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こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
SOAS(東洋アフリカ研究学院)はどんな大学?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- SOASの詳細がわかる
- SOASはどんな人に向いているのかわかる
- SOASへ留学する方法がわかる
私はイギリスにあるリーズ大学院へ留学後、イギリス大学と大学院留学の情報をまとめた舞原ブログを運営しています。
以下は直近でまとめているイギリス大学一覧。
この経験からロンドン大学SOASについてわかりやすく解説するので参考にしてくださいね。
本記事作成にあたって
便宜上、”大学”と記載を統一しますが、”大学院”にも共通する内容です。
目次
ロンドン大学SOAS概要
- SOAS(東洋アフリカ研究学院)概要
- 設立年:1916年
- 所在地: Thornhaugh Street, Russell Square, London
- 大学種類:国立校
- ラッセルグループ校:NO
- 総生徒数:5,200人以上
- 留学生数:2,912人(約56%)
- 教職員数:約500人
- Student Union規模:50 societies 以上(clubs含む)
参考:
・About SOAS University of London
・International
・Students’ Union
- ラッセルグループとは
- イギリスの著名なTOP大学24校で構成される団体のこと
- 参考:ラッセルグループ24校の全て【留学すべき大学はこれ】
- Student Unionとは
- 学生自治会のことでSocietyと呼ばれる、日本の大学で言うサークルやクラブで構成される
ロンドン大学SOASはアジアやアフリカ、中東の学問に強みを持つ大学です。
上記のような地域の学問に特化した教授陣が300名以上在籍しており、世界の経済や政治、文化、地域課題解決に大きな影響を与えていますよ。
カリキュラムはリサーチに加え、フィールドワークも実施します。
そのため座学だけではない、現地研究が可能ですよ。
また生徒数が5,000人台と規模は小さいですが、半数以上が留学生のため、インターナショナルな大学と数えられています。
ちなみにSOASはSchool of Oriental and African Studiesの略称だ
SOASの概要を以下の点でもう少し解説します。
- 評価
- ロケーション
- SOAS周辺の治安
評価
SOASは以下のような評価を得ています。
- SOASの評価例
- SDGs達成に貢献している大学ランキング:世界101-200位
- 最も評価されている大学ランキング:世界176位-200位
参考:
・Impact Rankings 2022
・World Reputation Rankings 2021
他のイギリス大学と比較すると、そこまで多くの評価や賞を受賞している訳ではありません。
また就職力は世界でTOP500と一般レベルです。
しかしSOASの卒業生は有名企業への就職を果たしていますよ。
- 就職先例
- Deloitte
- UNDP
- PwC
- Foreign and Commonwealth Office
- The World Bank
- World Food Programme
- Bloomberg
- KPMG
- BBC
- Edelman
- Wall Street Journal
参考:Why SOAS?
そのため就職を見据えて留学ができるでしょう。
SOASは専門性が高い学問を学べるので企業から魅力的に映るのかも
ロケーション
SOASはロンドンの中心地に位置しています。
- SOASロケーション特徴
- 主要空港のLondon Heathrow空港まで地下鉄で50分
- 主要鉄道駅であるKing’s Cross駅まで地下鉄で2、3分
- 最寄駅のRussel Square駅まで徒歩2、3分
- ロンドンの街があるPiccadilly Circus駅まで地下鉄で6分
SOASの立地はかなり良いでしょう。
徒歩でCity Centreや大英博物館等の観光地へ行ける他、King’s Cross駅も近くイギリス国内旅行がしやすいです。
Heathrow空港も近いので、海外旅行も気軽にできますね。
薄い黄色で塗りつぶされているエリアがお店などで栄えるCity Centreだ
またSOASに隣接してUCLとバークベック校、付近にはLSEやキングスカレッジなどの有名ロンドン大学がありますよ。
- 参考:
SOAS周辺の治安
SOAS周辺の治安は普通です。
自転車の窃盗や泥棒、スリに加え、暴行事件も下図の赤丸エリアで起きています。
左下はCity Centreになるので犯罪数だけみると数は多め
赤丸エリア以外でも所々犯罪が起きているので、歩く時は貴重品等に気をつけましょう。
SOASはCity Centreに近い他、大英博物館もそばにあることから人が密集しやすく、犯罪も多くなってしまうのは仕方ありません。
お店があれば泥棒も出るし人が多ければスリも増える
とはいえ、人が多いので安心感はありますし、生活する分には問題ないレベルですよ。
参考:Greater London Crime Statistics
ロンドン大学SOASの偏差値
イギリスの大学には偏差値という概念はありません。
そのため、調査機関が公開している大学ランキングを基に入学難易度を考察します。
- 入学難易度
- 超難関
- 難関
- やや難関
- 普通
結論から言うと、SOASへの入学難易度は“普通”でしょう。
SOASのランキング
- SOAS(東洋アフリカ研究学院)のランキング
- 世界大学ランキング
- 511位 (QS World University Rankings 2024)
- 401-500位 (THE World University Rankings 2024)
- イギリス国内大学ランキング
- 86位 (The best UK universities 2023)
- 58位(University League Tables 2024)
- 世界大学ランキング
参考
・QS World University Rankings 2024
・THE World University Rankings 2024
・The best UK universities 2023
・University League Tables 2024
ランキングを見てもいまいちパッとしないかもしれません。
しかし世界には25,000校以上の大学がありますし、イギリス国内で見ても160校以上の大学が存在します。
SOASは世界で400位台のため、世界的に見るとそれなりにレベルが高いでしょう。
しかしイギリス大学は世界TOP100や100〜400位以内に位置する大学が多いことから、若干見劣りするかもしれません。
そのためSOASの入学難易度は、普通と考えて遜色ないのではないでしょうか。
けど開発学関連の学問は難関かも。SOASの開発学は世界でもTOPレベル。
ロンドン大学SOASの出願要件
SOASの大学と大学院の出願要件をそれぞれ解説します。
大学(学士)
イギリス大学は入学前にファウンデーションコースの受講が必須です。
- ファウンデーションコースとは
- 教育制度の違いからイギリス大学進学前に受講が必要なプログラム
(解説は割愛しますが詳細は↓)
SOASのファウンデーションコースでは、以下の出願要件を満たす必要がありますよ。
- 出願要件
- 高校の成績:平均評定4以上
- 英語力
- IELTS 5.0〜:ICC Foundation Plus
- IELTS 5.5〜:ICC Foundation
参考:International Foundation Programme at IFCELS, SOAS University of London
ICC Foundationは10ヶ月間、ICC Foundation Plusはもう6週間プラスで英語力向上のためのカリキュラムを受けるよ
SOASは英国大学連盟(NCUK)に加盟していませんが、他のイギリス大学へ進学も検討している人は、以下のファウンデーションコースから進学がおすすめです。
またSOASに限らずイギリス大学へ進学するためには、ファウンデーションコースで規定の成績を修める必要がありますよ。
参考:ファウンデーションコースは落ちる?【この方法なら合格】
大学院(修士)
専攻するコース(学科)によって出願要件は多少変わります。
そのため、ビジネス系の学問を例に出願要件を解説しますね。
- 出願要件
- 大学のGPA:3.0以上
- 英語力:IELTS 6.5(全セクションも6.5以上)
正確な要件を知りたい方は、以下のページから専攻予定のコースで検索すると良いです。
参考:Postgraduate programmes A-Z
英語力に関してはどのコースでもIELTS 6.5以上かつ、4つのセクション(R, L, W, S)でも6.5以上の必要がありますよ。
参考:English language requirements at SOAS University of London
GPAは平均3.0以上必要ですが、GPAが足りなくても留学できる可能性はありますよ。
また上記の英語スコアを持っていなくても、留学する方法はあります。
(説明は割愛しますが詳細は↓)
・【GPA低い?】GPAを2.7→3.4に変えてイギリス大学院留学
・イギリス大学院留学【IELTS足りない人はこの方法で】
ロンドン大学SOASの学費
専攻する分野によって学費は変動するので、ここではビジネス系の学問の学費を基に解説します。
大まかな目安としてご参考ください。
- 2023年度SOASの学費(年間)
- 大学(学士):£21,160(約317万円)
- 大学院(修士):£24,750(約371万円)
(£1=150円で計算)
正確な学費を知りたい方は以下のページから専攻予定のコースで検索すると良いです。
・大学:Undergraduate programmes (BA, BSc, BMus, LLB) by Subject
・大学院:Postgraduate programmes A-Z
大学(学士)
イギリス大学の学士課程は3年制です。
そのためSOASの学費は合計951万円かかるでしょう。
- 大学学士課程の学費
- 年間:£21,160(約317万円)
- 3年間:£63,480(約951万円)
SOASは物価が高いロンドンかつ、中心地にあるにもかかわらず、学費はかなり安いです。
UCLなどの大学もロンドン中心地にありますが、学費は年間500万円近くなりますよ。
また学士課程の場合、入学前にファウンデーションコース受講が必須のため、この学費も含めると約1,151万円ほどかかるでしょう。
(ファウンデーションコース詳細↓)
大学院(修士)
イギリス大学の修士課程は1年制です。
そのためSOAS大学院の学費は、上述の通り約371万円です。
SOAS大学院も大学と同様、学費は安いですよ。
ロンドンの中心地から離れたクイーンメアリー校では学費が400万円程するので、中心地で350万円台は安いですね。
参考:ロンドン大学クイーンメアリー校の全て【留学難易度など】
ロンドン大学SOASの学部
SOASで専攻できる学問を以下の2つに分けて解説します。
- SOASで学べる分野
- 学部一覧
- 強みを持つエリア
学部一覧
以下のような分野をSOASで学べます。
Africa | Anthropology and Sociology |
Arts | China and Inner Asia |
Cultural, Literary and Postcolonial Studies | Development, Environment and Policy |
Development Studies | Economics |
Financial and Management Studies | Gender Studies |
Global Media and Communications | History |
History of Art and Archaeology | International Studies and Diplomacy |
Japan and Korea | Law |
Linguistics | Music |
Near and Middle East | Politics and International Studies |
Religions and Philosophies | Research Skills |
South Asia | South East Asia |
(上記は修士の学部です。学士は内容が若干変わる可能性があります。)
上記のような分野から多種多様なコース(学科)が展開されていますよ。
コースは各学部にかなりあるので、詳細は以下ページから見ると良いです。
・大学:Undergraduate programmes (BA, BSc, BMus, LLB) by Subject
・大学院:Postgraduate programmes A-Z
強みを持つエリア
上記のような学部から、SOASは以下の分野に強みを持っています。
- 強みを持つエリア
- 世界(ランキング)
- Development Studies(5位)
- Anthropology(16位)
- Politics(21位)
- Geography(33位)
- History(45位)
- Theology(TOP50)
- Divinity(TOP50)
- Religious Studies(TOP50)
- Linguistics(61位)
- イギリス国内(ランキング)
- Anthropology(5位)
- Asian Studies(9位)
- African & Middle Eastern Studies(9位)
- 世界(ランキング)
参考:
・SOAS improves its subject rankings in the QS World University Rankings by Subject 2021
・Complete University Guide
多くの分野で世界TOP50にランクインしていますね。
また留学生に人気なDevelopment Studies(開発学)が世界5位(2021)です。
最新の2022年度版では、SOASの開発学が世界2位ですよ。
ちなみに開発学で世界1位はサセックス大学
参考:
・開発学が強いイギリス大学院はここ【ランキング順です】
・サセックス大学の全て【偏差値や学費、留学方法など】
そのため多くの学問でSOASはおすすめと言えそうですね。
ロンドン大学SOASに留学してみて
SOAS留学生が考える「SOASに留学して良かった点」を紹介します。
- SOASに留学して良かった点
- イギリス以外の国の人と関われる
- 少人数な授業が多い
- 生活に困らない
イギリス以外の国の人と関われる
ヨーロッパ含め多くの国の人と関われる。また、ロンドンは移民の街なので大学以外の時間でも多くの文化を知れる。
ロンドンに留学する人は皆同じ意見を持っているよ
少人数な授業が多い
少人数で行う授業が多く、教授含めたディスカッション形式で授業が進むので、事前の予習に身が入り習熟度が高い。
イギリスのような海外の大学は生徒主体で進むのが基本だよね
生活に困らない
ロンドンの中心地にあるのでお店やスーパー、レストランやファストフード、カフェなど全て徒歩圏内。交通機関も整っているので生活に不便しない。
SOASはロンドンの大学の中でもTOPを争えるくらい立地がいいよね
ロンドン大学SOAS留学に向いている人
上述の大学の特徴など考慮すると、以下のような人がSOASに向いているでしょう。
- SOASに向いている人
- 高い教育レベルで授業を受けたい人
- 留学生が多い環境で生活したい人
- ロンドンでも中心部に留学したい人
- 学費が安い大学に留学したい人
- 買い物や外食、観光や旅行も充実させたい人
- 開発学やアジア、アフリカ、中東などの学問を学びたい人
上記に該当する項目が多ければ、SOASはあなたに最も適した大学だと思いますよ。
ロンドンに留学したい人は以下の記事も参考になります。
ロンドン大学SOASへ留学するには
ロンドン大学SOASへ留学するには、留学エージェントであるbeoを利用すべきです。
- 数字で見るbeo(ビーイーオー)
- 設立年:2000年
- 留学支援数:13,000人以上のサポート実績
- 年間出願実績:4,000件以上(2019年)
- 提携海外大学数:約300校
- 合格率:9割以上(TOP大学含めて)
- イギリス大学/大学院は合格率99%
今までに1万人以上の支援実績がある他、イギリス大学や大学院の合格率が99%の合格実績を持っています。
私もbeoを利用しましたが、リーズ大学など3校のイギリス大学院から合格を得られました。
そのためSOASへの留学を検討している方は、beoに相談してみてくださいね。
またカウンセリング時に「舞原ブログを見た」で、beoが提供しているサポートや講座(登録制以外)の費用が3,000円引きになるので忘れずにお伝えください。
beo:カウンセリング申し込み
(beoの詳細は以下にも↓)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
SOASの全てがわかるよう解説しました。以下は要約です。
- SOAS(東洋アフリカ研究学院)概要
- 設立年:1916年
- 所在地: Thornhaugh Street, Russell Square, London
- 大学種類:国立校
- ラッセルグループ校:NO
- 総生徒数:5,200人以上
- 留学生数:2,912人(約56%)
- 教職員数:約500人
- Student Union規模:50 societies 以上(clubs含む)
- SOAS(東洋アフリカ研究学院)のランキング
- 世界大学ランキング
- 511位 (QS World University Rankings 2024)
- 401-500位 (THE World University Rankings 2024)
- イギリス国内大学ランキング
- 86位 (The best UK universities 2023)
- 58位(University League Tables 2024)
- 世界大学ランキング
- SOASに向いている人
- 高い教育レベルで授業を受けたい人
- 留学生が多い環境で生活したい人
- ロンドンでも中心部に留学したい人
- 学費が安い大学に留学したい人
- 買い物や外食、観光や旅行も充実させたい人
- 開発学やアジア、アフリカ、中東などの学問を学びたい人
SOASは学費を抑えてロンドン留学ができる大学だと思うので、ぜひ出願してみてくださいね。
その際はbeoのサポートを受けるのが合格の1番の近道です。
beo:カウンセリング申し込み
イギリス大学紹介シリーズは他にも↓
それでは!