こんにちは。舞原(@MaibaraOfficial)です。
留学経験がない人でも海外大学院留学は実現できるのでしょうか。
・留学経験なくても海外大学院に留学できるかな?
・どのように準備すれば海外大学院に合格できるかな?
・留学準備のスケジュールはどう進めれば良いかな?
上記のような疑問に答えていきます。
- 本記事の内容
- 留学経験の有無が合否判定に影響するのかわかる
- 海外大学院へ出願に向けた準備のやり方がわかる
- 海外大学院留学準備のスケジュール感がわかる
私は日本の大学を卒業した後、イギリスにあるLeeds大学院に留学しました。
イギリス大学院留学で1番感動するとこ
— 舞原@イギリス院留学🇬🇧/外資IT (@MaibaraOfficial) August 18, 2020
修論は指定の無機質なボックスに入れるんだけど、これを入れてしまったらもう何もすることなくなるから悲しくなる瞬間でもある
ちなみに締切日は並ぶらしい pic.twitter.com/lpIoHBTj3a
この経験から留学経験が無くても大学院留学を実現する方法や準備、スケジュール感などわかりやすく説明するので、大学院留学を検討中の人は参考にしてくださいね。
目次
留学経験無くても海外大学院に留学可能?

留学経験が無くても大学院へ留学することは可能です。
私はイギリスにあるLeeds大学院に留学しておりましたが、
イギリスの大学院留学が初めての留学って日本人が何人かいました。
他にも留学経験はあるものの、語学学校に1ヶ月だけ留学とか、2週間ほど大学のプログラムで留学をしていたといった短期留学経験者も多くいましたね。
吾輩も6ヶ月の語学学校出身者であーる
(ちなみに海外大学に通ってて大学院に上がった人はあんまり少ない)
なので、
留学経験が無い人でも海外大学院に留学できるでしょう。
けど志望する海外大学院に出願する際、留学経験がある人と比べると不利です。
留学経験が無いと合否判定で不利です
理由は以下の通りです。
- 留学経験無しが合否に影響する理由
- 第二言語で授業についていける根拠が無い
- 海外の文化を許容できる根拠が無い
つまり、海外大学院は
海外という言語や文化が全く違う異国の地でも、健康的に生活ができて、アカデミックな講義にもついていける英語力を有した留学生を受け入れたい
という思いがあります。
海外の生活が合わないとか英語の講義に圧倒されちゃったとかで留学生が大学院を辞める事態になると、
大学院の評判も下がりますし、学校経営を維持する収入源もなくなります。
ちなみに英語の講義についていけず退学する留学生はけっこーいる
なので留学経験があるだけで、大学院から「外国でも問題なく留学生活を送れる留学生」という信頼を得ることができるのです。
その点、留学経験が無い大学院留学志望者は留学経験以外で「外国でも問題なく留学生活を送れる根拠」を示さないと
合否判定において不利な立場にあるという訳です。
とは言っても「留学経験が無いから大学院留学を諦める」のは時期尚早なので、次の章で留学経験が無くても海外大学院に合格する方法を解説しますね。
留学経験が無くても海外大学院に合格するには

以下の2つを志望動機書(Personal Statement)にしっかり書いてアピールすれば、志望海外大学院から合格をもらえるようになるでしょう。
- 志望動機書に書くべきポイント
- 海外でも留学生活が送れることをアピール
- 大学院の授業にも通用する英語力をアピール
(出願には志望動機書を書く必要があります。書き方は以下を参考にしてみてください)
上記2つのポイントについて解説しますね。
海外でも留学生活が送れることをアピール
1つ目が「海外でも留学生活が送れることをアピール」です。
大学院側は、留学生がストレスで病んでしまったり身体を壊してしまったりして授業に参加できなくなることを恐れているので、
文化や国民性、慣習がガラリと変わる異国の地でもしっかりと健康的に生活できる根拠
を志望動機書で訴える必要があります。
留学経験が無い私の知人には、ボランティアやインターンで海外に何週間か住んだ経験を志望動機書に書いたりしてましたよ。
大学院の授業にも通用する英語力をアピール
2つ目が「大学院の授業にも通用する英語力をアピール」です。
異国の地でも健康的に生活できることに加えて、
英語の講義でもしっかりついていける高い英語力を示さなくてはなりません。
IELTSやTOEFLで一定のスコアを持っていれば十分かと思われますが、大学院側が求める要件を満たしたにすぎません。
一定のスコアがあってやっと審査に入れるといったイメージですね。
なので公式英語テストのスコアとは別に、
英語の授業についていける根拠を志望動機書に示す必要があります。
留学経験があればそれを書けば良いのですが、無ければネイティブとの交流や議論の経験など書ければ良いですね。
僕は言語交流団体の運営経験を留学経験と合わせて書いたぞ
何はともあれ、テストで高得点が取れる英語力より、
コミュニケーションに特化した英語力
を上げない限り、英語の講義についていける根拠は作れないので、英語に自信が無い人は以下の勉強方法を試してみると良いかと思います。
海外大学院へ留学に向けた準備
上記で紹介したポイントを基に志望動機書を書き上げていきますが、大学院留学に向けて具体的にどのような準備を進めれば良いでしょうか。
具体的には以下のプロセスで準備を進めていきます。
- 大学院留学準備のプロセス
- 大学院の選定
- 出願書類の作成
- 英語力を証明する公的書類
- 志望動機書
- 推薦状2枚
- GPAが記載された成績証明書
- 履歴書(必要であれば)
- 出願書類の提出
詳細は以下の記事にまとめているのでこちらを合わせてご覧ください。
海外大学院留学準備のスケジュール
上記のプロセスをいつから始めれば良いでしょうか。
以下はイギリス大学院の場合ですが、どの国の大学院も大体9月入学なので下記を参考にしていただければ良いと思います。
- 海外大学院留学準備のスケジュール
- 9月:大学院の選定
- 9月〜11月:出願書類を揃える
- 11月〜12月:出願
- 12月〜1月:合格通知
- 1月〜:ビザや寮の手続き
詳しくは以下の記事にまとめているので、こちらをご覧ください。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
留学経験の有無が合否に影響することや留学経験が無い場合の対処法など解説しました。以下は要約です。
- 留学経験無しが合否に影響する理由
- 第二言語で授業についていける根拠が無い
- 海外の文化を許容できる根拠が無い
- 留学経験が無い場合の対処方法
- 海外でも留学生活が送れることをアピール
- 大学院の授業にも通用する英語力をアピール
留学経験が無くても大学院留学は実現できるので、諦めずに頑張ってくださいね!
以下の記事では海外の大学院に留学する方法や海外の大学院の特徴などまとめているので合わせてご覧くださいね。
それではまた次回!