こんにちは!(@MaibaraOfficial)です。
大学院留学すると英語力は向上するのでしょうか。
大学院留学後は英語ペラペラ?
上記のような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
- 大学院留学で英語力が伸びるのかわかる
- 英語4技能の内、どの英語力が磨かれるかわかる
- 大学院留学に向けた英語の勉強方法がわかる
私はイギリスのLeeds大学院に留学してしっかり卒業してきました。
イギリス大学院留学で1番感動するとこ
— 舞原@院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) August 18, 2020
修論は指定の無機質なボックスに入れるんだけど、これを入れてしまったらもう何もすることなくなるから悲しくなる瞬間でもある
ちなみに締切日は並ぶらしい pic.twitter.com/lpIoHBTj3a
この経験から大学院留学するとどのくらい英語力が伸びるのかわかりやすく解説するので、今後海外大学院へ留学される方は参考にしてくださいね。
目次
大学院留学後も英語力は変わりません

私は大学院留学前はIELTS6.5ありましたが、大学院留学後に再度受験しても多分IELTS6.5より上のスコアは取れないと思ってます。
理由は以下の通りです。
- 大学院留学後も英語力は変わらない理由
- スピーキングする機会が少ない
- 自学習がメイン
- 周りが同じくらいの英語力
- 日本人とよくいがち
スピーキングする機会が少ない
大学院留学はディスカッションやディベートする機会が少ないでしょう。
なぜなら、大学院は研究がメインだからです。
カリキュラムにゼミのような討論をする授業も組み込まれていますが、以下のような受動的な授業に比重が置かれています。
- 海外大学院の教育特徴
- 教授のプレゼンを聞く講義
- 講義内容の予習復習
- レポートまとめ
- リーディングリストの読了
- 卒業研究に充てる時間が多く占める
私がいた大学院でも“読み書き”がメインの教育でした。
そのため、スピーキングのような英語力は磨かれないでしょう。
自学習がメイン
大学院留学では、自己学習が基本的な勉強スタイルです。
理由は、一つ目の説明と同じく大学院は研究が本分のため。
講義やゼミといった学習機会はありますが、それ以外は自習の日々でしょう。

(詳細は↓)
上記を見ると、授業やMTG(グループワーク)以外は自習に充てていますね。
そのため、英語の触れる機会はあれど話す機会は多くありません。
周りが同じくらいの英語力
クラスメートなどの周りにいる学生はIELTS6.0〜7.0程の英語力でしょう。
なぜなら、大学院に留学する学生は7割を超えるからです。

International Postgraduate Students in the UK
Non-EU students drive UK enrolments in 2019/20 – HESA
また、上記を見ると留学生の内、半数を占めるのは我々日本人のような英語を第二言語とする中国人なのがわかるのではないでしょうか。
実際、私がいた経営コースでは留学生は全体の9割以上を占めていました。
そのうちの8割は中国人だった
(詳細は↓)
ネイティブの学生がいる環境で揉まれて勉強できる訳ではないので英語力は差ほど伸びません。
日本人とよくいがち
語学学校のように「英語力向上」を目的として大学院留学をする訳ではありません。
なので、日本人と一緒にいるようになるし日本語でもよく話すことになるでしょう。
- 日本人といがちな理由
- 就活を一緒に協力しながら留学生活を送れる
- Japanese Societyで日本人とも知り合う
- 他の国籍の留学生も同じ国の人とよく居る
- 日本語の会話でストレス発散できる
- 授業や卒論など留学全般の相談がしやすい
Japanese Societyとは
日本人と日本が好きな外国人が集うサークルみたいなやつ
そのため、英語で話す機会が減ります。
ちなみに、日本語で気兼ねなく助け合える友人を作ることは大学院留学を卒業まで続ける大事な要因です。
なので、外国人の友人しか作らないのはおすすめしませんよ。
(理由は以下に↓)
大学院留学で養われる英語力

上述のような理由で大学院留学をしても英語力は磨かれません。
しかし、もう少し要素分解すると養える英語力と養えない英語力があります。
- 大学院留学で養える英語4技能
- リーディング:○
- ライティング:○
- スピーキング:△
- リスニング:△
リーディング:○
大学院留学では研究論文を読む量は尋常じゃないです。
レポートまとめや予習復習、卒論作成などで研究論文を読むため読解力はかなり身につくでしょう。
(研究論文の読み方は↓)
ライティング:○
ライティングの英語力も身に付きます。
レポートや学期末テストの論述、卒論作成で書く力が磨かれるでしょう。
(ライティングは以下がかなり参考に)
英語の卒論の書き方は以下にまとめてます。
スピーキング:△
スピーキングは大学院留学で1番上達しない英語力でしょう。
しかし、外国籍の友人とコミュニケーションを取る機会は多くあるので、日常会話程度の英語力は身に付きますよ。
イギリス人の友達とよく遊んでた
(イギリス人の特徴は↓)
リスニング:△
教授の講義を受ける間はリスニングの力は磨かれると思います。
しかし、英語力が同じくらいの留学生が多いことや日本人と接する機会がよくあることからそこまで伸びないでしょう。
大学院留学の目的は英語力向上じゃない

4技能で見ると磨かれる英語力はあるものの、総じて英語力は向上しない部類に入ると思います。
また、日本人が最も苦手とするスピーキングは1番上達しません。
しかし、大学院留学は英語力向上が目的ではないはずです。
- 大学院留学する目的
- 就活を成功させる
- セカンドキャリアに必要な知識を身につける
- 興味のある学問をさらに深める
- etc.
(詳細は↓)
私も英語力は向上しなかったと感じますが、大学院留学して人生変わったと言えるほど行ってよかったと思うので読者の方も迷っているなら留学すべきですよ。
大学院留学に必要な英語力

大学院留学であまり英語力が磨かれないと言うことは、高い英語力は必要ない裏返しとも言えるでしょう。
- 大学院留学生活で高い英語力がいらない理由
- 入学条件の英語スコアを持ってない留学生がいる
- クラスメートは留学生が7割以上
- ディスカッションの機会が少ない
正直、IELTS6.0くらいで十分大学院留学生活を送れると思っています。
(詳細↓)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
大学院留学するとどのくらい英語力が伸びるのか解説しました。以下は要約です。
- 大学院留学後も英語力は向上しない理由
- スピーキングする機会が少ない
- 自学習がメイン
- 周りが同じくらいの英語力
- 日本人とよくいがち
- 大学院留学で養える英語4技能
- リーディング:○
- ライティング:○
- スピーキング:△
- リスニング:△
大学院留学で英語力向上があまり見込めないとはいえ、海外大学院で学べる内容やレベルが高い企業へ就職できることなど留学するメリットは大きいですよ。
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それでは!