多読のやり方とおすすめ【A Very Short Introductionが良い】

多読 大学院留学

こんにちは!舞原(@MaibaraOffcial)です!

・多読はIELTSやTOEFL等の英語テストに効果ある?
・多読ってどうやるの?
・多読におすすめな本は?

上記のような疑問にお答えします。

  • 本記事の内容
    • 多読の効果とやり方がわかる
    • 多読におすすめな本がわかる
    • 多読以外の英語の勉強方法がわかる

私は多読をして以来、TOEIC300点ぐらいの英語力からイギリスの名門大学院に必要な英語力(IELTS6.5) を身につけました。

(留学体験記はこちら↓)

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この経験から、多読のやり方やおすすめ本などわかりやすく解説するので、英語力を向上したい人はぜひ参考にしてくださいね。

多読の効果

大学院留学 英語 勉強
  • 多読とは?
    • 分からない単語があっても意味を調べずに読み進め、大まかに全体の内容理解を意識しながら読み進めること

多読をすることで膨大な量の英語が脳にインプットされていき、自然と適切な英語が脳に思い浮かぶようになるでしょう。

これは学術的にも英語の勉強に効果があるとしっかり実証された方法ですよ。

例えば、TOEFLを勉強する20人中、多読をした80%の16人が海外大学へ入学するのに十分なスコアを獲得したという結果があります。

The data indicate that extensive reading is a crucial aspect of language acquisition. 16 participants mentioned obtain the TOEFL score above 500 which is adequate for some academic purposes; most of them turn out to be avid readers of English

Resky – Januarty. (2018). Extensive Reading (ER) Practices and the Development of Language Fluency. Lingua Cultura, 12(3), 267–272. 

そのため、IELTSやTOEFLのスコアアップを目的としている人から、日常英会話をできるようになりたい人まで効果がある勉強方法と言えるでしょう。

多読のやり方とおすすめ本

大学院留学

多読と言ってもただ本を読めばいいわけではありません。

なぜなら、小説や学術書のような一般的な洋書だとレベルが高く読んでも理解できないし続かないからです。

そのため、以下の順番で多読をしましょう。

  • 多読のやり方
    1. Oxford Bookworms のLevel 1〜6を多読
    2. A Very Short Introductionを多読
    3. 自分の興味ある洋書を多読

Oxford BookwormsのLevel 1〜6を多読

始めにOxford BookwormsのLevel 1〜6を読んで理解できるようになりましょう。

Oxford Bookworms とは、多読に必要な「楽しく読む」できる英語学習者に向けた本です。

Oxford Bookworms は効果的なリーダー教材として、その上質なストーリーとともに世界中から評価されています。

言語スキル全体を高めるにはリーディングが有効であると、リサーチ結果が示しています。

Oxford Bookwormsは、語彙、文章量、内容において効果的な教材であると専門家から評価されています。楽しみながら、たくさんのリーディングをこなすことができます。

多彩なストーリーをご用意しています。必ず好みの一冊が見つかります。

Oxford Bookworms Library

Oxford Bookwormsは、初心者のStarter level から上級レベルのLevel 6に分類されており、読者の英語力に合わせて読める本ですよ。

  • Oxford Bookwormsのレベル特徴
    • Starter level: 250 headwords, 約1000 words
    • Stage 1: 400 headwords, 約5000 words
    • Stage 2: 700 headwords, 約6000words
    • Stage 3: 1000 headwords, 約10,000 words
    • Stage 4: 1400 headwords, 約15,000 words
    • Stage 5: 1800 headwords, 約30,000 words
    • Stage 6: 2500 headwords, 約30,000 words
  • Headwordsとは?
    • 単語の種類数のこと
    • 例:I like apples and he likes apples too.
      • Headwords: 8(ダブっている”apples”は1単語としてカウント)
      • Word count: 9

レベルが上がるごとにheadwords数が増えるので、読解力が必要になっていきますね。

各レベルの目安はこちらから。

参考:Oxford Bookworms Library

階級毎に、様々な内容の本があるので自分の興味にあった本が見つけられるでしょう。

本の例

以下に私が読んでおもしろかった本を紹介しますね。

A Very Short Introductionを多読

Oxford BookwormsのStage 6の本をある程度読めるようになったら、A Very Short Introductionを読んでみましょう。

  • A Very Short Introductionが多読におすすめ理由
    1. 内容が概要的なのでどんな分野でも読んでて面白い
    2. サイズも持ち歩きに便利かつ、ページ数もちょうど良い

いきなり分厚い洋書を読むのはハードルが高いので、コンパクトにまとまっているかつ、1,000〜1,500円で購入できるA Very Short Introductionシリーズはおすすめです。

こちらもOxford Bookworms と同じOxford University Press が出版しているシリーズで、より学術的な内容になっていますよ。

種類も豊富で社会学や経済学などからなる人文科学から、医学や工学などのサイエンスまで幅広く取り扱っています。

こんな感じの本

上記はほんの一例で色んな分野に多くの本があるので、詳しくはAmazon等で検索してみると良いです。

自分の興味ある洋書を多読

A Very Short Introductionもある程度読めるようになったら、どんな本でも多読ができる状態でしょう。

そのため、ここからは自分が読みたい文献を自由に読んでみると良いです。

もし海外の大学や大学院へ留学するために多読をしているのであれば、論文等の文献を読んでみてください。

論文は以下サイトから無料で読むことができます。

検索 

英語の論文が読めるサイト3つ【海外論文が検索できます】

ここまでソツなくこなせると感じたら、かなりの英語力が身についてると実感できますよ!

多読以外にすべき英語の勉強

イギリス大学院

私は多読を継続することでイギリスの大学院に留学できるくらいの英語力を磨きました。

しかし、行っていた英語の勉強は多読だけではありません。

  • 多読と一緒にしていた英語の勉強方法(勉強量)
    1. IELTS参考書で基礎を習得(1〜2周)
    2. 単語帳で単語と熟語を習得(3〜4周)
    3. 多読(継続)
    4. シャドーイング(継続)
    5. RadioやPodcastを聞き流し(継続)
    6. オンライン英会話(お金があれば)
    7. 過去問を解く(継続)

海外大学や大学院進学に向けてTOEFLやIELTSの勉強をしている人は以下の記事も参考にしてくださいね。

大学院留学 英語 勉強

イギリス大学院に必要な英語力【こう勉強しないとダメ】

(イギリス大学院とありますが内容はTOEFLやIELTSを勉強している人向けです)

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。

多読の効果ややり方を解説しました。以下は要約です。

  • 多読とは?
    • 分からない単語があっても意味を調べずに読み進め、大まかに全体の内容理解を意識しながら読み進めること
  • 多読のやり方
    1. Oxford Bookworms のLevel 1〜6を多読
    2. A Very Short Introductionを多読
    3. 自分の興味ある洋書を多読

ではまた次回!

〜ここからは留学生や日本の学生向けです〜
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