こんにちは!舞原(@MaibaraOficial)です。
今回は海外大学院の学期末テストの難しさを書いていきます。
前回の記事で学期末テストの形式は分かったけど、実際どれくらい難しいの?
実際の合格率のデータを用いて説明するね
(前回の記事を見ていない方はこちらを先にどうぞ)
私はイギリスの大学院に通っていたのですが、日本の採点基準より遥かに厳しいと感じました。
なので、不合格にならないようテストに対する心の準備をするという意味も込めて、どのくらい海外院のテストが難しいかを根拠を用いて解説していきますね。
目次
海外大学院の学期末テストの難しさ
「海外大学院の学期末テストの難しさ」の実態を見ていきましょう。
私がいたリーズ大学院経営学科(2018-2019)でテスト結果の統計を見ることができたので、この指標を基に解説していきますね。
以下の3つが海外大学院の学期末テストの難しさを表しています。
- Distinctionは全体の2.3%
- 過半数がPass
- 不合格者が100人を超える
(上述の記事で説明済みですが一応補足)
テストの評価制度
Fail:〜49点(不合格)
Pass;50〜59点
Merit:60〜69点
Distinction:70点〜
それでは1つ目から!
Distinctionは全体の2.3%
1つ目が「Distinctionは全体の2.3%」です。
もちろん2.3%っていうのは学科によりけりではありますが、私の学科ではDistinction保持者はごくわずかでしたね。その根拠が以下の表です。
経営学科の1つである「行動組織論」のテストで、DIstinctionを取れた学生は、260人中6人のわずか2.3%なんです。
最高点数も75点ということから、DIstinction獲得の難しさがわかるかと思います。なのでDistinctionが取れれば日本で言う100点くらいの価値はあると思ってもいいかもですね。
過半数がPass
2つ目が「過半数がPass」です。
上の統計データの図にある拡大したのか以下の図になるのですが、50〜59点を取得した人が過半数であることがわかります。
260人中152人がPassで、59.1%の割合という状態ですね。日本だったら50点なんて楽勝で取れるのですが、海外では本気でしっかり勉強しても50点台なんてザラなのです。
めちゃめちゃ多い不合格者
3つ目が「めちゃめちゃ多い不合格者」です。
Pass が全体の過半数を占めるってことは、不合格になった人も少なくありません。
行動組織論のテストではそこまで多くはないような感じですが、他のモジュールの「サプライチェーンマネジメント」のテストではかなりの不合格者がいます。
テスト参加者が399人なのに対し、不合格者が130人にも登ります。
これは純粋にテストのみを見た結果なので、左にあるAssignment(課題)の点数も合わせればまた変わりますが、論述形式のテストでこれだけ落とす人がいるのです。
なので本当に必死こいて勉強しないと落ちます。
(私はこの科目ギリギリセーフでした笑)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
海外大学院のテストがどれくらい難しいのか数値を用いて説明しました。以下は要約!
- Distinctionは全体の2.3%
- 過半数がPass
- 不合格者が100人を超える
以下の記事では単位を落としてしまった場合の救済措置についてまとめてますので、合わせてご覧くださいね。
それでは!