こんにちは!舞原(@MaibaraOfficial)です。
海外の大学院って留学生がどれくらいいると思いますか?
留学生の方が現地の人より少ないんじゃないの…?
実は留学生の方が現地の人より多いんです!
私はイギリスの大学院で経営学を学んでましたが、クラスメートの8割は留学生でしたね。
データにもちゃんと表れていて、ビジネススクールのような人気の学問を学ぶとなるとその違いが顕著です。

ビジネス系がぶっちぎりの1位
参考:International student statistics: UK higher education
なので今回はそんな「留学生が多い海外大学院では一体どんな国籍の人たちが勉強をしているのか」明らかにしたいと思います。
目次
留学生が多い?海外大学院留学生の国籍の割合

「海外大学院留学生の国籍の割合」ですね。
私が行った大学院では以下の3つに分けられます。
- 中国人が8割を超える
- 現地の学生が1割以下
- 他の国籍も合わせて1割以下
1つずつ説明します!
中国人が8割を超える
1つ目が「中国人が8割を超える」です。
ビジネススクールになると、
留学生はほぼほぼ中国人になります。
別の学科にいた社会学や国際開発学などの友達は、現地の人やヨーロッパ人、アメリカ人など多かったみたいです。
けど、ビジネススクールは違うんですね。
なぜ中国人がこんなにも多いのかというと、中国で修士課程(2、3年間)を学んでもあんまり意味がなく、博士課程(3、4年間)まで進まないと意味がないんですってね。
中国人本人談だよ
なので、最高で7年間在籍しなくてはならず、時間的にも金銭面的にもコストがかかるみたいです。
対して海外で修士課程を修めることは、履歴書的にインパクトがあるし、外国で就職先を探すこともできるので、みんなこっちを選ぶそう。
しかもイギリスだと修士課程が1年間なので、時間とお金をかけずに社会人になれるというわけ。
そこで学問の中でも1番学びやすく応用もききやすいビジネス系の学問を選択するから中国人の留学生が多いんですって。
なるほど。中国人も苦労しているというわけなんですね。
現地の学生が1割以下
2つ目が「現地の学生は1割以下」です。
私はイギリスの大学院でしたが、イギリス人はほぼいません。他の学科には何人かいたようですが、私の学科には3~4人でしたね。
150人くらいいる中で3〜4人ですから、けっこーレアでしたよ。けど、本来ならもっとイギリス人いてもいいはずなんですけどね。
なぜなら、現地学生の学費は留学生の学費と比べてめちゃめちゃ安いですから。

これを見ると
留学生とヨーロッパ学生の学費が2倍ほど違うことがわかりますよね。
「贔屓だ!」と思うかもしれませんが、こうでもしないと国籍の割合のバランスが取れなくなってしまいますから。
なら、「留学生の受け入れ数減らせよ!」ってなるけど、それもそれで大学もビジネスだから儲けが減りますし、葛藤してるんじゃないでしょうか。
他の国籍も合わせて1割以下
3つ目が「他の国籍も合わせて1割以下」です。
中国人が8割占めるとなると、残り2割は他の国籍となりますね。
私の学科では、イギリス人やヨーロッパ人がほんの数人と、インド人、インドネシア人、タイ人、日本人でした。
多分他の国籍もいたとは思いますが、関わってないのでわかりません。私の学科は150人中5人が日本人でしたが、これでも多いと思います。
他の学科は日本人が1人とかが普通でしたね。
留学生の国籍が偏ると何がよくない?

留学生の国籍が偏ると何が良くて何が悪いのでしょうか。
私は中国人が多い中で院留学生活を送りましたが、その中で良いこともあれば嫌なこともありました。
何が起きたのか詳細は以下の記事にまとめたので、合わせて読んでくださいね!
今後、大学院留学する方はとても参考になると思います。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
海外の大学院は留学生が多いってのがお分かりいただけたかなと思います。
例え国籍の割合が大きく偏ってしまっても、大学院では自主学習が基本的な勉強生活になりますので、あまり学生生活には影響してこないと思いますよ!以下は要約。
- 中国人が8割を超える
- 現地の学生が1割以下
- 他の国籍も合わせて1割以下
他に、学生生活やイギリスの留学のメリットなどまとめています。
もし留学をするのを迷われていたり、どこの国にするか決めかねている方はぜひ以下の記事もご覧くださいね。
それでは!