こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
・イギリス大学院の成績はどう付けられる?
・Distinction, Merit, Passって?
・卒業できないかもしれない…大丈夫かな?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- 評価方法がわかる
- 成績のDistinction, Merit, Passの違いがわかる
- 高い成績を取る難易度がわかる
私はイギリスにあるLeeds大学院に留学し単位を落とさず卒業しました。
去年の今頃は通ってた大学院の卒業式だった!
— 舞原@イギリス院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) December 2, 2020
念願の帽子を空に投げるやつできる!って思って参加したけど、リーズ大学は帽子被るの禁止で投げれなかった
せっかくアカデミックハット買ったのに(15,000円) pic.twitter.com/Bk0TQVMdEH
この経験からイギリス大学院の成績評価方法とテストの難しさをわかりやすく解説するので、卒業できるか不安な方は参考にしてくださいね。
目次
イギリス大学院の成績評価手段
イギリス大学院の成績は以下4つの方法で評価されます。
- イギリス大学院の評価方法
- 論述タイプのテスト
- 選択問題のテスト
- レポート提出
- グループワーク
科目によって、いくつか組み合わせて評価し成績を出しますよ。
論述タイプが70%でグループワークを30%で成績出すとか
論述タイプのテスト
- 論述タイプのテストとは?
- 何問かある質問から自分が答えられそうな問題を2、3問選び論述するテスト
このテストが最も一般的な評価方法でしょう。
私がイギリス大学院で所属していた経営コース(学科)でもレポート以外は全て論述形式でした。
聞こえは楽そうですが、テスト時間は長くて3時間ぶっ続けです。
また、テスト勉強はかなりの量をするので、Distinctionの成績を取るのがかなり難しいのが特徴ですよ。
選択問題のテスト
- 選択問題のテストとは?
- 4つの選択肢から正しいものを選び回答するテスト
このテストは、論述タイプのテストと組み合わせて出るパターンが多いでしょう。
私のコースにも選択問題がありましたが、論述問題とセットで出てきました。
選択問題20点分、論述問題80点分のような配分です。
しかし、コースによって選択問題だけというテストもあるようですね。
心理コースの知人は300問の選択問題を受けていました。
300問って量が桁違いのような…
選択問題は論述と違い「正解が明確にあるテスト」のため、勉強次第でDistinctionの成績が取れるでしょう。
レポート提出
- レポート提出とは?
- あるお題に対して1,000〜5,000 wordsで論述したのをまとめ期日までに提出
レポート提出は、テストと組み合わせて評価されたり、レポート単体で評価されたりと科目により様々ですよ。
また、レポート提出は、単位を落とす心配が無いかつ、Distinctionを目指しやすい評価方法でしょう。
なぜなら、レポートを提出するだけである程度高い成績を出してくれるためです。
コピペなどよっぽどのことをしない限り成績を出してもらえますよ。
また、提出期限はテスト期間前や後に出すなど科目によって様々なため、タイムスケジュールが組みやすい評価方法でもあります。
グループワーク
- グループワークとは?
- 複数人でチームを組み、あるお題に対しプレゼン等に取り組む
テストやレポートと組み合わせて成績が出されるパターンが多いですよ。
テスト70%、グループワーク30%で評価とか
グループワークもレポート提出と同様、Distinctionの成績を取りやすい評価方法でしょう。
私がいたコースにも、グループワークがあり集団プレゼンをしましたが、メンバーに恵まれたこともありDistinctionの成績を取れましたよ。
イギリス大学院の成績評価方法
上述のようなテストやレポートなどは以下の成績で評価されます。
- イギリス大学院における成績評価方法
- Fail:〜49点
- Pass:50〜59点
- Merit:60〜69点
- Distinction:70点〜
Fail:〜49点
成績が50点に達していないとFail(不合格)と評価されます。
この成績を取ると、その成績の分の単位は取得できません。
そして、周りから心の中で「バカじゃん」と思われます。
Pass:50〜59点
成績が50〜59点に達しているとPassと評価されます。
「ギリ落第点をまぬがれた成績」のイメージでしょうか。
この成績を取ると周りのみんなからは「まあ普通だね」もしくは「あまり良い成績ではないね」というような印象を持たれます。
そのため、教授からは次の成績を取るよう求められます。
Merit:60〜69点
成績が60〜69点に達しているとMeritと評価されます。
「勉強を頑張った人が取れる成績」のイメージでしょうか。
この成績を取れば周りのみんなからは「おっやるじゃん」みたいな感じに思われます。
レポートやグループワークで比較的取りやすい成績ですね。
Distinction:70点〜
成績が70点以上に達しているとDistinctionと評価されます。
「日本でいう120点満点の成績」のイメージでしょうか。
周りのみんなからは「えっやばお前」みたいな感じですごく尊敬されます。
っとここまで書くと
70点以上ならよゆーじゃん。
と思われるかもしれません。
しかし、論述テストにおいてはDistinctionを取るのはかなり難しいです。
Distinctionの成績取得難易度
Distinctionの成績はごく限られた優秀な学生にしか取れない成績でしょう。
なぜなら、とりあえず何か書けば及第点をくれる日本と違い、イギリス大学院ではシビアに評価し成績を出すからです。
例えば、あるテストではDistinctionが全体の2%程度という結果です。
- あるテストにおける学生全体(260人くらい)の成績
- Distinctionは全体の2.3%
- 過半数がPass
- 不合格者が100人を超える
(詳細↓)
この結果から、DistinctionどころかMeritの成績すら取るのが難しいとわかるのではないでしょうか。
イギリス大学院を卒業できないかも…と思う人へ
上記の結果を見ると、Distinctionの成績どころか不合格になってしまうと思うかもしれません。
しかし、論述タイプのテストは科目によって難易度は変わります。
また、しっかり勉強して臨めばPass以上の成績は取れるので心配しなくても大丈夫ですよ。
ですが、もし!万が一!絶対に無いとは思いますが!不合格になってしまった場合でも、再テストが受けられるので安心してくださいね。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
イギリス大学院の評価方法や成績、高い成績を取る難しさなど解説しました。以下は要約です。
- イギリス大学院の成績・評価のベース
- 論述タイプのテスト
- 選択問題のテスト
- レポート提出
- グループワーク
- イギリス大学院における成績の種類
- Fail:〜49点(不合格)
- Pass:50〜59点
- Merit:60〜69点
- Distinction:70点〜
普段からしっかり勉強しておけば不合格にはなることないので安心して留学生活を楽しんでくださいね!
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それでは!