こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
イギリス大学や大学院の留学生がもらえる奨学金(返済義務なし)はある?
上記のような疑問にお答えします。
- 本気の内容
- イギリス大学と大学院の留学生向けに提供される奨学金がわかる
- 応募せずにもらえる奨学金がわかる
- イギリス大学や大学院にかかる費用がわかる
私はイギリスにあるLeeds大学院へ留学後、イギリス大学や大学院留学の情報をまとめた舞原ブログを運営しています。
以下はLeeds大学院の留学体験記。
この経験から、イギリス大学と大学院の留学生向けに提供される奨学金をわかりやすく解説するので、イギリス留学を検討している人は参考にしてくださいね。
目次
イギリス大学と大学院が提供する奨学金
通うイギリス大学や大学院によって提供される奨学金(返済義務なし)が変わります。
また、出身国と専攻によっても変わります。
例えば、インド人が応募できる奨学金、心理学を専攻する人が応募できる奨学金など。
そのため、本記事ではLeeds大学・大学院を対象にし、ビジネス系専攻の日本人が応募できる奨学金を紹介します。
- ビジネス系専攻の日本人留学生が応募できる奨学金
- 大学(学士)
- Leeds International Foundation Year (IFY) Scholarship
- The Dean’s Business School International Excellence Scholarships
- 大学院(修士)
- Leeds Alumni Bursary
- Masters Excellent Scholarship
- Dean’s International Excellence Scholarship
- 大学(学士)
他のイギリス大学・大学院にも上記のような奨学金があります。
目安として参考にしてくださいね。
大学(学士)
- 大学(学士)で応募できる奨学金
- Leeds International Foundation Year (IFY) Scholarship
- The Dean’s Business School International Excellence Scholarships
Leeds International Foundation Year (IFY) Scholarship
- 奨学金の概要
- 金額:1年目の学費のみ£3,000割引
- 数量:対象の留学生全員
- 獲得条件:
- 条件付き、もしくは無条件付き合格を持つ人
- Leeds International Foundation Year(IFY)からLeeds大学のビジネス系のコース(学科)に進む人
- 自費で学費を払う人(他に奨学金をもらっていない人)
- IFYで75%以上の成績の人
- 応募方法:自動的に応募される
・参考:Leeds International Foundation Year (IFY) Scholarship
・条件付き合格について:Conditional offer(条件付き合格)後にすべきことはこれ
Leeds大学のファウンデーションコースを受講する留学生が対象です。
- ファウンデーションコースとは
- 大学の授業にしっかりついていけるよう一般教養を身につけるプログラム
- 参考:イギリスのファウンデーションコース【おすすめはこれ】
コース修了時の成績を基に、奨学金の対象になるか決定されますよ。
奨学金の対象になった留学生は、大学の授業が始まる9月1日までにメールが届きます。
The Dean’s Business School International Excellence Scholarships
- 奨学金の概要
- 金額:1年目の学費のみ£3,000割引
- 数量:20人
- 応募条件:
- 優秀かつ、大学の専攻に貢献できると判断された留学生
- 応募方法:出願情報を基に審査される
参考:The Dean’s Business School International Excellence Scholarships
こちらも、1つ目の奨学金と同様、応募する必要はありません。
出願書類の情報を基に、奨学金の対象かどうか審査されますよ。
また、評価項目は明記されていません。
出願する書類で優秀さや講義のやる気を伝えられると良いですね。
大学院(修士)
- 大学院(修士)で応募できる奨学金
- Leeds Alumni Bursary
- Masters Excellent Scholarship
- Dean’s International Excellence Scholarship
Leeds Alumni Bursary
- 奨学金の概要
- 金額:学費を10%割引
- 数量:対象の留学生全員
- 応募条件:
- 2016年以降にコースを開始したLeeds大学か大学院の卒業生
- 応募方法:メールで問い合わせ
Leeds大学で学士か修士課程を修了した留学生が対象です。
大学にメールで問い合わせると、手続きに必要な情報を入力するフォームが送られてきますよ。
Masters Excellent Scholarship
- 奨学金の概要
- 金額:学費の半分
- 数量:50人
- 応募条件:
- 条件付き、もしくは無条件合格を持つ人
- 学術的に卓越した経験・達成がある人
- 職務経験、もしくは課外活動を通して卓越したスキルを得た人
- 専攻するコースの社会的・文化的多様性に貢献できる可能性がある人
- 応募方法:出願書類を基に審査される
・参考:Masters Excellence Scholarship
・条件付き合格について:Conditional offer(条件付き合格)後にすべきことはこれ
この奨学金は学費の半額分のため、100〜200万円単位で費用が抑えられるでしょう。
こういった対象人数が多く、応募の必要ない奨学金は狙い目です。
- 理由
- 再計算でGPAが上昇するため、優秀な学生とみなされやすい
- エッセイ作成など奨学金準備の必要がなく楽
参考:【GPA低い?】GPAを2.7→3.4に変えてイギリス大学院留学
後述するbeoは、留学エージェントで唯一GPAの再計算ができるため、0.5〜1.0上がったGPAで出願が可能です。
beoのサポートでGPAを上げつつ、奨学金が求める人物像に合うよう出願書類の準備を進めましょう。
また、奨学金の審査は出願書類が届いた順に行われます。
We recommend to make your application for the relevant Masters course as early as possible if you wish to be considered for this scholarship.
Masters Excellence Scholarship
そのため、早めの出願を心がけるとよいですよ。
理想は11〜12月までに出願です。
Dean’s International Excellence Scholarship
- 奨学金の概要
- 金額:学費の全額分
- 数量:1名
- 応募条件:
- 条件付き、もしくは無条件合格を持つ人
- 学術的に卓越した経験・達成がある人
- 250 words × 3つ分のエッセイ(例:課題を克服した経験)
- 応募方法:入学年の4月30日までにフォームから応募
参考:Dean’s International Excellence Scholarship
この奨学金は1つ目の奨学金と違い、オンラインフォームから応募します。
自分の経歴や経験に自信がある人は、チャレンジしてみると良いでしょう。
奨学金は応募せずにもらえる可能性あり
上述の通り、イギリス大学と大学院では応募せずにもらえる奨学金があります。
実際に、Leeds大学院に留学した知人は奨学金の応募をしていなかったものの、£4,000分が学費から引かれていました。
以下の文面は、学費が引かれていた理由を問い合わせた時のメールです。
Hello,
Thank you for your email.
A scholarship of £4000.00 has been applied to your account. This can sometimes be applied automatically, even if you have not applied for it.
Kind regards,
約60万円の奨学金だ
そのため、イギリス留学の費用を少しでも抑えたい人は、本記事で紹介した奨学金を狙ってみてくださいね。
自分の留学先でどんな奨学金があるか知りたい人は「xxx university scholarship」でググると良いです。
「xxx」に留学先の大学名を入れてね
イギリス政府が提供する奨学金
イギリス大学院以外にも、イギリス政府が提供する奨学金があります。
修士課程を学ぶ留学生なら応募可能なので、合わせてトライしてみると良いでしょう。
- Chevening Scholarshipsの概要
- 金額:学費全額分と旅費、滞在費、その他手当分
- 数量:不明
- 応募条件:
- 2年以上の職務経験
- 入学年の7月までに無条件合格を持つ人
- 応募方法:オンラインフォームから申し込み
参考:
・Chevening Scholarships
・Eligibility
しかし、ハードルはかなり高いです。
Chevening Scholarshipsを得るには、推薦状2枚の提出とインタビューを実施しますよ。
また、応募は8月〜12月の内にしないといけません。
そのため、Chevening Scholarshipsを狙う人は、早めに留学準備を開始しましょう。
日本の財団が提供する奨学金
日本の財団も奨学金を提供しています。
- イギリス大学と大学院の留学生が応募できる奨学金
- イギリス大学院の留学生が応募できる奨学金
上記の財団が提供する奨学金それぞれの概要は以下の記事にまとめました。
合わせて奨学金を獲得できれば、より費用を抑えられるので合わせてご覧ください。
奨学金以外に留学ローンの方法も
イギリス大学と大学院、政府、日本の機関が提供する奨学金があるとは言え、確実にもらえる訳ではありません。
経歴や成績が弱く、奨学金が厳しい人もいるでしょう。
また、奨学金だけでは留学費用を払い切れない人もいると思います。
もし、奨学金の望みが薄ければ、日本の銀行から留学ローンを借りる手もありますよ。
1.8%〜の金利で、30〜1,000万円の額を借りられるので調べてみると良いです。
イギリス大学と大学院の学費
留学を検討している人は、イギリス大学と大学院の学費がどれくらいかかるのか参考にしてください。
- イギリス大学の学費
- 年間:210〜533万円
- 3年間:630〜1,599万円
参考:
・イギリス大学の学費はこれくらい【ランキングで解説です】
・イギリス大学は何年?【3年制じゃない大学もあります】
- イギリス大学院の年間学費
- 1年間:250〜600万円
参考:
・イギリス大学院費用は479万円【学費はこれでも安いです】
・イギリス大学院は何年?【修士課程は1年制です】
通う大学・大学院のレベルによって学費は変動します。
また、イギリス大学は3年制、大学院は1年制ですよ。
詳しくは上記の参考記事をご覧ください。
イギリス大学や大学院へ留学するには
イギリス大学や大学院院留学をするには、出願し合格を得る必要があります。
出願自体は一人でもできますがおすすめはしません。
なぜなら、下手な出願をしてしまっては合格できるものも合格できなくなってしまうため。
留学の準備には実績ある留学エージェントを活用すると良いでしょう。
beoだとイギリス大学や大学院の合格率は99%以上なので、志望校から合格が得やすいです。
- beoを利用するメリット
- 合格実績がTOPレベル
- 13,000人以上のサポート実績
- イギリス大学や大学院は99%以上の合格率
- カウンセラーの質が高い
- 合格者の志望動機書が閲覧可能
- 合格保証付きのNCUK進学準備コースを提供
- GPAの再計算で0.5〜1.0上昇する(大学院向け)
- 合格実績がTOPレベル
私もbeoを利用し、3校のイギリス大学院から合格を得られました。
そのため、イギリス留学を検討している人はbeoに相談すると良いですよ。
(↑この記事限定の割引特典あり)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
イギリス大学と大学院の奨学金を解説しました。以下は要約です。
- イギリス大学と大学院の奨学金
- 応募せずにもらえる奨学金と応募する奨学金がある
- イギリス政府の奨学金も応募できる
- 留学ローンの手段もある
- イギリス大学・大学院留学ならbeo
奨学金の制度が整っているので、ぜひイギリス留学を実現してくださいね。
イギリス大学や大学院留学を検討している人は以下の記事も役に立ちます。
それでは!