こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
・イギリス大学院の出願時期はいつ?
・どんなスケジュール感で進めればいい?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- イギリス大学院の出願時期がわかる
- イギリス大学院の準備スケジュールがわかる
私はイギリスにあるリーズ大学院に留学しました。
(リーズ大学を知る↓)
この経験から理想な出願時期や準備のスケジュールをわかりやすく解説するので、イギリス大学院留学を検討している人は参考にしてくださいね。
目次
イギリス大学院の出願時期
イギリス大学院の出願時期は決まっていません。
なぜならイギリスの大学院は「ローリング制度」を採用しており、応募があった順に審査をし合否を出すため。
- ローリング制度とは
- 出願をまとめて受け入れ合格発表日に合否を全て公開するのではなく、出願が来た順に合否を出すやり方
早いもの順で合格が出されるのでなるべく早めに出願すると良いでしょう。
- イギリス大学院の出願時期3パターン
- 理想は11月に出願
- 3月末までに出願できればOK
- 最終手段は7月末までに出願
理想は11月に出願
理想は11月に出願です。
- 11月が理想の出願時期の理由
- 他のライバル出願者が少ない
- 合格定員に多くの空きがある
- 余裕を持った留学準備ができる
イギリス大学院を狙う多くの出願者は、12月のクリスマスをめどに出願を終えます。
私がイギリス大学院で知り合ったクラスメートも、12月中には出願を終えた意見が多くありました。
また合格定員に多くの空きがある状態のため、合格を得やすいでしょう。
私も11月に出願しましたが、ラッセルグループを含む3校のイギリス大学院から合格をもらえています。
そのため余裕があれば、11月に出願を目標に出願準備を進めてくださいね。
仮に出願要件のIELTSスコアに達していなくても条件付き合格がもらえます。
- Conditional offer(条件付き合格)とは
- 出願した大学や大学院からもらえる条件付きの合格。期限までに条件を満たせば正式に入学が認められる。
参考:Conditional offer(条件付き合格)後にすべきことはこれ
IELTSスコアが不足していても、合格自体はもらえるので先に出願しておくと良いですよ。
3月末までに出願できればOK
理想は11月に出願です。
しかし焦って仕上げるばかりに出願書類に不備があったり、薄い内容に仕上げてしまっては受かるものも受かりません。
そのため11月に間に合わなそうであれば、3月末までには出願しましょう。
出願サポートサービスを提供するイギリスの機関も同じことを言っています。
To be safe, apply at least six months in advance – so around March for a course that starts in September/October.
UCAS FAQ
3月末までに出願しておけば入学時期の9月まで約6ヶ月間あるため、時間に余裕を持って留学準備を進められるでしょう。
最終手段は7月末までに出願
3月までに間に合わなそうでも、多くのイギリス大学院では7月末まで出願を受け入れています。
しかし、7月に出願を目標に動くのはおすすめしません。
なぜなら入学時期である9月までの2ヶ月間で留学準備を進めないといけないため、かなりバタバタします。
また3月末を過ぎると、出願の受け入れをストップしてしまうコース(学科)が出てくるため、志望するコースに出願できなくなるかもしれません。
合格者数が定員に達した時点で出願の受け入れが締め切られるよ
そのため、なるべく3月末までには出願を終えられるよう準備を進めてください。
出願準備から入学までのスケジュール
イギリス大学院の出願時期を3パターンで解説しました。
- イギリス大学院の出願時期3パターン
- 理想は11月に出願
- 3月末までに出願できればOK
- 最終手段は7月末までに出願
上記の内、①の11月に出願をする場合の準備スケジュールを解説しますね。
- 11月にイギリス大学院へ出願する場合
- 8〜9月:出願大学院選定
- 9月〜10月:出願書類準備
- 11月〜12月:出願、合格通知
- 1月〜:ビザや寮、航空券、海外保険などの手続き
8〜9月:出願大学院選定
留学したいイギリス大学院を選定します。
選び方は以下を参考にしてください。
- イギリス大学院の選び方
- 世界大学ランキングをもとに大学院を比較
- 学びたい学問に強い大学院を比較
- 留学したい大学院のWebをサイトを訪れ、カリキュラム等を確認
世界大学ランキングは以下が参考になるでしょう。
- 世界大学ランキング
- Times Higher Education:教育力や研究力、学習環境等で評価したランキング
- QS World University Rankings:上記項目に就職の強さも加味されたランキング
以下の記事でも各大学院の詳細をまとめているので参考にしてください。
もっと詳細に細かく大学院を選定したい人は以下が参考になります。
【留学先大学の選定ポイント】
— 舞原@院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) March 15, 2022
・世界大学ランキング
・英国大学ランキング
・就職に強い大学ランキング
・専攻分野の世界ランキング
・カリキュラム内容
・位置(駅や空港、街までの距離)
・治安
・設備の充実度
・大学の広さ(キャンパスが集約型か分散型か)
・周辺の開発具合(都会か田舎か)
また志望大学院は、4〜5校に絞ると丁度良いですよ。
- 志望イギリス大学院候補
- 第1志望:超難関だけど挑戦したい大学院を1〜2校
- 第2、3志望:難関だけど現実的な大学院を2〜3校
- 第4志望:滑り止めの大学院を1校
志望大学院はなるべくレベルの高い大学院を選びましょう。
なぜならイギリス大学院の合格率はかなり高いため。
- イギリス大学院から合格が得られやすい理由
- 大学の名前は関係ない
- 日本人の出願者は優遇されやすい(個人の見解)
- 低いGPAでも挑戦できる
- IELTSスコアが不足していても合格できる
参考:日本のFラン大学から世界TOP100海外大学院へ留学した
私はリーズ大学院へ進学しましたが、もっと上のレベルの大学院を狙っても良かったと感じています。
出願する大学院は自分が思ってるよりも上のレベルを狙うこと。僕はFラン大卒の経歴に自信がなくて世界大学ランキング600~1000位辺りを狙ってたけどエージェントに「もっと上いけるよ」と言われ出願先を再選定。結果的に世界TOP100の院から合格もらえた。
— 舞原@院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) September 28, 2022
レベルが高くても自信を持って出願してみて。
そのため、目標は高く持ってイギリス大学院を選定してくださいね。
9月〜10月:出願書類準備
出願する大学院が決まったら出願書類を準備しましょう。
- イギリス大学院の出願書類
- 英語力を証明する公的書類
- 志望動機書
- 推薦状2枚
- GPAが記載された成績証明書
- CV(必要であれば)
①はIELTSが基本です。
もし出願要件にIELTSスコアが満たしていなくても、条件付き合格がもらえるので出願はしておきましょう。
②③は時間がかかるので1〜2ヶ月の余裕を持っておいてください。
④は現時点の暫定分のGPA付き成績書を英語化して準備します。
教務課にお願いして英語版を用意してもらいましょう。
⑤は志望する専攻によって、学生でも必要なので合わせて準備してくださいね。
上記の出願準備の詳細とやり方は実例を用いて解説しています↓
11月〜12月:出願、合格通知
11月に出願すれば12月には合格通知がもらえます。
メールで合格通知が来るので受信ボックスはしっかり確認しておきましょう。
大学院留学エージェントを利用していれば、以下のような合格連絡が届きますよ。
私はbeoという留学エージェントを利用していましたが、イギリス大学・大学院の合格率は99%をマークしているのでかなりおすすめです。
(↑この記事限定の割引特典もあり)
1月〜:ビザや寮、航空券、海外保険などの手続き
合格通知をもらったら、ビザや学生寮の申し込みなど色々しなくてはならない手続きが出てきます。
一つひとつ着実にこなしていきましょう。
また人気な学生寮は抽選なので、住みたい学生寮がある人は早めに応募すると良いですよ。
学生寮については以下が参考になります。
出願準備と合わせて英語の勉強も
留学準備は約1年くらいかけてしますが、出願準備と合わせて英語の勉強もしておきましょう。
- しておくべき英語の勉強:該当する人
- IELTSの勉強:条件付き合格の人
- 講義や課題についていく勉強:
- 無条件合格の人
- 条件付き合格の人で、IELTSスコア不足分をプリセッショナルコースやNCUK大学院進学準備コースで補う人
①に該当する人は出願要件のIELTSスコア取得に向けて勉強しましょう。
(勉強方法は以下が参考に↓)
また②に該当する人は、講義や課題についていけるよう実践的な英語の勉強をしてくださいね。
イギリス大学院ではかなりの量の研究論文を読む他、課題も多くでますしディスカッションもありますよ。
もし何から始めたらいいかわからない人は、卒論の書き方を学んでおくと良いでしょう。
留学まで何すればいいかわかんない人は卒論の書き方を事前に勉強しとくとよい
— 舞原@院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) March 24, 2022
【理由】
・卒論単位は落としたら一発アウト
・留学中、勉強時間が確保できなくても安心
・レポート等の論文作成にも役立つ
おすすめはこれ
Undergraduate用だけどNCUKの大学院進学準備コースでも使われるくらいの良書 pic.twitter.com/mlrxIwKBYo
Amazon:The Undergraduate Research Handbook (Macmillan Study Skills)
NCUK大学院進学準備コースを受けるべき人
上述したスケジュールの図の下にNCUK大学院進学準備コースの表記がありました。
以下のいずれかに該当する項目があれば受講すると良いでしょう。
- NCUK大学院進学準備コースに向いている人
- IELTSスコアが不足、もしくは持っていない人
- GPAの出願要件を満たしていない人
- その年に必ず大学院留学をしたい人(進学保証をつけたい人)
- 事前に海外の講義やレポート/卒論作成に慣れておきたい人
- 進学までに英語力を維持/向上させたい人
- 同時期に留学する人と関係を築いておきたい人
NCUKが提供する大学院進学準備コースの受講によって、NCUK加盟大学院に限りIELTSスコア提出免除や進学保証が付きますよ。
私もこのコースの受講により、IELTSスコアなしでリーズ大学院留学を実現しました。
またイギリス大学院入学後、英語の講義や課題、ディスカッションや卒論作成にしっかり取り組めるよう考慮されたカリキュラムになっています。
そのため上記①〜⑥のいずれかに該当する人は、NCUKの大学院進学準備コースを検討すると良いでしょう。
(↑本記事限定の割引特典あり)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
イギリス大学院留学の出願時期と準備のスケジュールについて解説しました。以下は要約です。
- イギリス大学院の出願時期3パターン
- 理想は11月に出願
- 3月末までに出願できればOK
- 最終手段は7月末までに出願
- 11月にイギリス大学院へ出願する場合
- 8〜9月:出願大学院選定
- 9月〜10月:出願書類準備
- 11月〜12月:出願、合格通知
- 1月〜:ビザや寮、航空券、海外保険などの手続き
- NCUK大学院進学準備コースに向いている人
- IELTSスコアが不足、もしくは持っていない人
- GPAの出願要件を満たしていない人
- その年に必ず大学院留学をしたい人(進学保証をつけたい人)
- 事前に海外の講義やレポート/卒論作成に慣れておきたい人
- 進学までに英語力を維持/向上させたい人
- 同時期に留学する人と関係を築いておきたい人
- 詳細:NCUK大学院進学準備コース概要/評価【知らないと損です】
イギリス大学院留学を検討している人は以下の記事も役に立ちます。
それでは!