こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
開発学はどのイギリス大学院が強い?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- 開発学が何かわかる
- 開発学が強いイギリス大学院がわかる
- 開発学の就職先例がわかる
私はリーズ大学院へ留学後、イギリス大学と大学院留学の情報をまとめた舞原ブログを運営しています。
以下は直近でまとめているイギリス大学一覧。
この経験からイギリス大学院の開発学についてわかりやすく解説するので参考にしてくださいね。
目次
開発学とは
開発学は社会学分野の一つで、国際開発や人道的活動について研究する学問です。移民、紛争、政治的生態、援助など、複雑かつ重要なグローバル課題を幅広く扱います。
参考:開発学・国際関係学
開発学(Development Studies)は地球上に存在する開発課題を解決する学問です。
途上国にある貧困などの課題から、先進国が中心となった持続可能な開発目標(SDGs)の達成まで幅広く研究する学問ですよ。
よく聞く国際関係学(International Relations)も似たような学問ですね。
開発学を簡単に解説します。
- 開発学とは
- イギリス発祥
- 開発学はイギリスが強い
- 開発学といってもコースは色々
イギリス発祥
開発学は第二次世界大戦後(1945年)にイギリスで発祥しました。
開発学の歴史はイギリスが最も長く開発学を強みとする大学が最も多いのもイギリスですよ。
開発学はイギリスが強い
2024年度の開発学ランキングではTOP10中、6校のイギリス大学がランクインしています。
- 開発学が強いイギリス大学院TOP10(世界での順位)
- University of Sussex
- University of Oxford
- SOAS University of London
- London School of Economics and Political Science
- University of Cambridge
- Harvard University
- Wageningen University & Research
- University of California, Berkeley
- National University of Singapore
- University of Manchester
参考:QS World University Rankings by Subject 2024: Development Studies
TOP10の半数以上、TOP5では全校がイギリスで占めていますね。
開発学といってもコースは色々
地球上に存在する開発課題は幅広く存在します。
移民や紛争、人権、貧困、温暖化、教育、文化など扱うテーマは多岐に渡りますよ。
そのため開発学といっても専攻できるコース(学科)は多種多様です。
例えばサセックス大学院で学べる開発学は30以上のコースが展開されていますね。
Anthropology of Development and Social Transformation MA | Climate Change, Development and Policy MSc |
Conflict, Security and Development MA | Development Economics MSc |
Development Studies MA | Energy and Climate Policy MSc |
Energy Policy (online) MSc | Environment, Development and Policy MA |
Food and Development MA | Gender and Development MA |
Gender, Violence and Conflict MA | Globalisation, Business and Development MA |
Governance, Development and Public Policy MA | Human Rights MA |
International Business and Development MSc | International Education and Development MA |
Media Practice for Development and Social Change MA | Migration and Global Development MA |
Migration Studies MA | Poverty and Development MA |
Power, Participation and Social Change MA | Science and Technology Policy (with a professional placement year) MSc |
Science and Technology Policy MSc | Sexual Dissidence MA |
Social Development MA | Social Research Methods MSc |
Sustainable Development (online) MSc | Sustainable Development MSc |
Sustainable Finance and Accounting (with a professional placement year) MSc | Sustainable Finance and Accounting MSc |
開発学の中でもどれを専門的に学びたいか深掘りするとよいでしょう。
開発学が強いイギリス大学院ランキングTOP10
QS World University Rankings by Subject 2024: Development Studiesを参考に、開発学が強いイギリス大学院ランキングTOP10を紹介します。
- 開発学が強いイギリス大学院TOP10(世界での順位)
- University of Sussex (1位)
- University of Oxford (2位)
- SOAS University of London (=3位)
- London School of Economics and Political Science (=3位)
- University of Cambridge (5位)
- University of Manchester (10位)
- UCL (14位)
- University of East Anglia (19位)
- University of Leeds (29位)
- King’s College London (30位)
それぞれ以下の内容がわかるよう紹介しますね。
- イギリス大学院の概要
- 設立年:
- エリア:
- 留学生の割合:
- 世界大学ランキング:(QS World University Rankings 2024を参考)
- 学費:
- 出願要件
- GPA:
- 英語力:
University of Sussex (1位)
- 1.サセックス大学院の概要
- 設立年:1961年
- エリア:ブライトン
- 留学生の割合:35%
- 学費:£18,975
- 世界大学ランキング:218位
- 出願要件
- GPA:3.0以上
- 英語力:IELTS 7.0(各セクションで6.5以上)
- 学部で社会科学系を専攻 or 職務経験が求められる
参考:
・University of Sussex
・Development Studies MA
University of Oxford (2位)
- 2. オックスフォード大学院の概要
- 設立年:1096年
- エリア:オックスフォード
- 留学生の割合:42%
- 学費(年間):£31,540
- 世界大学ランキング:3位
- 出願要件
- GPA:B or A以上
- 英語力:IELTS 7.5以上(各セクションで7.0以上)
- 学部で社会科学系を専攻
参考:
・University of Oxford
・MPhil in Development Studies
こちらは21ヶ月間かけて学ぶコースですよ。
SOAS University of London (=3位)
- 3. 東洋アフリカ研究学院(SOAS)の概要
- 設立年:1916年
- エリア:ロンドン
- 留学生の割合:56%
- 学費:£24,350
- 世界大学ランキング:511位
- 出願要件
- GPA:2.0〜3.0以上(正確な記載なし)
- 英語力:IELTS 6.5(各セクションも6.5以上)
参考:
・SOAS University of London
・MSc Development Studies
London School of Economics and Political Science (=3位)
- 3. LSE大学院の概要
- 設立年:1895年
- エリア:ロンドン
- 留学生の割合:70%
- 学費:£25,920
- 世界大学ランキング:45位
- 出願要件
- GPA:3.5以上
- 英語力:IELTS 7.0以上(Rは7.0以上、それ以外は6.5以上)
参考:
・The London School of Economics and Political Science
・MSc Development Studies
University of Cambridge (5位)
- 5. ケンブリッジ大学院の概要
- 設立年:1209年
- エリア:ケンブリッジ
- 留学生の割合:39%
- 学費:£48,768
- 世界大学ランキング:2位
- 出願要件
- GPA:A〜S以上
- 英語力:IELTS 7.0(各セクションも7.0以上)
参考:
・University of Cambridge
・MPhil in Development Studies
University of Manchester (10位)
- 6. マンチェスター大学院の概要
- 設立年:1824年
- エリア:マンチェスター
- 留学生の割合:27%
- 学費:£26,000
- 世界大学ランキング:32位
- 出願要件
- GPA:3.0以上
- 英語力:IELTS 7.0(各セクションは6.5以上)
参考:
・University of Manchester
・MSc Development Economics and Policy
UCL (14位)
- 8. UCL大学院の概要
- 設立年:1826年
- エリア:ロンドン
- 留学生の割合:53%
- 学費:£31,100
- 世界大学ランキング:9位
- 出願要件
- GPA:3.5以上
- 英語力:IELTS 7.0(各セクションは6.5以上)
参考:
・Key statistics
・Environment and Sustainable Development MSc
University of East Anglia (19位)
- 8. イーストアングリア大学院の概要
- 設立年:1963年
- エリア:ノリッジ
- 留学生の割合:18%
- 学費:£19,800
- 世界大学ランキング:295位
- 出願要件
- GPA:3.0以上
- 英語力:IELTS 6.0(2つのセクションで6.0以上、他2つのセクションは5.5以上)
参考:
・University of East Anglia
・MA International Development
University of Leeds (29位)
- 9. リーズ大学院の概要
- 設立年:1904年
- エリア:リーズ
- 留学生の割合:32%
- 学費:£22,250
- 世界大学ランキング:75位
- 出願要件
- GPA:3.0以上
- 英語力:IELTS 6.5(各セクションで6.0以上)
参考:
・University of Leeds
・Global Development MA
King’s College London (30位)
- 10. キングスカレッジロンドンの概要
- 設立年:1829年
- エリア:ロンドン
- 留学生の割合:41%
- 学費:£31,080
- 世界大学ランキング:40位
- 出願要件
- GPA:3.5以上
- 英語力:IELTS 7.0(各セクションで6.5以上)
参考:
・King’s College London
・International Relations MA
開発学が強い他のイギリス大学院
TOP10の大学院ではレベルが高く、出願要件に達せない人がいるかもしれません。
もしGPAやIELTSが低くても留学できる可能性はありますよ。
・GPA:【GPA低い?】GPAを2.7→3.4に変えてイギリス大学院留学
・IELTS:イギリス大学院留学【IELTS足りない人はこの方法で】
また学費がネックの人は奨学金などで費用を抑えるとよいでしょう。
それでも出願要件や学費水準を下げたい人は以下のイギリス大学院もおすすめです。
ブラッドフォード大学院は世界最大級の紛争学/平和学の研究センターを有していますよ。
開発学の就職先
開発学を学んだ人は必ずしも、国連やNGOといった職種に進む訳ではありません。
政府やコンサル、銀行、大使館、開発系の民間企業など様々な選択肢がありますよ。
例えばSOASのMSc Development Studiesを修了した人は以下の組織に就職しています。
- SOASのMSc Development Studies修了者の就職先
- Amnesty International
- BBC World Service
- British Embassy Brussels
- Department for International Development
- Economist Intelligence Unit (EIU)
- Embassy of Japan
- Government of Pakistan
- Hong Kong Economic & Trade Office
- International Committee of the Red Cross (ICRC)
- International Labour Organization (ILO)
- KPMG LLP
- Médecins Sans Frontières (MSF)
- National Health and Medical Research Council
- Overseas Development Institute
- Oxfam
- Royal Norwegian Embassy
- Save the Children UK
- The World Bank
- Thinking Beyond Borders
- US Department of State
- UN High Commissioner for Refugees
- WaterAid
参考:Employment
業界に縛られないので安心して就活ができますね。
開発学が強いイギリス大学院へ留学するには
イギリス大学院に留学するには、出願し合格を得る必要があります。
- 大学院留学準備ですること
- 英語力を証明する公的書類
- 志望動機書
- 推薦状2枚
- GPAが記載された成績証明書
- 履歴書(学生でも書く場合があり)
イギリス大学院留学の準備はbeoを利用すると良いでしょう。
beoはイギリス大学院の合格率が99%以上のため、志望校から合格が得やすいですよ。
- beoを利用するメリット
- 合格実績がTOPレベル
- 13,000人以上のサポート実績
- イギリス大学と大学院は99%以上の合格率
- カウンセラーの質が高い
- 合格者の志望動機書が閲覧可能
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- GPAの再計算で0.5〜1.0上昇する(大学院向け)
- 合格実績がTOPレベル
私もbeoを利用し、ラッセルグループを含む3校のイギリス大学院から合格を得られました。
イギリス大学院留学を検討している人はbeoに相談してみてくださいね。
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最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
開発学が強いイギリス大学院を解説しました。以下は要約です。
- 開発学が強いイギリス大学院TOP10(世界での順位)
- University of Sussex (1位)
- University of Oxford (2位)
- SOAS University of London (=3位)
- London School of Economics and Political Science (=3位)
- University of Cambridge (5位)
- University of Manchester (10位)
- UCL (14位)
- University of East Anglia (19位)
- University of Leeds (29位)
- King’s College London (30位)
イギリス大学院へ留学を検討している人は以下の記事も役に立ちます。
それでは!