こんにちは。舞原(@MaibaraOfficial)です。
・出願書類に推薦状はいる?
・必要ならどう作れば良いの?
・誰も書いてくれないどうしよう?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- イギリス大学院出願に推薦状はどう用意するがわかる
- イギリス大学院出願に必要な推薦状の書き方がわかる
- 推薦状作成のスケジュール感がわかる
私はイギリス大学院(Leeds大学院)に留学しましたが、推薦状を2枚用意して出願し無事合格を得ることができました。
(リーズ大学を知る↓)
この経験から推薦状作成の依頼方法や書き方などわかりやすく解説するので、イギリス大学院留学を検討中の人はぜひ参考にしてくださいね。
目次
イギリス大学院に推薦状は不要か
推薦状は、志望するイギリス大学院へ出願する際に必要となる書類の1つです。
- イギリス大学院に出願する書類
- 英語力を証明する公的書類
- 志望動機書
- 推薦状2枚
- GPAが記載された成績証明書
- CV(必要であれば)
- 推薦状とは
- 大学の教授や会社の上司などに「この人は優秀だからあなたの大学院に入学させるべきだよ」的な内容を書いてもらった書類のこと
イギリス大学院に必要な出願書類にある通り、推薦状の準備は必須ですよ。
推薦状はほぼ必須です
イギリス大学院でも出願書類に2枚の推薦状を含める場合がほとんどです。
そのため、2人の大学教員や会社の上司にお願いする必要があるでしょう。
しかし、読者の中には「大学教員と接点がある人がいなくて推薦状をお願いできない…」って人もいると思います。
私も推薦状を書いてくれそうな人に心当たりがない状況でした。
しかし、次章で紹介する方法で無事、推薦状を2枚準備することができたので本記事を参考にしてみてくださいね。
合わせて、推薦状に含めるべき内容も解説します。
推薦状作成のステップとやり方
イギリス大学院出願に向けて、推薦状の作成は以下のステップで行います。
- 推薦状作成のステップとやり方
- 推薦状作成者の検討
- 推薦状作成の依頼
- 自己PRポイントの共有
- 推薦状の作成
- 推薦状の受け取り
- 推薦状の英訳(必要であれば)
- 推薦状作成のお礼
推薦状作成者の検討
推薦状の作成をお願いする人は以下に該当する人を選びましょう。
- 推薦状作成者の検討
- ゼミの先生や他の教授、会社員なら直属の上司など接点が多くある人
上記に該当する人が2人いましたか?
YESなら早速状況を説明して推薦状の作成を依頼します。
もし、NOなら以下に該当する人がいないか検討してみてください。
- 推薦状を書いてくれそうな人の検討
- 高い成績を残せた授業の教授や准教授
- 英語ができる、グローバル志向が強い教授や准教授
説得できそうな人を選ぶのがポイントなので、この時点ではその人と接点が全く無くても大丈夫です。
また、すでにゼミの先生など接点がある教授や准教授の方が1人いれば、他に推薦状を書いてくれそうな人がいないか相談してみると良いでしょう。
私もこのパターンでした。
ゼミの先生に相談してもう1つの推薦状を書いてくれる他の教授を紹介してもらい、無事2枚目を書いていただくことができましたよ。
推薦状作成の依頼
推薦状作成を依頼する人が決まったら相談しましょう。
メールなどで推薦状作成について相談するアポを取り、直接話をしに行きます。
(オンラインで直接相談も可です)
その際、以下の内容を伝えるようにすると先方もイメージしやすいでしょう。
- 推薦状作成依頼の相談時にお伝えする内容
- 推薦状をお願いする背景(大学院出願で必要になったなど)
- 推薦状作成にその人が適任な理由(以下は例)
- 自分のことをよく知っているから
- その教授の授業で高い成績を出したので推薦状に含めて欲しい
- 多くの実績を残した教授に推薦状を書いてもらえると説得力が出てくる
- などなど
- 自分の長所など記載いただきたい情報は事前に提供する旨
- 日本語で作成しても問題ないこと
- いつまでに書いてほしいかのスケジュール感
③は自分と接点がない教授向けにお願いする時に、推薦状作成に必要な情報は事前に提供することをお伝えします。
ただし、③含め相談しても推薦状の作成を拒否する教授もいるので、めげずにトライし続けましょう。
私もゼミの先生が他の教授を探してくれている間、3人の大学教員にお願いしましたが拒否されました。
- 推薦状作成の拒否理由
- 推薦状を書いても不合格になったら責任が取れない
- 肩書きが無いので、他の教授や准教授にお願いした方が良いのではないか
- 私の授業で特に高い成績を取っていないので推薦する理由が見当たらない
気難しい教員もいるでしょう。
ですが、きっと快く引き受けてくれる教員もいるのでここは頑張って探すしかありません。
自己PRポイントの共有
推薦状の作成者が無事決まったら、自分の長所や実績、経験などの自己PRポイントを箇条書きで書き、推薦状を書いてくれる人に渡します。
ゼミの先生などあなたのことをよく知っている教授であれば必要ありません。
しかし、あまり接点がない教授だと書くのに苦労するので、箇条書きで推薦状に含めて欲しい内容を提供します。
- 自己PRの箇条書き内容
- 大学院で専攻予定の学科とそれを選ぶ理由
- 自分の強みとその根拠となる経験
- なぜ海外大学院で勉強したいか
- etc.
基本的に、推薦状は教授が考えて書くものなので、最低限の内容は提供しつつも、自由に書いていただきましょう。
推薦状の作成
推薦状の内容は作成者におまかせです。
しかし、構成や文量、フォーマットなどわからない方もいるでしょう。
そのため、推薦状作成における基本的なことはこちらから情報提供してあげてください。
基本的には、利用している留学エージェントから、以下のような推薦状の作成に関する情報をもらえると思います。
- 推薦状作成の基本
- A4一枚に収まる文章量なら短くても長くても構わないこと(いっぱい書けば良いって訳でもないので、量より質を意識して見やすい推薦状にしてもらいましょう)
- できるだけ数字を用いてその学生の良さをアピールすること
- 大学や企業のロゴを使用したレターヘッドに書いてもらい、自筆のサインも加えること
(レターヘッドを使用することで、本当にその大学や企業が書いた推薦状という証拠にもなります)
- 推薦状の構成
- 序章
- 推薦者の自己紹介
- 被推薦者との関係
- 被推薦者が優秀で志望大学院に相応しい理由を簡単に触れる
- メインの内容
- 冒頭で触れた被推薦者が志望大学院に相応しい理由をいくつか挙げて数字を用いながら詳細を述べる
- 終章
- 被推薦者が志望大学院に相応しいことを簡単にまとめる
- 被推薦者について質問があれば推薦者に連絡して欲しい旨を述べる
- If you have any questions regarding the applicant, please do not hesitate to contact me.的なやつです。これがあると推薦状の信頼性が増します。
- 序章
構成は上記の感じですが、人によって色々好みがあるため、この限りではありません。
もし、構成に困っていそうでしたら、上記の構成例を渡してあげてください。
推薦状の受け取り
推薦状が完成したら推薦状を郵送、もしくは直接受け取りに行きましょう。
受け取った推薦状は利用している留学エージェントに送付し、出願を代行してもらいます。
推薦状の英訳(必要であれば)
推薦状を日本語で書いてもらった場合、英語に翻訳が必要です。
翻訳方法は利用している留学エージェントに相談しましょう。
推薦状作成のお礼
推薦状を作成してくださった方達には、無事出願できたことと合否の結果を必ず伝えてください。
時間をかけて書いてくれたので結果報告と共にお礼はしっかりしましょう。
私は志望するイギリス大学院から合格をもらえた時は直接研究室に菓子折りを持ってお礼しに行きました。
推薦状作成のスケジュール
推薦状の依頼から作成、受け取りまで最短でも1ヶ月かかります。
また、英語への翻訳も含めると最長で2ヶ月かかるので時間に余裕を持って準備を進めましょう。
以下は理想的な出願準備のスケジュールです。
- 11月にイギリス大学院へ出願する場合
- 8〜9月:出願大学院選定
- 9月〜10月:出願書類準備(推薦状作成含む)
- 11月〜12月:出願、合格通知
- 1月〜:ビザや寮、航空券、海外保険などの手続き
詳細は以下にまとめています。
NCUK大学院進学準備コースで留学実現
イギリス大学院へ留学準備中の人はNCUKの大学院進学準備コースの受講も検討すると良いでしょう。
大学院進学準備コースとは英国大学連盟であるNCUKが提供しているプログラムで日本では唯一、beoが扱っています。
- NCUK大学院進学準備コースの特徴
- NCUK加盟校ならIELTSスコア提出が免除
- NCUK加盟大学院へ進学保証が付く
- GPAが低くても合格できる可能性あり
- 世界最高水準の教育
- 日本にいながら受講できる
NCUK大学院進学準備コースの受講で、NCUK加盟校なら、IELTSスコア無しで進学できる他、進学保証が付くため、全落ちの心配がありません。
また、GPAが低くても合格できた実績がある他、カリキュラムも実際の講義を想定されていたり、卒論の書き方が学べたりと留学を成功させる仕組みがたくさん詰まっていますよ。
私もこのコースを受講しましたが、IELTSスコア無しでリーズ大学院へ進学できましたし、英語の講義や卒論作成に慣れた状態で留学できたので1学期目から余裕を持って過ごせました。
そのため、以下のいずれかに該当する人は受講しておくと良いです。
- NCUK大学院進学準備コースに向いている人
- IELTSスコアが不足、もしくは持っていない人
- GPA等の出願要件を満たしていない人
- その年に必ず大学院留学をしたい人(進学保証をつけたい人)
- 事前に海外の講義やレポート/卒論作成に慣れておきたい人
- 進学までに英語力を維持/向上させたい人
- 同時期に留学する人と関係を築いておきたい人
NCUK大学院進学準備コースの詳細は以下をご覧ください。
(↑本記事限定の割引特典あり)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
イギリス大学院出願に必要となる推薦状について解説しました。以下は要約です。
- イギリス大学院へ推薦状は2枚必要
- 推薦状作成のステップとやり方
- 推薦状作成者の検討
- 推薦状作成の依頼
- 自己PRポイントの共有
- 推薦状の作成
- 推薦状の受け取り
- 推薦状の英訳(必要であれば)
- 推薦状作成のお礼
- NCUK大学院進学準備コースで留学実現
本記事がイギリス大学院留学準備に向けて助けになれば幸いです。
イギリス大学院へ留学を検討中の人は以下の記事も役に立ちます。
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それでは!