こんにちは。舞原(@MaibaraOfficial)です。
海外の大学院へ留学することで現地就職は可能なのでしょうか。
・海外大学院に留学すれば現地で就職できるのかな?
・現地就職ってどのくらい難しい?どう就活すれば良い?
・現地就職できている人はどのくらいいるの?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- 海外大学院から現地就職の難易度がわかる
- 海外大学院から現地就職できる方法がわかる
- 海外大学院卒業後、どんな進路があるのかわかる
私はイギリスにあるLeeds大学院に留学をし現地で就職活動をしていました。
今はコロナで厳しいけど現地の色んな企業説明会に参加しとくと良い経験になる
— 舞原@イギリス院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) December 30, 2020
デロイトUKの企業説明会ではチーム対抗で謎解きゲームしたんだけど、うちのチームが1位になって賞品貰えた(掃除してたら出てきた)
企業のこと知れるし、説明会によっては色んな企画があるから息抜きになって楽しいよ pic.twitter.com/m2ZqdVEB9R
結果的に現地で働くことは叶いませんでしたが、現地で就職活動した経験や現地企業に就職できた友人の経験も含めて
海外大学院から現地就職の難易度や方法をわかりやすく解説する
ので海外大学院留学や現地就職を検討している人は参考にしてくださいね。
目次
海外大学院から現地就職できるのか

海外大学院へ留学する理由に「海外での就職」を挙げる方もいると思いますが、実際のところどうでしょうか。
基本的には日本で就職するよりも海外での就職の方が難しいです。
難しいが就労ビザで可能性はあります
難しいのは事実ですが海外で就職できない訳ではありません。
国によって大学や大学院を卒業した留学生には就労ビザが与えられるので、
海外就職のハードルはグッと下がるでしょう。
(以下は就労ビザの一例です)
- 就労ビザがもらえる海外大学院
- イギリス大学院:2年間働ける就労ビザを申請できる
- アメリカ大学院:1年間研修として働ける制度があるので、その間に抽選式の就労ビザ(最大6年間)を申請できる
- オーストラリア大学院:最大4年間勤務できる就労ビザを申請できる
ですが、就労ビザに慢心していては現地企業に就職は実現しません。
次に海外大学院から現地就職する方法を解説します。
海外大学院から現地就職する方法5つ

海外大学院から現地就職するためには以下の方法があるでしょう。
- 海外大学院から現地就職する方法
- 海外大学院のJob Fairに参加
- 海外大学院のCareer Centerに相談
- Graduate Programmeやインターンを狙う
- 海外の就職エージェントを利用
- 海外勤務ができる企業を狙う
1つずつ解説します。
海外大学院のJob Fairに参加
1つ目が「海外大学院のJob Fairに参加」です。
海外の大学院では名称は違えど、Job Fairのようなイベントに
現地の企業やその国に拠点を構える海外の企業が一挙に集まって企業説明会を開いています。
私がいたイギリス大学院では、年に2回程度Job Fairが開催され、大広間や体育館でブースを設置し企業説明会を開いていました。
こういった学校主催で開催してくれる就職イベントに積極的に参加し企業との接点が持てれば
海外就職のチャンスが高まるでしょう。
ですが、出展企業の中には留学生を求めていない企業も若干いるので、やはり留学生は劣勢の立場に立たされます。
通ってたイギリス大学院でJob fairがあって現地の企業やヨーロッパに拠点構える他国の企業が多く集まってたんだけど某自動車会社のブース立ち寄ってみたら「留学生は取ってないんですよね〜」って言われたのでやっぱり留学生が現地で職得るの難しいのだろうな
— 舞原@イギリス院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) May 27, 2021
海外大学院のCareer Centerに相談
2つ目が「海外大学院のCareer Centerに相談」です。
日本の大学と同様
就職活動を支援してくれる部署が海外の大学/大学院にも存在します。
Career Centerでは留学生でも例外なく就職活動の支援をしてくださりますよ。
- Career Centerの就職支援例
- 就職活動全般の相談
- 就職イベントの紹介
- レジュメや面接などのアドバイス
- 企業やインターン先の紹介
- etc.
私も実際に面談の予約を入れて、レジュメの書き方などのアドバイスをもらっていました。
サポートは無料かつ有益な物ばかりなので積極的に活用していきましょう。
Graduate Programmeやインターンを狙う
3つ目が「Graduate Programmeやインターンを狙う」です。
Graduate Programmeやインターンは会社から大学に提供されるトレーニングプログラムですね。
- プログラムの期間
- Graduate Programme:12〜24ヶ月間
- インターン:1週間〜12ヶ月間
こういったプログラムから正社員として採用されるパターンがあるので
チャンスがあれば狙ってみると良いのではないでしょうか。
ですが、通常の就職活動と同様、書類選考や面接があります。
私のクラスメートだったインドネシア人の留学生はインターンの選考で面接を受けてましたが
かなり難航してたので十分な準備は必要でしょう。
海外の就職エージェントを利用
4つ目が「海外の就職エージェントを利用」です。
海外の大学/大学院が紹介する求人やプログラム以外にも、現地エージェントや留学生向けのエージェントを利用する手もあります。
私と同じ大学院に通ってた日本人の友人も
就職エージェントの求人から応募し現地の企業に就職しました。
特に、留学生向けの就職エージェントは海外で勤務できるような企業を紹介してくれるので
海外で働きたい人にはおすすめでしょう。
(海外の就職エージェントは以下にまとめてます)
海外勤務ができる企業を狙う
5つ目が「海外勤務ができる企業を狙う」です。
上記で紹介した就職エージェントやキャリアフォーラムの求人内容を見ると、時々以下の内容で募集していたりします。
- 求人内容例
- 外資系総合情報サービス会社
- ロンドンで3年間経験を積み日本に帰国後はマネージャークラスで勤務できます
- 外資系メーカー
- 海外で1年間グローバル育成プログラムを受けていただきます
- 外資系総合情報サービス会社
最終的には日本で働くことになりますが、海外で働くことはできるので現地就職が厳しい方は
海外勤務ができる企業を狙うと良いでしょう。
海外の就職活動で内定を得るために

海外大学院から現地就職するための方法を解説しました。
上記の方法で現地就職できる可能性は上がるでしょう。
ですが実際に
どのようにして就職活動を進めれば良いでしょうか。
以下の記事で海外大学院に通う留学生が内定を獲得するために知っておくべきことをまとめました。
特に留学生向けのエージェントやキャリアフォーラムを利用する人にとって、かなり当てはまる内容になっていると思います。
海外大学院卒業後のよくある就職先

海外大学院から現地就職できるとはいえ、現地就職に失敗した場合
他にはどんな選択肢があるのでしょうか。
また、現地就職はどのくらいの留学生が達成できているのか気になるところだと思います。
私の周りの大学院留学生は以下のような進路を歩んでいました。
- 海外大学院卒業後の進路例
- 就活に失敗し、帰国後も就活継続
- グローバル企業に勤務
- ごく一部は海外で勤務
- ごく一部は博士課程
- ごく一部は親の仕事を継ぐ
(詳細は以下にまとめています)
また、大学院留学生がどういった業界や企業に就職しているかの詳細は以下にまとめています。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
海外大学院から現地就職する難易度や現地就職の方法など解説しました。以下は要約です。
- 海外大学院から現地就職する方法
- 海外大学院のJob Fairに参加
- 海外大学院のCareer Centerに相談
- Graduate Programmeやインターンを狙う
- 海外の就職エージェントを利用
- 海外勤務ができる企業を狙う
現地就職はハードルは高いですが、実際に就職できている人もいるので諦めずに実現してくださいね!
海外大学院や就職活動については以下の記事も役に立ちます。
それでは!