こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
費用を抑えてイギリス大学院で学べる?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- 費用を抑えてイギリス大学院で学べる方法がわかる
- 上記の方法のメリットデメリットがわかる
- 上記の方法を提供するイギリス大学院がわかる
目次
イギリス大学院へ進学せずに学ぶ方法

修士課程に進まずとも、Short coursesであればイギリス大学院レベルの教育を受けられます。
- Short coursesの種類
- Microcredentials
- Continuing professional development (CPD)
Microcredentials
- Microcredentialsとは
- 受講者のニーズに合わせて、修士課程の一部のモジュール(授業)を受けられる短期間のコース
修士課程のモジュールを受けるため、単位が取得できます。
5〜20単位分がもらえる
取得した単位は修士課程に進んだ際に、受講したイギリス大学院、場合によっては他のイギリス大学院でも単位を交換できますよ。
また単位を取得するコースのため、出願要件が設けられています。
例えばバーミンガム大学院のStrategic Managementコースでは以下の要件ですね。
- Microcredentialsの出願要件
- GPA 3.0以上
- IELTS 6.5以上(各セクションで6.0以上)
- CV(履歴書のことで学生でも必要)
ラッセルグループのような大学院では、GPA 3.0以上が必要ですよ。
もしくはディプロマ(Postgraduate diploma)を修了していれば、上記の出願要件に関係なく審査されます。
参考:イギリスのディプロマを知る【Postgraduate Diploma】
仮に現状のGPAが3.0以上なくともあまり心配いりません。
詳細は以下の記事をご覧ください。
参考:【GPA低い?】GPAを2.7→3.4に変えてイギリス大学院留学
Continuing professional development (CPD)
- CPDとは
- キャリアアップに向けて専門的な知識や経験を身につけるプログラム
プログラムは教授による修士レベルのレクチャーが受けられますが、単位は取得できません。
そのためGPAや大学卒といった要件はないです。
例えばバーミンガム大学のSkills Bootcamp in Data Analyticsコースでは以下の出願要件ですよ。
- CPDの出願要件
- 18歳以上
- 数学でgood gradeの成績
- ある程度高い英語力
- インタビュー
- スキルテスト
参考:Skills Bootcamp in Data Analytics
要件があまりはっきりしていませんが、コースを修了できるくらいの英語力やスキルが必要ですね。
ただ多くのCPDでは出願要件がありません。
そのため詳細は、学びたいイギリス大学院で調べると良いでしょう。

イギリス大学院へ進学せずに学ぶメリット

Short coursesを受講するメリットは以下のようなものがあります。
- Short coursesのメリット
- 費用が安い
- オンラインで学べる
- 大学院レベルの教育が受けられる
- 履歴書に書ける(Microcredentials)
- 修士課程に進学できる(Microcredentials)
費用が安い
Short coursesの期間や受講するモジュール数によって変動しますが、10〜40万円のコースが多いですよ。
例えばLSEのData Analysis for Managementでは £1,500(約24万円)の費用です。
・参考:Data Analysis for Management
・LSEを知る:LSE大学/大学院の全て【ランキングや偏差値、難易度】
またShort coursesによっては、費用が1万円もかからなかったり、250万円近くしたりとまばらのため、学びたいイギリス大学院で調べると良いでしょう。
Future Learnに公開されているCPDだと毎月4,000円のサブスクで1,000以上のコースを学べる
Future Learnについては後述します。
オンラインで学べる
多くのShort coursesはオンラインで学べます。
そのため現地の滞在費がかかりませんし、自分のスケジュールに合った時間で受講ができますね。
ただし現地で受けるタイプのShort coursesでは滞在費がかかります。
大学院レベルの教育が受けられる
レクチャーを実施する人は大学院で教鞭を取る教授です。
そのため修士課程に進まずとも、大学院レベルの教育を受けられますよ。
履歴書に書ける(Microcredentials)
Microcredentialsは修士課程のモジュールを部分的に受けます。
卒業後は成績証明書が発行されるため、履歴書に記載できますよ。
CPDも一応、修了証書的なものはもらえますが、あくまでプログラムを受けたことを証明するものでしかありません。
修士課程に進学できる(Microcredentials)
Microcredentialsを修了後、5〜20単位分を取得できます。
また一般的な出願要件を満たして受講するため、修了後に関連する分野の修士課程へ進むことができますよ。
Students that successfully pass may be offered admission and recognition of prior learning for a full masters pathway at the University of Birmingham
参考:Microcredentials
修士課程を修了するには大体150単位必要ですが、Microcredentialsで取得した5〜20単位を充填できますね。
単位に関しては以下の記事に詳しく書きました
参考:イギリス大学院で単位を落すと…?【こんな救済措置あり】
しかしイギリス大学院によって、そのまま進学できるような旨が記載されていないため、詳細は志望するイギリス大学院に問い合わせると良いでしょう。
イギリス大学院へ進学せずに学ぶデメリット

Short coursesにはいくつかデメリットがあります。
- Short coursesのデメリット
- 修士号は取得できない
- 学べる分野が少ない
修士号は取得できない
Short coursesは学位を取得するコースではないため、修士号は取れません。
特にMicrocredentialsは修士課程の一部であるものの、修士課程をフルで修めているわけではないので注意が必要です。
そのため履歴書に記載する際は、面接官に勘違いされないように書きましょう。
学べる分野が少ない
CPDは比較的色んなコースがあります。
しかしMicrocredentialsは提供するイギリス大学院が少ない他、学べる分野も限定的ですね。
そのため「自分が学びたい学問があればラッキー」程度に考えるしかありません。
これらの方法を提供するイギリス大学院

CPDは多くのイギリス大学院で提供されているので、探すのにそこまで苦労しません。
しかしMicrocredentialsは提供しているイギリス大学院が少ないです。
私でググってみましたが、以下のイギリス大学院でMicrocredentialsが受けられますね。
- Microcredentialsが受けられるイギリス大学院
- バーミンガム大学院
- グラスゴー大学院
- エセックス大学院
- コベントリー大学院
- ケント大学院
- オープン大学院
- 参考:Microcredentials
- 大学を知る:coming soon!
またCPDを含め、Short coursesを探すのが面倒って人はFuture Learnを見ると良いです。
大学や機関、企業などが提供するShort coursesが一箇所から探せるので楽ですよ。
以下のURLから探してみてください。
オンラインの修士課程も費用が安い

費用を抑えつつ、どうしても修士号を取得したいって人は、オンラインで修士課程を学ぶことも選択肢にありますよ。
100万円〜の学費で留学できるため、検討の余地があるのではないでしょうか。
- イギリス大学院のオンライン留学特徴
- 費用は100万円〜
- 在学期間は1〜3年
- スケジュールを柔軟に組める
- 入学時期は1年中いつでも
詳細は以下の記事をご覧ください。
参考:イギリス大学院へオンライン留学【費用は100万円〜です】
イギリス大学院へ進学せずに学ぶには

CPDは出願要件が設けられていないコースが多いので、イギリス大学院のHPなどからそのまま申し込めば良いでしょう。
しかし一般的な修士課程の出願と変わらないMicrocredentialsに関しては、イギリス留学に強いエージェントを利用するのが安心かと思います。
beoであればイギリス大学院の合格率が99%以上のため、志望校から合格が得やすいですよ。
- beoを利用するメリット
- 合格実績がTOPレベル
- 13,000人以上のサポート実績
- イギリス大学と大学院は99%以上の合格率
- カウンセラーの質が高い
- 合格者の志望動機書が閲覧可能
- 合格保証付きのNCUK進学準備コースを提供
- GPAの再計算で0.5〜1.0上昇する(大学院向け)
- 合格実績がTOPレベル
私もbeoを利用し、ラッセルグループを含む3校のイギリス大学院から合格を得られました。
イギリス大学院留学を検討している人はbeoに相談してみてくださいね。
beoの解説はこちらです。
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最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
イギリス大学院へ進学せずに学ぶ方法について解説しました。以下は要約です。
- Short coursesの種類
- Microcredentials
- Continuing professional development (CPD)
- Short coursesのメリット
- 費用が安い
- オンラインで学べる
- 大学院レベルの教育が受けられる
- 履歴書に書ける(Microcredentials)
- 修士課程に進学できる(Microcredentials)
- Short coursesのデメリット
- 修士号は取得できない
- 学べる分野が少ない
イギリス大学院へ留学を検討する人は以下の記事も役に立ちます。
それでは!