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こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
ロンドン大学シティ校(City, University of London)はどんな大学?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- ロンドン大学シティ校の詳細がわかる
- シティ校はどんな人に向いているのかわかる
- シティ校へ留学する方法がわかる
私はイギリスにあるリーズ大学院へ留学後、イギリス大学と大学院留学の情報をまとめた舞原ブログを運営しています。
以下は直近でまとめているイギリス大学一覧。
この経験からロンドン大学と大学院のシティ校についてわかりやすく解説するので参考にしてくださいね。
本記事作成にあたって
便宜上、”大学”と記載を統一しますが、”大学院”にも共通する内容です。
目次
ロンドン大学シティ校概要
- シティ校の概要
- 設立年:1894年
- 所在地: Northampton Square, London
- 大学種類:国立校
- ラッセルグループ校:NO
- 総生徒数:19,975人
- 留学生数:7,215人(約36%)
- 教職員数:記載なし
- Student Union規模: 約200 societies
参考:
・Student statistics
・City Student’s Union
- ラッセルグループとは
- イギリスの著名なTOP大学24校で構成される団体のこと
- 参考:ラッセルグループ24校の全て【留学すべき大学はこれ】
- Student Unionとは
- 学生自治会のことでSocietyと呼ばれる、日本の大学で言うサークルやクラブで構成される
シティ校は設立年が1800年台と歴史が長いものの、ロンドン大学のメンバーになったのは割と最近です。
2016年にUCLやLSEといった有名ロンドン大学の一員になったよ
参考:
・UCLの全て【偏差値やランキング、学費など】
・LSE大学/大学院の全て【ランキングや偏差値、難易度】
またシティ大学のキャンパスや雰囲気は、シティ大学の公式YouTubeチャンネルで見れます。
合わせてご覧ください。
シティ校を以下の点でもう少し解説します。
- 評価
- ロケーション
- シティ校周辺の治安
評価
シティ校はこれといって目立った評価は得ていません。
しかしシティ校が位置するロンドンは、QS Best Student Cities 2023にて世界1位の評価を得ていますよ。
またシティ校は「キャリアの達成や世界で戦えるリーダーを生み出すこと」を基本戦略の1つとしています。
そのため卒業後の就職を見据えて留学ができる大学でしょう。
ロケーション
- シティ校のロケーション特徴
- 主要空港のLondon Heathrow空港まで地下鉄で50分
- 主要鉄道駅であるKing’s Cross駅まで徒歩+地下鉄で12分
- 徒歩のみだと20分
- 最寄りのAngel駅まで徒歩10分
- ロンドンの街があるPiccadilly Circus駅まで徒歩+地下鉄で25分
シティ校の立地は比較的良いでしょう。
最寄駅まで10分ほど歩きますが、ロンドンの中心部に近いため買い物や観光がしやすいです。
また鉄道駅が近いのでイギリス国内の移動も楽ですよ。
そのため生活がしやすい立地と言えます。
シティ校周辺の治安
シティ校周辺は治安が良いでしょう。
1〜15件/年の犯罪が周囲でちらほら起きていますが、微々たる程度です。
参考:Greater London Crime Statistics
シティ校はロンドン中心部から離れているため、目立った犯罪が起きていませんよ。
クイーンメアリー校もロンドン中心部から離れており、治安が比較的良さげ
しかし人が密集する中心部や観光地ではスリが多発しているため、City Centreなどへ行くときは注意してください。
ロンドン大学シティ校の偏差値
イギリスの大学には偏差値の概念はありません。
そのため、調査機関が公開している大学ランキングを基に入学難易度を考察します。
- 入学難易度
- 超難関
- 難関
- やや難関
- 普通
結論から言うと、シティ校への入学難易度は“やや難関”でしょう。
シティ校のランキング
- シティ校のランキング
- 世界大学ランキング
- 328位 (QS World University Rankings 2024)
- 351-400位 (THE World University Rankings 2024)
- イギリス国内大学ランキング
- 58位 (The best UK universities 2023)
- 42位(University League Tables 2024)
- 世界大学ランキング
参考
・QS World University Rankings 2024
・THE World University Rankings 2024
・The best UK universities 2023
・University League Tables 2024
ランキングを見てもいまいちパッとしないかもしれません。
しかし世界には25,000校以上の大学がありますし、イギリス国内で見ても160校以上の大学が存在します。
世界大学ランキングは300位台と、上位1%台に位置する難関大学と言えますね。
しかしイギリスの教育レベルは高く、ラッセルグループを含む多くの大学が1〜200位台にランクインしますよ。
そのためシティ校の入学難易度はやや難関と考えて遜色ないでしょう。
ロンドン大学シティ校の出願要件
大学と大学院のシティ校の出願要件をそれぞれ解説します。
大学(学士)
イギリス大学は入学前にファウンデーションコースの受講が必須です。
- ファウンデーションコースとは
- 教育制度の違いからイギリス大学進学前に受講が必要なプログラム
(解説は割愛しますが詳細は↓)
シティ校ではファウンデーションコースを提供していないため、パートナーが提供するファウンデーションコースを受けますよ。
- シティ校のパートナー校
例えば②Kaplanだと以下の出願要件です。
- 出願要件
- 高校の成績:平均評定2以上
- 英語力:IELTS 4.0〜
参考:Kaplan International College London courses
シティ校は英国大学連盟(NCUK)に加盟していませんが、他のイギリス大学も検討中なら以下のファウンデーションコースもおすすめです。
またシティ校に限らず、イギリス大学へ進学するためには、ファウンデーションコースで規定の成績を修める必要がありますよ。
参考:ファウンデーションコースは落ちる?【この方法なら合格】
大学院(修士)
専攻するコース(学科)によって出願要件は多少変わります。
そのため、経済系の学問を例に出願要件を解説しますね。
- 出願要件
- 大学のGPA:2.5以上
- 英語力:IELTS 6.5(各セクションで6.0以上)
正確な要件を知りたい方は、以下のページから専攻予定のコースで検索すると良いです。
参考:Postgraduate taught degrees
GPAは平均2.5以上と挑戦しやすい出願要件でしょう。
ラッセルグループのような大学院だと3.0以上が多い
仮にGPAが低くても留学できる可能性はありますよ。
また上記の英語スコアを持っていなくても留学する方法はあります。
(説明は割愛しますが詳細は↓)
・【GPA低い?】GPAを2.7→3.4に変えてイギリス大学院留学
・イギリス大学院留学【IELTS足りない人はこの方法で】
ロンドン大学シティ校の学費
専攻する分野によって学費は変動するので、ここでは経済系の学問の学費を基に解説します。
大まかな目安としてご参考ください。
- 2023年度シティ校の学費(年間)
- 大学(学士):£19,870(約298万円)
- 大学院(修士):£19,918(約299万円)
(£1=150円で計算)
正確な学費を知りたい方は、以下のページから専攻予定のコースで検索すると良いです。
・大学:Undergraduate bachelor degrees
・大学院:Postgraduate taught degrees
大学(学士)
イギリス大学の学士課程は3年制です。
そのためシティ校にかかる学費は合計894万円でしょう。
- 大学学士課程の学費
- 年間:£19,870(約298万円)
- 3年間:£59,610(約894万円)
シティ校の学費水準は平均的です。
世界大学ランキングが300位台の大学の学費は、年間300万円前後が多いですよ。
また学士課程の場合、入学前にファウンデーションコース受講が必須のため、この学費も含めると約1,094万円はかかります。
(ファウンデーションコース詳細↓)
大学院(修士)
イギリス大学の修士課程は1年制です。
そのため修士課程のシティ校の学費は、上述の通り約299万円ですよ。
大学学士と同様、シティ校の学費水準は普通です。
ラッセルグループの場合、400万円前後の学費が多いですよ。
(学費以外にかかる費用は以下が参考になります)
参考:イギリス大学院費用は479万円【学費はこれでも安いです】
ロンドン大学シティ校の学部
シティ校で専攻できる学問を以下の2つに分けて解説します。
- シティ校で学べる分野
- 学部一覧
- 強みを持つエリア
学部一覧
以下の分野をシティ校で学べます。
Arts and Media | Business |
Computer science | Engineering |
Health | History |
Literature | Mathematics |
Politics and Law | Psychology |
上記の分野から多種多様なコース(学科)が展開されていますよ。
大学で70以上、大学院で130以上のコースがあるため、詳細は以下ページから見ると良いです。
・大学:Undergraduate bachelor degrees
・大学院:Postgraduate taught degrees
強みを持つエリア
上記の学部からシティ校は以下の分野に強みを持っています。
- 強みを持つエリア
- Communication & Media Studies(1位)
- Marketing(2位)
- Optometry, Ophthalmics & Orthoptics(8位)
- Speech & Language Therapy(10位)
留学生に人気なマーケティングがイギリス2位の評価ですね。
ビジネス関連の学問は留学生に最も人気な学問だよ
仮にイギリス大学院に行きたい留学生が100人いたら専攻の内訳はこうなるよ
— 舞原@院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) October 12, 2022
・ビジネス:28人
・エンジニアリング:12人
・芸術/デザイン:6人
・生物学:6人
・コンピュータ:6人
・法学:5人
・薬学:5人
・言語学:5人
・物理学:4人
・建築:3人
・マスコミ系:3人
続く↓
またイギリスNo.1のコミュニケーション・メディア関連も注目の学問です。
上記以外の学問でもシティ校は世界大学ランキングが高いので、学びたい学問に関係なくおすすめできる大学でしょう。
ロンドン大学シティ校の留学に向いている人
上述の大学の特徴など考慮すると、以下の人がシティ校に向いているでしょう。
- シティ校に向いている人
- 高い教育レベルで授業を受けたい人
- 留学生が多い大学に留学したい人
- 治安が良い地域に留学したい人
- ロンドンに留学したい人
- 中心部から少し離れたロンドンの立地が良い人
上記に該当する項目が多ければ、シティ校はあなたに最も適した大学だと思いますよ。
また①②③④といった共通点が多い大学は他にもあります。
ロンドンに留学したい人は以下の記事も参考になります。
ロンドン大学シティ校へ留学するには
シティ校へ留学するには、留学エージェントであるbeoを利用すべきです。
- 数字で見るbeo(ビーイーオー)
- 設立年:2000年
- 留学支援数:13,000人以上のサポート実績
- 年間出願実績:4,000件以上(2019年)
- 提携海外大学数:約300校
- 合格率:9割以上(TOP大学含めて)
- イギリス大学/大学院は合格率99%
今までに1万人以上の支援実績がある他、イギリス大学や大学院の合格率が99%の合格実績を持っています。
私もbeoを利用し、リーズ大学など3校のイギリス大学院から合格を得られました。
そのためシティ校への留学を検討している方は、beoに相談してみてくださいね。
またカウンセリング時に「舞原ブログを見た」で、beoが提供しているサポートや講座(登録制以外)の費用が3,000円引きになるので忘れずにお伝えください。
beo:カウンセリング申し込み
(beoの詳細は以下にも↓)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
ロンドン大学シティ校の全てがわかるよう解説しました。以下は要約です。
- シティ校の概要
- 設立年:1894年
- 所在地: Northampton Square, London
- 大学種類:国立校
- ラッセルグループ校:NO
- 総生徒数:19,975人
- 留学生数:7,215人(約36%)
- 教職員数:記載なし
- Student Union規模: 約200 societies
- シティ校のランキング
- 世界大学ランキング
- 328位 (QS World University Rankings 2024)
- 351-400位 (THE World University Rankings 2024)
- イギリス国内大学ランキング
- 58位 (The best UK universities 2023)
- 42位(University League Tables 2024)
- 世界大学ランキング
- シティ校に向いている人
- 高い教育レベルで授業を受けたい人
- 留学生が多い大学に留学したい人
- 治安が良い地域に留学したい人
- ロンドンに留学したい人
- 中心部から少し離れたロンドンの立地が良い人
シティ校はロンドンでもレベルが高い大学なので、ぜひ出願してみてくださいね。
その際はbeoのサポートを受けるのが合格の1番の近道です。
beo:カウンセリング申し込み
イギリス大学紹介シリーズは他にも↓
それでは!