イギリス大学院を卒業できない可能性【これくらいです】

イギリス大学院を卒業できない 大学院留学

こんにちは。舞原(@MaibaraOfficial)です。

・イギリス大学院を卒業するのは難しい?
・イギリス大学院を卒業できない場合はどうしたら良い?

上記のような疑問にお答えします。

  • 本記事の内容
    • イギリス大学院卒業が難しいのかわかる
    • イギリス大学院を卒業できないリスクがわかる
    • イギリス大学院を卒業できない場合の対処方法がわかる

私はイギリスにあるLeeds大学院に留学してちゃんと卒業してきました。

この経験から、イギリス大学院を卒業するのは難しいのかわかりやすく解説するので、卒業できないかもと心配な人はぜひ参考にしてくださいね。

イギリス大学院卒業は難しいのか

イギリス大学院に限らず、海外の大学や大学院を卒業するのは一般的に難しいと言われています。

ですが、実際には普通に勉強して普通に卒業論文を出せば問題なく卒業できるレベルではないでしょうか。

卒業できない可能性は限りなく小さいです

テストや卒業論文で不正をしたりレポートを提出しなかったなどしない限り、卒業できる成績はもらえます。

評価の良し悪しは置いといて

私の周りには卒業できず、留年した学生はいません。

単位はいくつか落としてしまったものの、卒業に必要な単位は皆取得していました。

私も人並みに勉強し単位は全て落とさず卒業できています。

そのため、しっかり勉強をしてテストを受け、レポートも期日までに提出すれば問題なく卒業できるでしょう。

しかし、イギリス大学院留学を検討する人にとっては、卒業できないかもという不安は中々拭えないですよね。

そのため、次の章でイギリス大学院を卒業できない理由について解説します。

イギリス大学院を卒業できない理由

イギリス大学院を卒業できない理由は以下の3つがあるでしょう。

  • イギリス大学院を卒業できない理由
    1. 修士期間が1年で忙しい
    2. 成績の評価が日本より厳しい
    3. 英語力が乏しくテストで点数を取れない

修士期間が1年で忙しい

イギリス大学院は1年制です。

1年の修士課程スケジュール

参考:イギリス大学院は一年?【特徴が6つもわかります】

通常2年かけて学ぶところを1年間にギュッとまとめているので、授業は詰め詰め、長期休暇は1ヶ月程度しかありません。

そのため、この忙しさについていけないと卒業できない可能性が一気に高まるでしょう。

参考:【大学院留学がつらい】海外大学院がどれくらい大変か考察

とは言え、実際の忙しさはどの大学院でどのコース(学科)を学ぶのかに大きく寄るため、あまり心配しなくても良いです。

私がいたイギリス大学院では課題やグループワークなどは日中に終わらせられたし、夕方以降は自分の時間を作れました。

イギリス大学院1週間のスケジュール

参考:イギリス大学院修士の1年【入学〜卒業はこんな感じです】

そのため、しっかりタイムマネジメントをすれば余裕を持ったイギリス大学院生活が送れるでしょう。

成績の評価が日本より厳しい

イギリス大学院の評価制度はかなり厳しいです。

日本の評価制度のように、とりあえずレポートを出せば高得点をもらえたり、テストに見込み点があったりというのがありません。

以下はある単位のテスト結果の統計ですが、厳しく評価されているのがわかりますね。

  • テストを受けた260人のテスト結果
    1. Distinctionは全体の2.3%
    2. 過半数がPass
    3. 不合格者が100人を超える
70点以上がたったの6人!
  • テストの評価制度
    • Fail:〜49点(不合格)
    • Pass:50〜59点
    • Merit:60〜69点
    • Distinction:70点〜

参考:【留学生も落とす?】海外大学院の学期末テストの難しさ

しかし、成績の評価が厳しいとはいえ、合格ラインを満たしている人は多くいます。

そのため、しっかり勉強しておけば単位を落とすことはないでしょう。

カリキュラムにも採点基準が明記されているので確認しておくと良い

参考:イギリス大学院の成績と評価【卒業できないとかないです】

英語力が乏しくテストで点数を取れない

IELTSで十分なスコアを保持していても、テストやレポートで意見を上手く伝えられず加点されない留学生は割といます。

なぜなら、なるべく難しい表現や単語を使ったり、長い文章で書くのが正しいと勘違いしている留学生が多いため。

加点の基準は「難しい表現や単語が使われた論述」ではなく、「あなたの独創的なアイデアがわかる論述」です。

しかし、実際には自分でもよく理解していない単語や文法を使ったり、一文を冗長的に書いてしまったりと読み手にわかりづらい論述をしてしまう人が多いです。

そのため、この言い回しは怪しいと思ったら、難しい表現や単語は使わずにできるだけ簡単にシンプルに伝えると良いでしょう。

イギリス大学院を卒業できない場合は?

高校の成績が悪い場合のファウンデーションコース

イギリス大学院を卒業できない理由を解説しました。

卒業できない要因はあるものの、「イギリス大学院はちゃんと勉強すれば卒業できる」と感じてもらえたかなと思います。

しかし、それでも、卒業に必要な単位を確保できなかったり、卒業論文の提出が間に合わず卒業できないといった人も出てくるでしょう。

対策方法を解説します。

再テストを受けれます

もし、卒業に必要な単位を取得できなかった場合でも“Resit”呼ばれる再テストの機会があります。

  • Resitの特徴
    1. Resitはお金がかかる
    2. Resitは論文作成期間に受ける
    3. 一度にResitは3つまでしか受けれない

参考:イギリス大学院で単位を落すと…?【こんな救済措置あり】

そのため、万が一、卒業に必要な単位を確保できなくて、Resitを活用すれば挽回できそうですね。

しかし、お金がかかるため、日頃から勉強はしっかりしておきましょう。

卒業論文の提出時期を延ばせます

確実ではないですが、教授によって、卒業論文の提出日を延期することが可能です。

Manchester大学院に留学した知人に卒業論文の提出期日を延期した人がいました。

もし卒業論文の提出が間に合わない場合は教授に掛け合ってみると良いでしょう。

ただ、あまり延期しすぎると12月に開かれる学位授与式(卒業式)に参加できなくなるため、こちらも日頃から勉強しておきましょう。

参考:【海外大学の卒業式】帽子が被れない!?

卒論の書き方の勉強は以下の参考書がおすすめです。

参考:The Undergraduate Research Handbook (Macmillan Study Skills)

以下にもまとめてます。

卒論

【英語で卒論の書き方】おすすめ本も紹介!〜準備編〜

イギリス大学院をしっかり卒業するために

大学院進学準備

単位を落とさず、しっかりイギリス大学院を卒業するために、NCUK大学院進学準備コースを受講しておくとよいでしょう。

  • NCUKの大学院進学準備コースを受けるべき理由
    1. 実際の講義を想定したカリキュラム
    2. 修士レベルのノートの取り方やレポートの書き方、プレゼンのやり方を実践で学べる
    3. 卒論の書き方を実践で学べる

私もNCUKの大学院進学準備コースを受講しました。

留学前に講義やレポート、プレゼン、卒論作成を経験できたことで、実際のイギリス大学院留学でも単位を落とすことなく卒業できました。

また、上記以外にも様々なメリットがありますよ。

  • NCUK大学院進学準備コースの特徴
    1. NCUK加盟校ならIELTSスコア提出が免除
    2. NCUK加盟大学院へ進学保証が付く
    3. GPAが低くても合格できる可能性あり
    4. 世界最高水準の教育
    5. 日本にいながら受講できる

NCUK大学院進学準備コースの受講で、NCUK加盟校なら、IELTSスコア無しで進学できる他、進学保証が付くため、全落ちの心配がありません。

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NCUK加盟大学院

そのため、イギリス大学院留学を控える人にはかなりおすすめですよ。

NCUK大学院進学準備コースの詳細は以下をご覧ください。

大学院進学準備

NCUK大学院進学準備コース概要/評価【知らないと損です】

(↑本記事限定の割引特典あり)

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。

イギリス大学院における卒業の難しさを解説しました。以下は要約です。

  • イギリス大学院は基本的に卒業はできる
  • イギリス大学院を卒業できない理由
    1. 修士期間が1年で忙しい
    2. 成績の評価が日本より厳しい
    3. 英語力が乏しくテストで点数を取れない
  • イギリス大学院を卒業できない場合
    1. 再テストが受けられる
    2. 卒業論文の提出時期を延ばせる

イギリス大学院を卒業できない可能性は限りなく小さいと思います。

勉強とプライベートのメリハリを付けながらイギリス大学院生活を楽しんでくださいね。

イギリス大学院留学を検討している人は以下の記事も役に立ちます。

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それでは!

〜ここからは留学生や日本の学生向けです〜
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