こんにちは！舞原（@MaibaraOfficial）です。
・単位を落とすとどうなるんだろ？
・単位を落としても救済措置はある？
・そもそもテストってどのくらい難しい？
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- 単位を落とした場合の末路と救済措置がわかる
- テストがどのくらい難しいかわかる
- 単位を落とさないようにする方法がわかる
私はイギリス大学院（Leeds大学院）でテストに不合格者になった人をたくさん見てきました。
この経験からわかりやすく解説するので参考にしてくださいね。
目次
イギリス大学院で単位を落とすとどうなるのか
イギリス大学院で単位を落とすと卒業できません。
翌年に開講される科目を再度履修します。
その場合はまた学費を払いますよ。
もしくは休学、最悪退学のケースもあります。
必要単位数が満たせず卒業できません
履修に必須な単位数と卒業に必要な単位数は決まっています。
その卒業に必要な単位数が取れていないと卒業ができません。
- 私が学んでいた専攻の場合
- 1科目の単位数：15単位
- 卒論の単位数：45単位
- 卒業に必要な単位数：150単位
- 履修必須な単位数：180単位
上記の例だと2つの科目（30単位数）は落としてもギリギリ合格できますね。
ちなみに卒論は45単位なので落としたらアウトです
2つの科目までは単位を落としても卒業できます。
（専攻によって履修必須な単位数と卒業に必要な単位数が一緒で1つも単位を落とせないって学科もあります）
しかしイギリス大学院の留学生には単位を落としまくるって人もいます。
まじでいます
次の章で不合格者のための救済措置を解説します。
イギリス大学院で単位を落とした場合の救済措置
救済措置にはResitがあります。
Resit とはre（再）とsit（座る）が直訳で、もう一回テスト会場に座る権利を与えるみたいな感じです。
単位を落としても再テストが受けれるってことですね。
Resitについてもう少し詳しく説明します。
- Resitの特徴
- Resitはお金がかかる
- Resitは論文作成期間に受ける
- Resitは一度に3つの科目しか受けれない
Resitはお金がかかる
学期末テストやレポート提出を終え採点が終わりました。
すると「採点終わったので結果を見てくださいねー」というメールが来ます。
メールの文面にはResitの案内が載っていますね。
「単位落としたやつはResitしてるやるから7月19日までに申し込めよな」って書いてあります。
けどよく見るとResit Costって書いてありますね。
つまり再試験はお金がかかるのです。
£2.00 per credit + £50.00 administration fee分です。
日本円で1万円かからないくらい。
しかもResitの申し込み期限を過ぎてしまうと費用がもっと膨らみます。
£50.00の費用が£100.00と倍かかります。
Resitするなら期日を守って申し込みしましょうね。
以下がその文面です。
Resitは論文作成期間に受ける
Resitは卒業論文作成期間にあたる3学期目にまとめて受けます。
1学期目の単位であろうが2学期目の単位であろうが関係ありません。
厳密には8月にResitですね。
参考：イギリス大学院修士の1年【入学〜卒業はこんな感じです】
3学期は卒業論文の作成です。
卒論に充てられる貴重な時間をResitのテスト勉強に使ってしまうことになりかねません。
そのためできるだけ単位は1発目のテストでしっかり取りましょう。
（卒業論文の書き方は以下にまとめてます）
Resitは一度に3つの科目しか受けれない
以下メールの6番にその説明が書いてあります。
要約するとResitは3つ分の単位までしか受けられません。
もし単位を4つ以上落としてしまったって場合は、追加で翌年の1月に受けられます。
ですがこの場合、卒業が遅れます。
12月に行われる卒業式には出られなくなってしまうので注意が必要です。
卒業式については↓
けど冒頭で説明した通りです。
180単位の内150単位を取れていれば卒業できます。
そのためResitを無理して受ける必要はありません。
イギリス大学院のテストの難しさ
卒業に必要な単位数を満たせればResitを受ける必要はありません。
しかしイギリス大学院のテストがどのくらい難しいのか気になると思います。
どのイギリス大学院でどの専攻を学んでるかによりますが、基本的には高得点を取るのは難しいでしょう。
- 私の学んでた専攻の場合
- Distinctionは全体の2.3%
- 過半数がPass
- 不合格者が100人を超える
テストの評価制度
Fail：〜49点（不合格）
Pass；50〜59点
Merit：60〜69点
Distinction：70点〜
高得点を取るのは難しいとはいえ及第点を取れてる人は多くいます。
あまり心配はいりません。
（成績や評価の仕組みを知りたい人は以下の記事を読むと良いです）
参考：イギリス大学院の成績と評価【卒業できないとかないです】
イギリス大学院で単位を落とさないために
及第点を取れる人が多くいるとはいえかなりの勉強をしないと普通に単位を落とします。
私も朝から晩まで勉強を1週間続けてもギリギリPassできたって単位があった
また勉強量も大事ですが勉強した内容を基にしっかり論述できることも重要です。
せっかく勉強しても相手に内容が伝わらなければ意味がありません。
以下の記事でテストで高得点を取るために大事なことをまとめているので参考にしてみてください。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
イギリス大学院で単位を落とした人の末路と救済措置について解説しました。以下は要約です。
- Resitの特徴
- Resitはお金がかかる
- Resitは論文作成期間に受ける
- Resitは一度に３つの科目しか受けれない
救済措置があるとはいえ、落とすと色々面倒なのでしっかり勉強してくださいね！
イギリス大学院留学について知りたい人は以下の記事も役に立ちます。
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それでは！
