こんにちは!(@MaibaraOfficial)です。
・Personal Statementの書き方って?
・実例を見ながら書ける?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- Personal Statementに含めるべき内容がわかる
- 合格できたPersonal Statementを例に見ながら書ける
私はイギリス大学院留学に向けてPersonal Statementを書きました。
そのPersonal Statementを基に、ラッセルグループを含む3校のイギリス大学院から合格をもらえています。
この経験からPersonal Statementの構成と書き方を実例を基に解説するので、海外大学院へ留学される方は参考にしてくださいね。
目次
Personal Statementで書くべきポイント
Personal Statementに盛り込みたい内容は以下の点です。
- Personal Statementに含めたい内容
- 志望する大学院とそのコースを学びたい理由
- そのコースに自分のどんな能力・経験が貢献できるか
- 大学院修了後のキャリアプランとそのキャリアプランを達成するのに志望する大学院/コースで学んだことがどう貢献できるか
- 英語の授業でもしっかりついていける根拠(IELTSやTOEFLスコア以外で証明)
- 異国の地でも健康的に学生生活ができる根拠(海外でインターンや留学とか海外で生活できていた経験を書けると良い)
- その国で学ぶ必要がある理由
上記の内容をPersonal Statementに含めながら大体500〜600 wordsくらいで仕上げますよ。
上記6つ全てを含める必要はないですが①②③は必ず含めましょう。
なぜなら、ここの大学院じゃないとダメな理由を審査官にダイレクトに伝えることができるためです。
また、④⑤⑥も含めたい内容ですが、指定の字数や内容に合わせて選ぶと良いですよ。
- ④⑤⑥も含めたい理由
- ④⑤:「英語の授業についていけない」や「海外での生活に馴染めない」という理由で退学をしてしまう留学生が意外と多いため、大学院側は「しっかり卒業できる留学生を迎え入れたい」気持ちがある。
- ⑥:英語圏に属するそれぞれの国の特徴も鑑みて大学院選定をしていることを審査官が理解でき、留学に対する高い志があることを伝えられるため。つまり、「途中で退学する確率が低い生徒」と間接的に伝えられる。
そのため、④⑤⑥のうち好きなやつをPersonal Statementに加えてくださいね。
次に合格したPersonal Statementを例に書き方を説明します。
合格したPersonal Statementを例に書き方解説
以下の内容が実際に合格したPersonal Statementです。
長ったらしい文章ですが、まとめると以下の構成で書かれていますよ。
- Personal Statementの構成
- 1段落目:Introduction
- 2段落目:そのコースに自分のどんな能力・経験が貢献できるか
- 3段落目:自分の英語力が英語圏の大学院でも通用する理由
- 4段落目:その国で学ぶ必要と志望する大学院のコースである必要性
- 5段落目:キャリアゴール
- 6段落目:Conclusion
志望コースは経営学(Management course)を想定して書いています。
1段落ずつ解説しますね。
1段落目:Introduction
1段落目のIntroductionには以下の内容を含めます。
①志望する大学院とそのコースを学びたい理由
ここは序章の部分なので上記の内容を軽く書く程度にとどめましょう。
詳細は次の段落以降で書いていきます。
例のPersonal Statementでは「学部で経営学をかじったけど、もっと経営学を学ぶ必要があるからLeeds大学院の経営コースで学びたい」が書かれていますね。
2段落目:そのコースに自分のどんな能力・経験が貢献できるか
2段落目には以下の内容を含めます。
②そのコースの授業に自分のどんな能力・経験が貢献できるのか
Personal Statementには「その大学院のコースで学びたい」と書くだけではだめです。
そのコースの授業で自分のどんな能力を貢献できるのかとその根拠を書かなくてはなりません。
なぜなら、海外大学院は優秀な学生を集めてレベルの高いディスカッションやグループワーク、研究をさせたいと考えています。
優秀な学生を集めてその大学院からさらにレベルアップして卒業、もしくは素晴らしい研究成果を出してくれれば、それだけ大学院の価値を上げることができますよね。
対して、レベルの低い学生、もしくは途中で退学してしまう学生を大学院に入れても大学院側にはデメリットしかありません。
そのため、Personal Statementでどれだけ自分が優秀かをアピールすることがとても重要です。
3段落目:自分の英語力が英語圏の大学院でも通用する理由
3段落目には以下の内容を含めます。
④英語の授業でもしっかりついていける根拠(IELTSやTOEFLスコア以外で)
⑤異国の地でも健康的に学生生活ができる根拠
Personal Statementに含めたいポイントの①②と来て急に④が来ましたが、あの順番通りに書く必要はありません。
内容が論理的に一貫性を持って書かれていれば順番通りに書く必要はないです。
なぜ④⑤を証明する必要があるのかは「海外大学院の授業や学生生活に馴染めず大学院を辞めてしまう留学生がいるから」と冒頭で説明しました。
このPersonal Statementの例でもIELTSやTOEFLスコア以外にも英語で授業についてける根拠が証明ができていますね。
また、英語の授業でもついていける根拠として「留学経験」を述べることで、間接的に異国の地でも健康的に学生生活ができる根拠も説明できています。
4段落目:その国で学ぶ必要と志望する大学院のコースである必要性
4段落目には以下の内容を含めます。
①志望する大学院とそのコースを学びたい理由
⑥その国で学ぶ必要がある理由
ここでIntroductionで軽く触れた「なぜその大学院とコースを志望するのか」を書きます。
合わせて、大学院留学の地としてイギリスである必要性(その国で学びたい理由)も書かれていますね。
順番的に、学びたい国→学びたい大学院→学びたいコースで説明することで論理的な構成になっているのではないでしょうか。
5段落目:キャリアゴール
5段落目には以下の内容を含めます。
③大学院終了後のキャリアプランとそのキャリアプランを達成するのに志望する大学院/コースで学んだことがどう貢献できるか
とか言いつつ、このPersonal Statementの例では字数の関係で、志望する大学院のコースで学んだことがどう貢献できるのかを簡潔に書いてちゃっています。
可能なら、どんな学んだ内容がどう将来のキャリアに貢献できるかを詳しく書いてくださいね。
6段落目:Conclusion
6段落目は最後の締めくくりとして、志望する大学院とコースである必要性をリマインドして終わりです。
ここまでPersonal Statementを書いたら見直しと添削を何度も行い完璧なPersonal Statementに仕上げること!
Personal Statementは必ず見直し/添削
Personal Statementは必ず何度も見直しと添削を行なってください。
自分の見直しは時間を置いて頭の中をクリアにしてから何度も行います。
時間を置くことで今まで見えなかった文法や単語ミス、内容的におかしい部分を見つけられるでしょう。
また、他人に見てもらうことも必ず行なってください。
なぜなら志望動機書が弱いとの理由でリーズ大学院から不合格となった人がいます。
第三者に見てもらうことで自分では気づけなかった箇所も直せるし、読み手ファーストなPersonal Statementに仕上げることができますよ。
私はネイティブの友人に内容を添削してもらいましたが、周りに頼める人がいなければ添削サービスを利用すると良いです。
beo:英文添削サービス PR (Proof Reading & Writing)
私もbeoを利用して大学院留学を実現しましたよ。
(↑この記事限定の割引特典もあります)
NCUK大学院進学準備コースで留学実現
イギリス大学院へ留学準備中の人はNCUKの大学院進学準備コースの受講も検討すると良いでしょう。
大学院進学準備コースとは英国大学連盟であるNCUKが提供しているプログラムです。
- NCUK大学院進学準備コースの特徴
- NCUK加盟校ならIELTSスコア提出が免除
- NCUK加盟大学院へ進学保証が付く
- GPAが低くても合格できる可能性あり
- 世界最高水準の教育
- 日本にいながら受講できる
NCUK大学院進学準備コースの受講で、NCUK加盟校なら、IELTSスコア無しで進学できる他、進学保証が付くため、全落ちの心配がありません。
また、GPAが低くても合格できた実績がある他、カリキュラムも実際の講義を想定されていたり、卒論の書き方が学べたりと留学を成功させる仕組みがたくさん詰まっていますよ。
私もこのコースを受講しましたが、IELTSスコア無しでリーズ大学院へ進学できましたし、英語の講義や卒論作成に慣れた状態で留学できたので1学期目から余裕を持って過ごせました。
そのため、以下のいずれかに該当する人は受講しておくと良いです。
- NCUK大学院進学準備コースに向いている人
- IELTSスコアが不足、もしくは持っていない人
- GPA等の出願要件を満たしていない人
- その年に必ず大学院留学をしたい人(進学保証をつけたい人)
- 事前に海外の講義やレポート/卒論作成に慣れておきたい人
- 進学までに英語力を維持/向上させたい人
- 同時期に留学する人と関係を築いておきたい人
NCUK大学院進学準備コースの詳細は以下をご覧ください。
(↑本記事限定の割引特典あり)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
Personal Statementの書き方を説明しました。以下は要約です。
- Personal Statementに含めたい内容
- 志望する大学院とそのコースを学びたい理由
- そのコースに自分のどんな能力・経験が貢献できるか
- 大学院修了後のキャリアプランとそのキャリアプランを達成するのに志望する大学院/コースで学んだことがどう貢献できるか
- 英語の授業でもしっかりついていける根拠(IELTSやTOEFLスコア以外で証明)
- 異国の地でも健康的に学生生活ができる根拠(海外でインターンや留学とか海外で生活できていた経験を書けると良い)
- その国で学ぶ必要がある理由
- NCUKの大学院進学準備コースで留学実現
上記のポイントを抑えて合格を勝ち取ってくださいね。
大学院留学の準備中の人は以下の記事も役に立ちます。
それでは!