ではないでしょうか。
またUCLは設立以来、”Disruptive thinking”を教育方針に掲げているため「何を考えるか」より「どう考えるか」に重きを置いています。
考え方を学べる大学なので、③のような研究力がある大学として1位になれているのでしょうね。
ロケーション
UCLはロンドンに位置しています。
- UCLロケーション特徴
- ロンドンの主要空港であるLondon Heathrow空港まで電車で50分
- 最寄駅のEuston Square駅まで徒歩2分
- Londonの街、Piccadilly Circus駅まで地下鉄で15分
Londonならどこに行っても栄えているので街(City Centre)を指定し難いですが、強いて挙げるならPiccadilly Circus駅周辺が最も栄えていますよ。
都会での生活や買い物好きな人、ロンドンに憧れを持つ人にとってベストなロケーションですね。
またロンドン大学系列のSOASとバークベック校が隣接しているため、他カレッジ生との交流が期待できますよ。
UCLの同系列に見られるLSEやインペリアルカレッジロンドンもロンドンの中心地やその近くにある
- 参考:
UCL周辺の治安
UCL周辺は比較的治安が良いでしょう。
UCL大学内や周辺でスマホやバッグ、自転車などの窃盗があるものの、犯罪率はそこまで高くないですね。
強いて挙げるなら、隣駅のWarren Street駅周辺でスリや窃盗の件数、SOHO周辺では薬物の件数も高いことに注意でしょうか。
下赤丸:SOHO周辺
しかしロンドンは人口が多いこと、UCLはロンドンの中心部にあるため犯罪数が多くなるのは必然です。
そのため治安が比較的良いことに慢心せず、気を引き締めて留学生活を送りましょう。
参考:
・7 tips to staying safe on and around campus
・London Crime Statistics
夜道は明るいところや大通りを歩くこと!
UCLの偏差値
イギリスの大学には偏差値という概念はありません。
そのため、調査機関が公開している大学ランキングを基に入学難易度を考察します。
- 入学難易度
- 超難関
- 難関
- やや難関
- 普通
結論から言うと、UCLへの入学難易度は“超難関”でしょう。
UCLのランキング
- UCLのランキング
- 世界大学ランキング
- 9位 (QS World University Rankings 2024)
- 22位 (THE World University Rankings 2024)
- イギリス国内大学ランキング
- 9位 (The best UK universities 2023)
- 9位 (University League Tables 2024)
- 世界大学ランキング
参考
・QS World University Rankings 2024
・THE World University Rankings 2024
・The best UK universities 2023
・University League Tables 2024
ランキングを見てもいまいちパッとしないかもしれません。
しかし世界には25,000校以上の大学がありますし、イギリス国内で見ても160校以上の大学が存在します。
上記の大学数を鑑みると、UCLは世界・イギリス国内共にトップレベルの大学と言えますね。
また世界から高い評価を得るラッセルグループの一員であることから、超難関と考えて遜色ないでしょう。
UCLの出願要件
UCL大学と大学院の出願要件をそれぞれ解説します。
大学(学士)
イギリス大学は入学前にファウンデーションコースの受講が必須です。
- ファウンデーションコースとは
- 教育制度の違いからイギリス大学進学前に受講が必要なプログラム
(解説は割愛しますが詳細は↓)
UCLのファウンデーションコースでは以下の出願要件を満たす必要があるでしょう。
- 出願要件
- 高校の成績:平均評定3以上かつ、専攻予定に関連する科目は4以上
- 英語力:IELTS 6.0
UCLは英国大学連盟(NCUK)に加盟していませんが、UCL以外のイギリス大学も検討中なら以下のファウンデーションコースもおすすめです。
またUCLに限らず、イギリス大学へ進学するためには、ファウンデーションコースで規定の成績を修める必要がありますよ。
参考:ファウンデーションコースは落ちる?【この方法なら合格】
大学院(修士)
専攻するコース(学科)によって出願要件は多少変わります。
そのため、ビジネス系の学問を例に出願要件を解説しますね。
- 出願要件
- 大学のGPA:very good grades(正確な値は記載なし)
- 英語力:IELTS 7.0〜
正確な要件を知りたい方は、以下のページから専攻予定のコースで検索すると良いです。
GPAの要件は設定されていないようですが、UCLは名門なので最低でもGPA 3.0は欲しいですね。
しかし、GPAが足りなくてもチャンスはまだありますよ。
また上記の英語スコアを持っていなくても、留学する方法はあります。
(説明は割愛しますが詳細は↓)
・【GPA低い?】GPAを2.7→3.4に変えてイギリス大学院留学
・イギリス大学院留学【IELTS足りない人はこの方法で】
UCLの学費
専攻する分野によって学費は変動するので、ここではビジネス系の学問の学費を基に解説します。
大まかな目安としてご参考ください。
- 2023年度UCLの学費(年間)
- 大学(学士):£32,100(約482万円)
- 大学院(修士):£38,300(約575万円)
(£1=150円で計算)
正確な学費を知りたい方は以下のページから専攻予定のコースで検索すると良いです。
参考:Find degrees, short courses and more
大学(学士)
イギリス大学の学士課程は3年制です。
そのためUCLの学費は、合計1,446万円かかります。
- UCL大学学士課程の学費
- 年間:£32,100(約482万円)
- 3年間:£96,300(約1,446万円)
UCLは世界でもTOPレベルの大学であること、物価が高いロンドンにあることから学費はかなり高額でしょう。
ロンドンに位置しないラッセルグループ大学でも学費は約350万円/年が多いです。
参考:
・マンチェスター大学の全て【偏差値/レベル/学費など解説】
・バーミンガム大学の全て【ランキングなど留学経験から】
また学士課程の場合、入学前にファウンデーションコース受講が必須のため、この学費も含めると約1,646万円ほどかかるでしょう。
(ファウンデーションコース詳細↓)
大学院(修士)
イギリス大学の修士課程は1年制です。
そのためUCL大学院の学費は、上述の通り約575万円です。
UCLは世界でもTOPレベルの大学なこと、物価が高いロンドンにあることから学費はかなり高額でしょう。
ロンドンに位置しないラッセルグループ大学院でも、学費は約400万円/年が多いですよ。
(学費以外にかかる費用は以下が参考になります)
参考:イギリス大学院費用は479万円【学費はこれでも安いです】
UCLの学部
UCLで専攻できる学問を以下の2つに分けて解説します。
- UCLで学べる分野
- 学部一覧
- 強みを持つ学部
学部一覧
以下のような分野をUCLで学べます。
Architecture and Planning | Arts and Sciences |
Biological and Life Sciences | Business and Management Studies |
Computer Science | Economics, Geography, Politics and Social Sciences |
Education | Engineering |
English and Comparative Literature | Fine Art and Art History |
Historical and Philosophical Studies | Languages and Cultural Studies |
Law | Mathematics and Statistics |
Media | Medicine and Allied Subjects |
Physical Sciences | Psychology and Language Sciences |
(上記は学士の学部です。修士は内容が若干変わる可能性があります。)
上記のような分野から多種多様なコース(学科)が展開されていますよ。
コースは大学には410以上、大学院には530以上のコースとかなりあるので、詳細は以下ページから見ると良いです。
参考:Find degrees, short courses and more
強みを持つ学部
上記のような学部からUCLは以下の分野に強みを持っています。
- 強みを持つ分野
- 世界(ランキング)
- Education (1位)
- Architecture and the Built Environment (2位)
- Archaeology (3位)
- Anthropology (6位)
- Anatomy and Physiology (7位)
- Pharmacy and Pharmacology (7位)
- Geography (9位)
- Life Sciences and Medicine (10位)
- Psychology (10位)
- イギリス国内(ランキング)
- American Studies (1位)
- Linguistics (1位)
- Speech & Language Therapy (1位)
- Building (1位)
- Town & Country Planning and Landscape Design (3位)
- Law (3位)
- Politics (3位)
- History of Art, Architecture & Design (3位)
- Biological Sciences (3位)
- Business & Management Studies (3位)
- Archaeology (3位)
- Psychology (3位)
- Art & Design (3位)
- Biomedical Sciences (3位)
- Philosophy (4位)
- Chemical Engineering (4位)
- Medical Technology & Bioengineering (4位)
- Russian & East European Languages (4位)
- Electrical & Electronic Engineering (4位)
- Education (4位)
- English (5位)
- Classics (5位)
- Geology (5位)
- Economics (5位)
- Mechanical Engineering (5位)
- Anthropology (6位)
- Mathematics (6位)
- Geography & Environmental Science (6位)
- History (6位)
- Social Policy (8位)
- Iberian Languages (8位)
- Computer Science (8位)
- Chemistry (8位)
- Architecture (8位)
- 世界(ランキング)
参考:
・UCL named as one of the world’s best universities to study
・Complete University Guide
UCLにはランキング上位に位置する学問がかなり多くあるため、世界TOP10、イギリスTOP5に記載を留めています。
上記の強みを持つ分野はほんの一例かつ、UCLは上記以外の分野でもバランス良く強いので、学びたい学問に関係なくおすすめできる大学でしょう。
UCLに留学してみて
UCLに留学している@ann_uk_italyさんにインタビューをし、UCLに留学して良かった点を語っていただきました。
- UCLに留学してよかった点
- 留学生の割合が多い
- ロンドンという立地
- 日本での就活でも有利な大学レベル
- 周りの学生のレベルが高い
留学生の割合が多い
UCLは留学生が多く色んな国の人と接点が持てる。イギリスにいながら様々な国の文化や慣習、価値観や考え方など知れるので刺激が多い。
UCLは留学生の割合が50%超えなので、2人に1人が留学生ですね。
現地色が強いイギリス大学だと留学生の割合は20%以下です。
ラッセルグループだとエクセター大学やブリストル大学とか
参考:
・エクセター大学の全て【ランキングや偏差値、学費など】
・ブリストル大学の全て【偏差値や学費など留学経験から】
ネイティブの環境に揉まれるより、多国籍な環境で留学したい人におすすめでしょう。
ロンドンという立地
ロンドンの、しかも中心地に位置しているので買い物や観光、外食に本当に困らない。国内旅行や海外旅行もしやすい立地にあるので充実した生活を送れている。
ロンドンはどこに行っても栄えているので毎日が刺激的ですよね。
ロンドンに憧れを持っている人にとってはたまらないでしょう。
KCLもロンドン中心部に位置しているよね
参考:キングスカレッジロンドンの全て【KCL留学の難易度など】
日本での就活でも有利な大学レベル
UCLは世界でも有名なので就活は有利に動ける。日本も例外ではなく、UCLの名前を知っている企業が多くいるのでアドバンテージは大きい。
ラッセルグループ大学など世界大学ランキングで上位でも、あまり知られていない大学は多いですよね。
その点、UCLはレベルが高い大学と認知されているので、周りより一歩進んだ就活ができるでしょう。
周りの学生のレベルが高い
周りの学生のレベルが高いので、クラスメートと切磋琢磨しながら勉強ができる。自分が知らなかったことを知れたり、気づきを得られるので成長できる環境がある。
UCLは名門なので、優秀な人が世界各国から集まるのでしょうね
UCL留学に向いている人
上述の大学の特徴や強みのある分野など考慮すると、以下のような人がUCLに向いているでしょう。
- UCLに向いている人
- 高い教育レベルで授業を受けたい人
- 就職に強い大学に留学したい人
- 留学生が多い環境で生活したい人
- ロンドンでも中心部に留学したい人
- 買い物や外食、観光や旅行なども充実させたい人
- ラッセルグループの中でも上位の大学に留学したい人
- “Disruptive thinking”の教育方針に共感を持つ人
上記に該当する項目が多ければ、UCLはあなたに最も適した大学だと思います。
またロンドン以外でも①や②、⑤など共通点が多いイギリス大学は他にもありますよ↓
ロンドンに留学したい人は以下の記事も参考になります。
UCLへ留学するには
UCLの大学や大学院へ留学するには、留学エージェントであるbeoを利用すべきです。
- 数字で見るbeo(ビーイーオー)
- 設立年:2000年
- 留学支援数:13,000人以上のサポート実績
- 年間出願実績:4,000件以上(2019年)
- 提携海外大学数:約300校
- 合格率:9割以上(TOP大学含めて)
- イギリス大学/大学院は合格率99%
今までに1万人以上の支援実績がある他、イギリス大学や大学院の合格率が99%の合格実績を持っています。
私もbeoを利用しましたが、リーズ大学など3校のイギリス大学院から合格を得られました。
そのためUCLへの留学を検討している方は、beoに相談してみてくださいね。
またカウンセリング時に「舞原ブログを見た」で、beoが提供しているサポートや講座(登録制以外)の費用が3,000円引きになるので忘れずにお伝えください。
beo:カウンセリング申し込み
(beoの詳細は以下にも↓)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
UCLの全てがわかるよう解説しました。以下は要約です。
- UCL概要
- 設立年:1826年
- 所在地:Gower Street, London
- 大学種類:国立校
- ラッセルグループ校:YES
- 総生徒数:約43,900人
- 留学生数:約23,267人(53%)
- 教職員数:約14,300人
- Student Union規模:300 societies 以上
- UCLのランキング
- 世界大学ランキング
- 9位 (QS World University Rankings 2024)
- 22位 (THE World University Rankings 2024)
- イギリス国内大学ランキング
- 9位 (The best UK universities 2023)
- 9位 (University League Tables 2024)
- 世界大学ランキング
- UCLに向いている人
- 高い教育レベルで授業を受けたい人
- 就活も視野に大学選定をしている人
- イギリス人より留学生が多い環境で生活したい人
- ロンドンのような大都市に留学したい人
- 買い物や外食、観光や旅行なども充実させたい人
- ラッセルグループの中でも上位の大学に留学したい人
- “Disruptive thinking”の教育方針に共感を持つ人
UCLはレベルが高い大学ですが挑戦する価値はあると思うので、ぜひトライしてみてくださいね。
その際はbeoのサポートを受けるのが合格の1番の近道です。
beo:カウンセリング申し込み
また、本記事作成にご協力いただいた@ann_uk_italyさんのSNSはこちらから!
- @ann_uk_italyさんのSNS
- Twitter:@ann_uk_italy
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イギリス大学紹介シリーズは他にも↓
それでは!