こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
・イギリス大学院に必要なIELTSスコアは?
・IELTSスコアが足りない場合はどうしたらいい?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- イギリス大学院に必要なIELTSスコアがわかる
- IELTSスコアが足りなくても留学できる方法がわかる
私はIELTSのスコアを持っていません。
しかし、IELTSの出願要件が6.5のLeeds大学院へ留学を果たしています。
以下は留学体験記。
この経験から、IELTSスコアが足りなくてもイギリス大学院へ留学する方法をわかりやすく解説するので、参考にしてくださいね。
目次
イギリス大学院に必要なIELTSスコア
イギリス大学院留学に必要なIELTSスコアは6.0〜7.0です。
- イギリス大学院で求められるIELTSスコア
- 超難関イギリス大学院
- IELTS 7.0〜
- 例:OxfordやCambridge、Imperial College London大学院など
- 難関イギリス大学院
- IELTS 6.5〜
- 例:ラッセルグループや中堅イギリス大学院
- 一般イギリス大学院
- IELTS 6.0〜
- 上記以外のイギリス大学院
- 超難関イギリス大学院
参考:Minimum IELTS Score Requirements For UK Universities
Leeds大学院の他に出願したBirminghamとLiverpool大学院も、IELTS 6.5以上のスコアが必要でした。
参考:
・バーミンガム大学の全て【ランキングや難易度、学費など】
・リバプール大学の全て【難易度やレベル、ランキングなど】
しかし、クラスメートの留学生にはIELTS 5.5や6.0の人、そもそもIELTSを受けたことがない人もいます。
参考:大学院留学の英語力【IELTS/TOEFLは当てにならないです】
IELTSスコアが足りない留学生は、どのような方法でイギリス大学院へ留学しているのか次の章で解説します。
IELTSが足りない人はこの方法で
イギリス大学院に必要なIELTSスコアが足りない場合、以下の方法で留学が可能です。
プリセッショナルコース
プリセッショナルコースは規定のIELTSスコアを満たしてない人に向けて、入学までに十分な英語スキルを身につけてもらうコースです。
- プリセッショナルコースの特徴
- 授業に必要な英語力を磨ける
- 入学条件のIELTS不足分を補える
- 同じコースの人と勉強できる
- 進学予定のキャンパスで受講できる
- プリセッショナルコースの受講期間(休暇含む)
- 必要なIELTSスコアが0.5足りない:約4ヶ月
- 必要なIELTSスコアが1.0足りない:約8〜9ヶ月
- 必要なIELTSスコアが1.5足りない:約12ヶ月
- プリセッショナルコースの費用(£1=180円)
- IELTSスコアが0.5足りない:£6,027(約108万円)
- IELTSスコアが1.0足りない:£12,054(約217万円)
- IELTSスコアが1.5足りない:£17,462(約314万円)
参考:プリセッショナルは受けるべきか【イギリス大学/大学院】
例えば出願要件のIELTSスコアが6.5に対し、保有しているIELTSが5.5の場合、③に該当しますよ。
費用は安いです。
しかし②③に該当する場合そこまで安くありません。
またプリセッショナルはイギリスで受けるため、学生寮などの現地滞在費も考慮しないといけません。
1ヶ月に£600(11万円)くらい滞在費がかかるよ
もし①に該当するなら、プリセッショナルコースを選ぶと良いでしょう。
ですが②と③の人は後述するNCUKの大学院進学準備コースの方が良いです。
プレマスター
- プレマスターとは
- 大学院レベルの講義の受講に必要なスキルを進学前に身につけられるプログラム
プレマスターの受講でIELTSスコアの提出が免除されます。
- プレマスターの特徴
- IETLSスコアが足りなくても留学可能
- GPAが足りなくても留学可能
- 規定の成績取得で進学保証
- 現地のキャンパスで受講
参考:プレマスターの全て【GPA2.3からイギリス大学院留学】
プレマスターはIELTS以外にも、GPAの不足分をカバーできるのが特徴ですよ。
そのため人によってはプレマスターの方がプリセッショナルよりも魅力的に映るかもしれません。
しかし私はあまりおすすめしないです。
理由は費用がかなり高いため。
例えばリバプール大学院が提供するプレマスターでは、安くても350万円以上しますよ。
- 2024/25年度プレマスターの学費(£1=180円で計算)
- IELTS 6.0:£20,900(約376万円)
- IELTS 5.5:£24,750(約446万円)
- IELTS 5.0:£26,400(約475万円)
- IELTS 4.5:£35,750(約644万円)
・参考:Pre-Master’s courses at the University of Liverpool International College
・リバプール大学を知る:リバプール大学の全て【難易度やレベル、ランキングなど】
そのためプレマスターを受けたい人は、似た特徴を持ったNCUKの大学院進学準備コースの方が費用を抑えられます。
NCUKの大学院進学準備コース
NCUKとは、イギリスの大学が立ち上げた英国大学連盟です。
NCUKが提供している大学院進学準備コースの受講でIELTSスコアの提出が免除されますよ。
- NCUK大学院進学準備コースの特徴
- IELTSスコア無しで大学院留学
- 大学院進学保証が付く
- GPAが低くても合格できる可能性あり
- 世界最高水準の教育
- カリキュラムはプリセッショナルやプレマスターとほぼ一緒
- 卒論の書き方も学べる
- 日本にいながら受講できる
プリセッショナルコースとの違いは、大学院への進学保証が付いていることでしょう。
プリセッショナルコースだと条件付き合格をもらっている必要があります。
また、コース最後に受けるテストで規定の点数を取らないと不合格ですよ。
- 条件付き合格とは:
- 大学院が要求する英語力を持っていなくても入学までに必要な英語スコアを提出、もしくは規定のコースを受講すれば正式に合格と扱うこと
- 参考:Conditional offer(条件付き合格)後にすべきことはこれ
しかし、NCUKの大学院進学準備コースの場合、以下のようなNCUK加盟大学院への進学が保障されます。
プレマスターとの違いは費用です。
NCUKの大学院進学準備コースの費用は一律153万5千円。
プレマスター費用が350万円〜なので2分の1以下の費用です。
また、一部のプリセッショナルコースの費用よりも安いですよね。
上記のような特徴から、以下に該当する人はプリセッショナルコースやプレマスターよりも、NCUKの大学院進学準備コースが良いでしょう。
- NCUK大学院進学準備コースが向いている人
- IELTSスコアが足りない人
- GPAが低いなどから合格がもらえるか不安な人
- その年に進学できる前提で留学準備を進めたい人
- 日本にいながら留学準備をしたい人
- 卒論の書き方も事前に学んでおきたい人
- プレマスターだと費用が高過ぎると感じる人
私もこのコースを受講してイギリス大学院から合格できた
NCUKの大学院進学準備コース詳細は以下にまとめています。
(↑この記事限定の割引特典あり)
イギリス大学院留学に必要なIELTSスコアを得るには
IELTSスコアが足りなくてもイギリス大学院へ留学する方法を解説しました。
とはいえ、ある程度はIELTSを勉強しておく必要があるでしょう。
- イギリス大学院留学向け英語の勉強方法
- 多読
- シャドーイング
- RadioやPodcastを聞き流し
- オンライン英会話
- 過去問をひたすら解く
上記のやり方でIELTSスコアを上げることができますよ。
また参考書は以下が最もわかりやすいです。
イギリス大学と大学院の出願に向けてIELTSの勉強を始める人。この参考書がまじでおすすめです。著者が “IELTS”を運営している。かつ日本で公式テストセンターを開設したIDP Education なので勉強した内容がそのまま試験に生きます。2回分の模試も入っているからコスパ良い!6.5 ~… pic.twitter.com/KfuiWVaYKS
— 舞原@院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) March 14, 2023
Amazon:IDP Education IELTS公認問題集
イギリス大学院へ留学するには
イギリス大学院留学を考えている人はbeoに相談すると良いです。
なぜならイギリス大学院の合格率が99%をマークしているため。
- beoを利用するメリット
- 合格実績がTOPレベル
- 13,000人以上のサポート実績
- イギリス大学や大学院は99%以上の合格率
- カウンセラーの質が高い
- 合格者の志望動機書が閲覧可能
- 合格保証付きの進学準備コースを提供
- GPAの再計算で0.5〜1.0上昇する
- 合格実績がTOPレベル
またNCUKの大学院進学準備コースはbeoでしか扱っていません。
私もbeoのサポートを利用し、3校のイギリス大学院から合格をもらえました。
そのためイギリス大学院留学を検討している人はbeoに相談すると良いです。
(↑この記事限定の割引特典もあり)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
イギリス大学院留学に必要なIELTSスコアやIELTSスコアが足りない場合の対処方法を解説しました。
以下は要約です。
- イギリス大学院で求められるIELTSスコア
- 超難関イギリス大学院
- IELTS 7.0〜
- 例:OxfordやCambridge、Imperial College London大学院など
- 難関イギリス大学院
- IELTS 6.5〜
- 例:ラッセルグループや中堅イギリス大学院
- 一般イギリス大学院
- IELTS 6.0〜
- 上記以外のイギリス大学院
- 超難関イギリス大学院
- IELTSスコアが足りない場合の対処方法
- プリセッショナルコース
- プレマスター
- NCUKの大学院進学準備コース
- NCUK大学院進学準備コースが向いている人
- IELTSスコアが足りない人
- GPAが低いなどから合格がもらえるか不安な人
- その年に進学できる前提で留学準備を進めたい人
- 日本にいながら留学準備をしたい人
- 卒論の書き方も事前に学んでおきたい人
- プレマスターだと費用が高過ぎると感じる人
- 詳細:NCUK大学院進学準備コース概要/評価【知らないと損です】
IELTSスコアが足りない場合でも、イギリス大学院へ留学が可能なので諦めずに実現してくださいね。
イギリス大学院へ留学を検討中の人は以下の記事も役に立ちます。
それでは!